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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1355
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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私の田と隣接する田を所有する方が、このたびその土地を売ることになり、新しい所有者さんは、そこを地上げして資材置き場と

解決済みの質問:

私の田と隣接する田を所有する方が、このたびその土地を売ることになり、新しい所有者さんは、そこを地上げして資材置き場として利用されます。
①現在、私の田の水の引き込み口にいく畦が、隣地のものなので、地上げして要壁を立てられると通れなくなってしまいます。
②もう一方の畦も草刈の機械を使 用したり、私以外の人も水の管理のために通っている畦なんですが、宅地整備されてしまうと、新所有者さんのものとなってしまいます。
①については、「通ってもらっていい」といわれていますが、私の敷地内に、新たな畦を相手の費用で作ってもらうことはできませんか。
②についても、「通ってもらっていい」といわれていますが、代が変わったりして、通れなくされてしまわないかと心配です。書面で「確認書」的なものを作成した場合、今のご主人が亡くなった時はその契約は無効になってしまいますか。確認書が末代まで有効にするにはどのようにしておけばいいですか。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

>①現在、私の田の水の引き込み口にいく畦が、隣地のものなので、地上げして要壁を立てられると通れなくなってしまいます。
②もう一方の畦も草刈の機械を使 用したり、私以外の人も水の管理のために通っている畦なんですが、宅地整備されてしまうと、新所有者さんのものとなってしまいます。
①については、「通ってもらっていい」といわれていますが、私の敷地内に、新たな畦を相手の費用で作ってもらうことはできませんか。

→ご相談いただきましてありがとうございます。

 

 

 

 物権(所有権等)から生ずる権利として、物権的妨害予防請求権として、妨害のおそれを生ずる原因を除去して妨害を未然に防ぐ措置を講ずることを請求できます。この場合判例は常に相手方の費用で請求できる(行為請求権説)としています。

 

 これに対して、物権的請求権は、一般に回復行為を相手方に受忍させる権利であり、その費用は原則として請求者の負担であるとする説(忍容請求権説)、物権的請求権を一般に肯定した上で、費用は相手方の責に帰すべき事由に基づくか否かによって決する(責任説)もあります。

②についても、「通ってもらっていい」といわれていますが、代が変わったりして、通れなくされてしまわないかと心配です。書面で「確認書」的なものを作成した場合、今のご主人が亡くなった時はその契約は無効になってしまいますか。確認書が末代まで有効にするにはどのようにしておけばいいですか。

 

→地役権を設定すればよいと思います。特定の土地(要役地)の便益のためのに、他人の土地(承役地)を利用する権利です(民280条)。本件では通行地役権だと思います。

 

 地役権の存続期間ですが、1地役権が元来永久のものとして設定されたローマ法以来の沿革、2所有権を制限する程度の低いこと、3その制限する範囲内でも所有者の利用を全然奪うものでないこと、を理由に永久の地役権を認める説が有力です。

 

 これらを盛り込んだ合意書を作成すればよいかと思います。

 

 また地役権は登記すれば、第三者にも対抗できるようになりますから、これも検討されたらよいかと思います。

質問者: 返答済み 4 年 前.


ご回答、ありがとうございます。


書いていただいた文面が難しく、素人の頭ではなかなか理解できずにいます。


 


もう少し噛み砕き、再度ご説明いただけませんでしょうか。


 


また、


 


①について


要するに、1)相手方の負担で畦を作る方法、2)こちらの負担で畦を作る方法、があるということでしょうか。


そうであれば、どちらの負担で、という部分は誰が判断するのですか?


 


②について


地役権を盛り込んだ合意書を作成する、というのは、素人が真似事のような文章にて作成できるものでしょうか?


 


再度、ご返答お待ちしております。

専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

>①について

要するに、1)相手方の負担で畦を作る方法、2)こちらの負担で畦を作る方法、があるということでしょうか。

そうであれば、どちらの負担で、という部分は誰が判断するのですか?

→そのとおりです。最終的には裁判所によります。裁判所は判例主義ですから、判例によります(1 行為請求権説)。

 


>②について

地役権を盛り込んだ合意書を作成する、というのは、素人が真似事のような文章にて作成できるものでしょうか?

→やや難しいかもしれません。

 

 合意書

 

 甲野太郎(以下「甲」という。新所有者)及び乙野次郎(以下「乙」という。質問者様)は以下の事項につき合意する。

 

 第1条 甲は乙の敷地内(*)に甲の費用で畔を作る。

 

 第2条 甲及び乙は甲の所有地の一部(承役地**)に乙の通行地役権を設定する。

 2 甲(承役地利用者)は、乙(地役権者)の行為を忍容し、一定の利用をしない不作為義務を負う。

 3 乙が甲の設けた設備を利用する権利を有する場合には、甲はこの設備をみだりに変更しない義務を負う。

 4 設定行為又は特別契約により、甲が、その費用をもって地役権の行使のために工作物を設け又はその修繕をなす義務を負担したるときは、その義務は、甲の特定承継人もまたこれを負担する。但し、甲は、何時にても地役権に必要なる土地の部分の所有権を地役権者に委棄して、その義務の負担を免れることができる。

 

 

 第3条 地役権は、要役地(乙所有)から分離して、これを譲渡し、又は他の権利の目的とすることはできない。

 

 第4条 地役権の存続期間は定めのないものとする。

 

 第5条  乙は物権的請求権として、妨害除去請求権及び妨害予防請求権を有する。

 

        年  月  日     甲 都道府県市町村番地 甲野太郎  印

                    乙 都道府県市町村番地 乙野次郎  印

 

 本契約締結の証として本書2通を作成し、甲乙それぞれ署名押印の上、各自1通を保有する。

 

 * 土地の表示

 

 土地の所在地

 地番

 地目

 地積

 **

 土地の所在地

 地番

 地目

 地積

 

 

質問者: 返答済み 4 年 前.

ご回答ありがとうございます。


地役権についてですが、どのような手順で権利を行使することになるのでしょうか。相手方に対し、どのようにアプローチするのでしょうか。

専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

 質問者様から新所有者様へ地役権設定の申し入れ・話し合い→合意書を作成する→地役権の登記を行う→畝工事に着手ということになろうかと思います。

 

 アプローチは、「専門家に聞きましたら、こういうときのために隣地の利用調整の一環として地役権というものがあること、物権的請求権というものがあることを知りました。ついては、おたく様との利害を調整して、紛争が起こらないようにするため、事前の取り決めをしておいたほうがよいのではないかと思い、ご相談にあがりました」と申し上げてください。

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