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AE
AE, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 748
経験:  民事法務専門
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「父親からの財産相続」について、お尋ねします。 父(76歳)は現在、実家に一人ぐらし、母(78歳)は10年前か

解決済みの質問:

「父親からの財産相続」について、お尋ねします。

父(76歳)は現在、実家に一人ぐらし、母(78歳)は10年前から寝たきりで、療養病棟にいます。
子供は兄と私 (弟)2人です。父は長年来、兄と仲が悪く、昨年の喧嘩で、父から絶縁を言われました。
父は兄に死後、「財産分与しない」とは言いますが、法律では相続する権利があると聞きました。

最近、父の具合も良くないので、私と同居しようかという話を始めてます。
私のマンションは2LDKで(私と妻子、3名が住居)狭いので、3LDKのマンションを購入し、
父と同居を考えています。
父は実家を売却し、そのお金をマンションの購入費用に
あてようと思います。これは「生前贈与」となると思いますが、
兄からすれば、いずれ自分が財産分与を受けれるのに、
弟だけに生前贈与をされたら、不服ではないかと想像されます。
この問題を法律的に、どう整理すればよいか、相談したいのですが、
いかがでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  AE 返答済み 4 年 前.

まず、現在の状況でお父様にもしものことがあった場合、相続人は母、兄とあなたの3人であり、お父様が遺言を残していなければ、遺産総額の2分の1を母が、兄とあなたが4分の1を相続する権利(法定相続分)を持ちます。
絶縁を言い渡したとしても、口頭で財産分与しないと言っていても法律上は何の効力も無く、兄の相続権はそのまま残ります。
もし兄に相続させたくないのであれば、「母とあなたに2分の1ずつ」や「あなたに全て」相続させるという遺言書を書いてもらう必要があります。

 

ただし兄には遺言によっても奪うことができない遺留分という権利があり、法定相続分の半分である遺産の8分の1についてはどうしても兄に渡す必要があります。
この遺産の算定にあたっては、相続人が生前に生計の資本として受けた贈与についても遺産とみなして遺産の総額に加算するという規定があり(特別受益といいます)、今回マンションの購入にあたりその資金の贈与を受けることはこの特別受益にあたりますので、兄からそのような主張があれば相続争いになるでしょう。
例えば、遺言で兄の相続分が無いものとされており、なおかつ亡くなったときに遺産が0であっても、生前贈与で800万円もらっていれば遺産額を800万円として計算し、8分の1である100万円を寄越せと兄から主張することができるわけです。
他方、あなたがお父様と同居して生活費その他の費用を負担していたこのにより遺産が多く残っていたような場合はあなたの負担した分を遺産の総額から控除する(寄与分といいます)という規定もあり、具体的に遺産総額がどうなるかというのは現時点で判断するのが極めて難しく、また相続発生時に非常に争いごとになり易い部分です。

 

兄に黙って現金で生前贈与してしまえば後でそれを調べることは極めて困難であるといった事実もあるのですが、なるべく争いにならないように法律的に正しい方法で遺産を分けたいとお考えであれば、新たに購入したマンションは購入費用の拠出割合でお父様と共有にした上で、お父様にマンションの共有持分はあなたに相続させるという公正証書遺言を作成してもらうのが良いでしょう。
預貯金が残りそうであれば併せて遺言で遺留分相当額を兄に相続させるとすれば良いですし、もし残りそうになければ兄から遺留分の請求があった場合には、その分をあなたが現金で支払う用意をしておいてください。

また、お父様のためにあなたが支払ったり立て替えたお金があれば、それもきちんと記録を残し領収書も取っておきましょう。
遺留分の権利を行使するかどうかは兄の自由ですので、生前にお父様の面倒を一人で見ていたことなどを考慮し請求してこない可能性もあります。

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