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mezasesakurasaku
mezasesakurasaku, 平成25年6月末弁護士登録抹消確定
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 271
経験:  平成25年6月末まで弁護士業務(以降退会)
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昨日薬物で自首した友人がいます。 仕事関係の人物でもあり、今後どんなな経緯をたどり、保釈されるかを教えてください。

質問者の質問

昨日薬物で自首した友人がいます。
仕事関係の人物でもあり、今後どんなな経緯をたどり、保釈されるかを教えてください。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  mezasesakurasaku 返答済み 5 年 前.

はじめまして、大阪で弁護士をしている者です。

 

薬物で自首した場合、ご説明しますね。

 

まず、薬物使用で自首した場合、警察にて尿検査をされているはずです。

覚せい剤等ですと、5日以内程度でなければ、尿検査をしても、反応がでません。

反応がでなけれれば、自首しても、おそらくそのまま家に帰されると思われます。よほど、その警察署が逮捕の実績を残したいのでないかぎりです。

なぜならば、たとえ、本人が自白しても、自白のみでは有罪にはできず、警察としては、そのような裁判でおよそ勝てる見込みのない場合に、捜査資源をさきたくはないからです。そこを捜査するのであれば、おそらく他のたまっている事件を解決しようとするでしょう。

 

では、5日以内で、尿検査で反応が出た場合ですが、

本人の自白あり、かつその自白を裏付ける証拠があるわけですから、警察官によって逮捕され、検察庁に事件が送致されます(事件送致というのは、簡単に言うと、警察の捜査記録が検察庁の検察官のところに送られることを言います)。

そして、2日後には、検察官から勾留請求がなされ、その後約2週間は勾留されるはず(場合によっては勾留延長というものがありますが、自首して尿検査で証拠が出ている場合、普通は延長はありません。)です。

なお、勾留というのは、逮捕と同じような身柄の拘束であると思って頂いてかまいません。

 

そして、勾留の最終日に、検察官が、起訴するかしないか決定します。

 

起訴されなければ、もうその方は、解放されます。

厳密には違うのですが、保釈されたと思って下さい。

この場合、起訴されないというのは、不起訴処分とよばれるものですから、警察では、逮捕歴が残りますが、前科は残りません。

 

もっとも、不起訴処分というのは、検察官の裁量によってなされるものですから、今回の場合に、不起訴処分がありえないとは言いませんが、薬物の場合には、どうしても裏のそういう組織を取り締まるという目的のため、起訴されるはずです。

 

いったん起訴されれば、その人は、起訴後勾留という法的処分として、身柄が拘束されます。

そして、裁判を待つということになりますが、起訴後勾留の場合に、弁護人が保釈を請求し、その保釈請求が認められば(自首ですし、すでに証拠がありますので、よほどのことがない限り保釈請求は認められます)、保釈保証金を払って、保釈されるということになります。

保釈保証金は、裁判所によって違うのですが、最低100万円は考えておかなければなりません。

この保証金が払えなければ、いくら保釈が認められても、現実に保釈されることはありません。

 

なお、起訴された場合の見通しですが、前科があれば、実刑、前科がなければ、執行猶予つき有罪判決となります。

 

ところで、薬物の使用ではなく、薬物の譲渡で自首した場合には、当然尿検査で証拠はでませんが、譲渡の場合、薬物をこの世にひろめてしまっているという意味でより重い犯罪ですので、自首した場合には、捜査官がすぐに捜査をし、逮捕・勾留・裁判という流れになるはずです。

譲渡の場合には、いくら自首していても、保釈保証金は、自己使用よりも高くなるはずです。

 

ところで、逮捕勾留中は、ご家族でも接見禁止といって、会えなくなることがあり、接見禁止となっている場合には、ご家族でない方は、会えないと思います。

 

いかがでしょうか、刑事裁判の手続きは少しややこしいのですが、わかりましたでしょうか。

ご不明な点ございましたら、ご遠慮なくご質問ください。

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