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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1377
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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生前に借りていた田んぼの土地改良費を地主さんが払うべき物ですが、請求が父の所へ来ていたので、20数年間支払いました。

質問者の質問

生前に借りていた田んぼの土地改良費を地主さんが払うべき物ですが、請求が父の所へ来ていたので、20数年間支払いました。私が気がついてこれは、地主さんが払うべきで、父は土地を借りているため、小作費を地主さんに払っていました。私と父とで地主さんの家に いって、土地改良費をいただけないでしょうかと申し出たところ、地主さんは払えないと言いました。地主さんともめてもしょうがないと思ったので、田んぼを作るのに10年間無料でつくってもかまわないと約束をかわしました。父が他界するまでの5年間は、私が変わって田んぼを作っていました。機械が壊れたので、近所の人に作ってもらおうと考えています。あと残り5年間の土地を借用する権利がありますが、地主さんにも5年間の権利が残っていますので、小作費は払わなくていいですと申しました。しかし父が他界したため、契約は無効だと言われました。お金の支払いを求めたいのですが、死んだら関係ない、とこんな様子です。地主だからといって、この対応はひどすぎるのではないかと思います。そこで私は裁判を考えていますが、果たして弁護士を立てて勝てるでしょうか。何か助言を頂けたら幸いです。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

 永小作料支払義務は、永小作権の要素であり、永小作人は、常に永小作料の支払義務を負います。土地所有権と永小料請求権、永小作権と永小作料支払義務との関係は、それぞれ結合して一個の法律的地位を構成します。

 

 また将来の永小作料を免除することは可能ですが、登記の方法はありません(舟橋・物権法415頁、我妻講義・物権【466】)。

 

 そこで、永小作権免除の契約が永小作人の死亡により無効となるのかが問題ですが、これは永小作権が譲渡・相続の対象となるのかどうかで決まります。

 

 そして、永小作権が譲渡・相続の対象となることは問題ないことからして、永小作権免除特約は、永小作人の相続人に承継されると解されます(少なくとも残り5年間は無条件に免除を主張できる)。

 

 

 このことは、永小作料の増額請求につき、地上権についての地主の一方的行為による地代値上げの慣習を永小作権にも認めるにあたり(大判明31.7.6)、「小作料の増額を求むるには、地主に於いて公課の負担増加するか、又はその他の顕著なる理由なかるべらかず」とされることからも、首肯できます。

 

 どうするかですが、永小作料を支払わない、ということで押し通すことでよいのではないでしょうか。こちらから先手を打って、免除特約の有効性を認めてもらう必要はありません。地主が永小作料がどうしてもほしいならば、永小作料の請求を裁判上するしかありません。

 

 もし5年間の免除を地主が認めない場合は、本来所有権者たる地主が負担すべき土地改良費につき、永小作人が支払った分の償還請求をするぞ、といえば、折れてくるでしょう。

 

 ご不明の箇所があればまたお尋ねください。

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