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AE, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 748
経験:  民事法務専門
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布川 XXX(53歳)と申します。叔父の遺言書の書き方について相談させてください。私の母方の叔母(85歳)のご主

解決済みの質問:

布川 XXX(53歳)と申します。叔父の遺言書の書き方について相談させてくださ い。 私の母方の叔母(85歳)のご主人(74歳)には子供がおりません。(叔父のほうが9歳若い) 叔父の兄弟は遠方ですが、女、男兄弟が健在です。 祖母への遺留分以外の財産(家や株)を私に譲るといいます。 私の実母はすでに他界しており、兄と姉の三人兄弟でそこそこ仲の良い兄弟です。叔父がなにかあるたびに私が世話をしてきたのは確かですが、祖父の兄弟もご健在なのに私への厚意が後々問題になるように感じるのです。 私は将来一人暮らしになるのでありがたく思っております。しかし素直にその言葉を信じてよいものか不安もあります。 手書きの遺言書に遺留分以外は氏名、生年月日、住所の者に譲ると封印をしたものを用意したらしいのですが、こんな紙切れが有効なのでしょうか?

投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  AE 返答済み 5 年 前.

手書きの遺言書のことを自筆証書遺言といいます。
この自筆証書遺言が有効になるための要件は1.全文を自書すること、2.作成日を記載すること、3.氏名を記載すること、4.押印をすること、の4つです。
この4つさえ満たしていれば用紙等に決まりはなく、極端なことを言えばメモ用紙や広告の裏に書いたようなものでも有効な遺言書になり得ます。

 

したがって、これら4つの要件を満たした遺言書にあなたの氏名、生年月日、住所が記載されこの者に譲ると明確に読み取れる内容が記載してあれば、その遺言書にしたがって叔父の財産をあなたが相続することが可能です。

ただし、「遺留分以外は」という条件をつけると叔父様が亡くなったときに存命の遺留分権利者と遺産分割の話し合いをしなければならないため、あとあとのトラブルになる危険があります。

 

また、自筆証書遺言は亡くなった後に一度家庭裁判所に持って言って検認という手続きが必要になりますし、偽造や紛失の恐れがあり、遺言が本当に叔父様の意思で書かれたものかといったことでご親族間の争いになる危険が高い遺言書です。
叔父様が自らの意思であなたに財産を相続させたいと思っていたことが客観的にも明確な形で残っていればご親族も納得しやすいと思いますが、自筆証書遺言だと証人もおらず偽造もされやすいため、ご懸念されている通り紛争になりやすいのです。

 

ですので、なるべくなら叔父様には公証人という法律の専門家が作成し、証人二人の立会いのもとで作成するする公正証書遺言を書いていただいた方が後々の紛争を防ぐことができますし、公正証書遺言であれば検認の手続きも不要ですので将来亡くなった後の相続手続も楽になります。
公正証書遺言を作成したい場合は、お近くの公証役場に依頼すれば公証人が無料で相談に応じてくれます。

質問者: 返答済み 5 年 前.

早々のお返事ありがとうございます。


 


そもそも遺留分ってなんですか?


 遺留分以外という言葉が入っていなければ面倒なことはないのでしょうか?


 


必ず何割は叔母、兄妹にも財産はいくものですよね。(すみません勉強不足で)


公証人でなくて税理士ではだめですか?


 


細かいことですみません。

専門家:  AE 返答済み 5 年 前.
遺留分の説明は後でまとめて行いますので、先にご質問にお答えしますね。

遺言書の文言については、例えば「全財産をあなたに継がせる」という内容であれば、「遺留分以外」というものよりも面倒は少ないです。
ただし、それでも遺留分の問題は出てきてしまいますので、できれば遺留分を侵害しないような内容の遺言書を作成するのが一番トラブルになりにくいですね。

遺言書の作成を税理士にお願いしても構いませんが、公正証書遺言を作成できるのは公証人だけですので、結局は税理士から公証人に依頼することになります。


では、遺留分の説明のために、まずは叔父様が亡くなったときにどなたが相続人になるか、ということから簡単にご説明しますね。

相続人となることができる者(法定相続人といいます)は法律で決まっており、まず配偶者は必ず相続人となり、配偶者に加えて次の順番で他の親族も相続人になります。
第一順位 子(子が亡くなっている場合は孫、孫も亡くなっている場合はひ孫…)
第二順位 両親(両親が亡くなっている場合は祖父母)
第三順位 兄弟姉妹(兄弟姉妹が亡くなっている場合はその子である姪・甥)

つまり、第一順位である子のいない夫婦の夫が亡くなった場合、妻と第二順位の夫の両親が相続人となり、夫の両親が他界していれば第三順位の兄弟姉妹が相続人となるわけです。

なお、ここで言う兄弟姉妹には配偶者の兄弟姉妹は含まれませんので、叔父様にとって配偶者の姪にあたるあなたは法律の規定による場合は相続人になれないのです。
しかし、遺言を残すことで法律の規定によらずに遺産を分配することも可能であり、叔父様が遺言を残せば相続人ではないあなたにも遺産を渡すことができるわけですね。

ところが、遺言があれば法定相続人から一切の相続権を奪ってしまえる、例えば赤の他人に全財産を渡すという遺言がある場合などにも無条件に遺言が有効とするのも問題がありますので、法定相続人に最低限確保された遺産を相続する権利、遺言によっても奪えない権利が保証されており、この権利を遺留分といいます。
遺留分の権利があるのは、配偶者と先の第一順位・第二順位の相続人であり、第三順位である兄弟姉妹(+姪甥)には遺留分はありません。

例えば、叔父様の相続人が配偶者である叔母様と叔父様の兄弟の場合に遺産を全てあなたに継がせるという遺言があったとすると、叔母様の遺留分が遺産の8分の3(この数字は相続関係により変わります)ですので、あなたが相続できるのは8分の5が限度ということになります。兄弟には前述のとおり遺留分の権利はないので、相続できないことになります。
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