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gyoenlegal, 司法書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 485
経験:  中央大学法学部卒業渉外法律事務所・司法書士事務所を経て新宿にて司法書士事務所を開業
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お世話になります。相談の内容ですが、隣の家の空き地の地下に通してある、水道管のことです。今から約35年前に、父が隣の

解決済みの質問:

お世話になります。相談の内容ですが、隣の家の空き地の地下に通してある、水道管の ことです。今から約35年前に、父が隣の家の今は亡くなった先代に永久使用と言う事で、お金を払って、当時畑だった地下に水道管を通しました。今年になって、隣の娘(精神疾患があります)と嫁が言い合いになり、謝らないと裁判所に訴えるぞと言い出しました。間違ったことはしていないので無視していましたが、その後から嫌がらせ続きました。そして謝罪しないからといって、空き地の下に通っている水道管を切ってくれと言い出し、畑につながる空き地も通らないようにと言ってきました。道は迂回していけばいいのですが、水道管を切ってしまうと、畑の作物(皐月)が枯れてしまいます。地下に通っている水道管でも切って返さなければならないのでしょうか?
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  gyoenlegal 返答済み 4 年 前.
当方は司法書士です。
お力になれましたら幸いです。

「地下に通っている水道管でも切って返さなければならないのでしょうか?」と言うご質問に回答するにあたって教えてください。
お使いになられている水道管は、隣の空き地の地下にある水道管に接続するほかに給水を受ける方法はないということでよろしいでしょうか?
またご質問者様は今現在お住まいになられている宅地の所有者と言うことでよろしいでしょうか?

お手数ですがご返信宜しくお願いいたします。
質問者: 返答済み 4 年 前.

 お世話になります。質問した水道管ですが、自宅の庭の地下より市道をはさんで、隣の家の所有する空き地の地下を通り、約150m離れた畑まで通っています。そのうち約50mくらいが隣の家の空き地となっています。隣の家は自宅の右側にあり、水道管は自宅より左側に出ています。深さは、約1mほどです。ほかに給水を受ける手立てはなく、畑に井戸を掘るくらいしか方法はありません。


 現在住んでいる自宅は、私の所有ですが、宅地と畑は父の所有です。


 ちなみに、嫌がらせの件ですが、昨年まで、 地区の育成会会長をしてをり、本年度は、PTA副会長と市の子供連絡協議会理事(会計)をしているため、各父兄とも仲良くしていましたが、娘の被害妄想から、各家庭の母親を呼び出して、「私の妻と一緒に悪口を言っただろう、謝罪しないと裁判所に訴えるぞ」、「嫁さんのくせにふざけてるんじゃない」、「私の妻と口をきいたら訴える」、「うちと付き合うんじゃない」等、訳のわからないことを言ったとのことで、みんなどん引きして、悪口は言っていないけど付き合いたくないので、謝ったそうです。妻は、無視していたため、こういう方法に出てきたのだと思います。


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

専門家:  gyoenlegal 返答済み 4 年 前.
ご返信ありがとうございます。
一方的な嫌がらせを受けていることについて、ご心痛お察しいたします。

頂きました情報を前提に、「地下に通っている水道管でも切って返さなければならないのでしょうか?」のご質問に回答させていただきます。

まず結論から申し上げると、切って返す必要は一切ございません。相手から請求を受けたとしても、本件では水道管を除 去しなくても結構です。
 
理由を申し上げます。
そもそも下水道についての隣地の下水管への接続権については民法220条-221条から導き出すことができますが、上水道の接続権については民法上直接権利をうたっている規定がありません。

しかし、最高裁判所平成14年10月15日判決において
「現代の社会生活において,いわゆるライフラインである水道により給水を受けることは,衛生的で快適な居住環境を確保する上で不可欠な利益に属するものであり,また,下水の適切な排出が求められる現代社会においては,適切な排水設備がある場合には,相隣関係にある土地の高低差あるいは排水設備の所有者が相隣地の所有者であるか否かにかかわらず,これを使用することが合理的である。したがって,宅地の所有者が,他の土地を経由しなければ,水道事業者の敷設した配水管から当該宅地に給水を受け,その下水を公流又は下水道等まで排出することができない場合において,他人の設置した給排水設備をその給排水のため使用することが他の方法に比べて合理的であるときは,宅地所有者に当該給排水設備の使用を認めるのが相当であり,二重の費用の支出を避けることができ有益である。そして,その使用により当該給排水設備に予定される効用を著しく害するなどの特段の事情のない限り,当該給排水設備の所有者には特に不利益がないし,宅地の所有者に対し別途設備の設置及び保存の費用の分担を求めることができる(民法221条2項)とすれば,当該給排水設備の所有者にも便宜であるといえる。」と判示しています。

この最高裁判例は,
①宅地の所有者であること
②他の土地を経由しなければ,水道事業者の敷設した配水管から当該宅地に給水を受け,その下水を公流,下水道まで排出することができない状況にあること
③他人の設置した給排水設備を使用することが他の方法に比べて合理的であること
④使用により当該給排水設備に予定される効用を著しく害するなどの特段の事情が無いことを要件にして、隣地の既存の設備の使用権限を認めています。

本件は宅地ではなく畑ですが、その設備を使わないと、畑が使えないという状況にありますので、この最高裁判決の射程の範囲と言えます。
隣地所有者に著しい不利益が生じるおそれがなければ、今後もその利用は認められると考えられてよいです(従前から使われてきたとのことで今さら不利益は発生しないでしょう)。

以上のことから、使用権限は認められると考えられますので、相手の主張に応じる必要はございません。

その他わからないことがございましたら、お気軽にご返信ください。
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