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mezasesakurasaku
mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 271
経験:  平成25年6月末まで弁護士業務(以降退会)
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現在、私の元上司(甲)が背任罪で刑事告発を会社(乙)よりされる動きになっております。 具体的には甲が自分で会社を持

質問者の質問

現在、私の元上司(甲)が背任罪で刑事告発を会社(乙)よりされる動きになっております。
具体的には甲が自分で会社を持ちながら乙に在職中に乙の顧客より仕事を受けておりました。
その中で私は甲に仕事の資料としてプレゼン資料を渡していたのですが、その旨を乙に報告したところ
私も共犯だと言われ、お前も犯罪者だと代表から責められております。
果たしてこれについて私は甲の共犯となりうるのでしょうか?
ご回答いただければ助かります。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.

はじめまして、弁護士をしております。

 

端的に申し上げますと、背任の共犯には基本的にはなりませんね。

 

もしも、ですが、あなたが、その元上司のかたがそのように会社の顧客を横取りして仕事をすることを知っており、それに積極的に関与するつもりで、元上司に頼まれたわけでもないにもかかわらずプレゼン資料を作って渡した、などといった特殊な事情がないと無理でしょうね。

 

共犯というのは、正式には、共同正犯といいまして、

1 一緒に犯罪をしようと思って、

2 実際一緒に犯罪をする、

という状況がなくてはだめなのです。

 

もちろんあなたがご指摘されているように、あなたが利益を受け取っていないというのはあなたと元上司との共同正犯が成立しないとの根拠の一つになります、

なんせ、通常利益ももらわず一緒に犯罪なんてしませんから。

 

 

少しだけ心配なのは、背任罪の幇助が成立しないかということです。

つまり、プレゼン資料を渡したことで、元上司の犯罪行為を助けていることは確かですよね。

すると、行為だけから見ますと、背任罪を助けている幇助という罪が成立するのです。

ただし、この幇助ですが、幇助するつもりがなければ成立しません(いわゆる故意というものがなくては幇助は成立しません)のでご心配なく。

つまり、あなたが元上司の犯罪行為をそのプレゼン資料を渡した時点でしらなければ、犯罪行為を助けようなんていう幇助するつもりは当然みとめられませんので、結局、幇助罪は成立しないということになります。

(なお、知っていたか知らなかったは、基本的にはあなたの内心の問題ですから、あなたが認めない限り、知っていたと言われることはありません、もちろん、あなたが作成したそのような内容のメールがでてくるならば話は別ですが。)

 

 

ところで…

告発されても、元上司は起訴までされる可能性はそれほど高くないかと思います。

実は、背任罪って、すごく難しい犯罪で、非常に起訴がしにくいのですよ。

検察官は背任罪の起訴はしたがりません。

となりますと、背任罪の幇助はますます…ということになりますね。

 

 

以上、回答をざっくりまとめますと、

共犯は成立しない、

幇助も成立しない、

会社(代表)に対しては、

プレゼン資料を渡す際に元上司がしていることをしらなかった、あくまで元上司にいわれて上司の命令にしたがって資料を渡しただけ、

ときちんと主張してくださいね。

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質問者: 返答済み 4 年 前.


ご丁寧なご説明をありがとうございました。


非常にわかりやすく説明をいただきまして少しほっとしております。


 


会社代表としては多大な損害を受けたとして元上司を刑事事件にいくら積んでもやるということを言っておりましたのでなんらかの影響を受けるのではないかと心配しておりました。


本日、会社代表よりお前も犯罪者だと言われ日常より仕事で損害した金額は自分で支払えなどと言われているため少々落ち込んでおりました。


 


大変助かりました。


ありがとうございます。


 

専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 4 年 前.
いえいえとんでもないです。
私の回答がおやくにたってよかったです。

ふだんから、損害払え、というタイプのかたは、正直雇用者としてはだめです。

落ち込みますし、つらいでしょうけど、こころをつよくもってくださいね。

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