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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1355
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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こんにちは。滋賀県で旅館を経営する山本享平と申します。個人的な相談ではないので、費用がかかるようであれば、その旨お知

解決済みの質問:

こんにちは。滋賀県で旅館を経営する山本享平と申します。個人的な相談ではないので、費用がかかるようであれば、その旨お知らせいただければ地元の弁護士さんに相談に伺いたいと思います。ちなみに、長文です。すみません。

 さて、先日宿泊されたお客様のことです。
現在の先方の要求は詫び状と菓子折り。怖いのは、経緯が経緯だけに、その詫び状でわらなる請求が起こされないかということです。

 クレームの原因はこうです。朝食時間に8時と8時半がある当館では、前夜に時間を伺います。今回の場合は8時ということで伺いました。翌朝、8時20分ごろになっても会場にお越しにならないのでお部屋に電話すると「今行きます」との回答。お待ちしていると会場にお越しになり、その後、朝食担当の係の対応が悪いとクレームとなりました。特に奥様がご立腹で食事をせずに先に部屋へ。ご主人は一人食事を済ませお部屋に。その後女性がフロントに来られ、立腹の原因は熱いものを召しあがっていただくために遅れてもらっては困る的なニュアンスで説教された、またそれが他のお客様の面前だったため恥をかかされた。これは名誉棄損に当たるとの説明がありました。ご不快の念に対して謝罪後お部屋にもどられたのですが、再度呼び出しがかかり、このままでは収まらないし、旅館も痛い思いをしてもらう必要があるとのことで、半額にとの申し出がありました。当方は、「ご朝食に関してはお取りになれなかったこともあるので返金しますが、宿泊料は関係ない部分であり、そ れ以上の要求であれば弁護士さんと相談後に対応させていただく旨。それでも納得いかない場合はその先も視野に入れるしかない旨」をお伝えしました。その後、朝食代抜きでチェックアウトされましたが、弁護士との連絡後に回答が欲しいとの言葉がありました。

 私は当日いなかったため、本日スタッフに事情聴取の後、弁護士さんに相談したことにして、先方に電話で「現状の対応で問題ないとの認識」をお伝えしました。すると、奥さまは本当に相談したなら弁護士さんから連絡があるはずで勉強不足も甚だしい、問題の根本を分かっていない。弁護士を立てて争う。名誉棄損で慰謝料を請求するとのお話があり、先方の仕事でしばらく中断の後、ご主人から電話が入り、非を認めて謝罪すること、詫び状と菓子を送れば一件落着することを伝えられました。謝る事はやぶさかではないのですが、朝食で接した本人にとっては悲しいことで、本人も当惑しているばかりか、名誉棄損に当たるとの指摘、その上、名誉棄損の慰謝料は1億でも請求できるんだという先方の言葉に、詫び状を書いた後、それが証拠だと言われて名誉棄損の裁判を起こされたらと思うと、この先の対応がどうしたらいいのか困惑してしまい。

 今までは話せば、最後はお互いに納得して終われることが多かっただけに、精神的苦痛という言葉を正面に出され要求された時の対応でどうしたらいいのか全く見当もつかずにここに相談した次第です。回答頂けると幸いです。

 長文、失礼しました。宜しくお願い致します。


 連絡先:山本享平(旅館紅鮎) 滋賀県長浜市湖北町尾上312
     電話:0XXX-XX-XXXX メール:XXXXX@XXXXXX.XXX
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

>立腹の原因は熱いものを召しあがっていただくために遅れてもらっては困る的なニュアンスで説教された、またそれが他のお客様の面前だったため恥をかかされた。これは名誉棄損に当たるとの説明がありました。

 

→名誉毀損罪(刑230条 構成要件:「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無を問わず」)の成立には、①公然とは、不特定又は多数人の認識しうる状態と解されるところ(通説)、不特定とは相手方が特殊の関係によって限局されたものでないことを要するが(大判大12.6.4)、本件では「他のお客様の面前」とあるだけであるから、公然性の要件を満たしません。

 

 ②また事実を摘示するとは、愚弟的に人の社会的評価を低下させるに足りる事実を告げることをいい、単なる意見や判断では足らず、真実の証明が許されている趣旨からみても、それに適すするような具体的事実でなければならないとされているところ、本件では、具体的に当該お客様の社会的評価を低下させる事実の摘示は行われていないこと、からして、この要件もみなしません。

 

 このように本件での質問者様の行為は名誉毀損罪の構成要件に該当しませんので、当該お客様のご指摘はいわれなきいいがかりといってよいでしょう。

 

あまりに度が過ぎた要求は、威力業務妨害罪(刑234条)、(刑事ですが)告訴する気もないのに告訴するぞ告訴するぞと脅かす場合は脅迫罪(刑222条)に該当します。

 

 >詫び状を書いた後、それが証拠だと言われて名誉棄損の裁判を起こされたらと思うと

 

→侘び状は別に証拠資料として証拠価値が絶対とはいえませんし(強迫・錯誤によって書かれた可能性もあることから)、名誉毀損罪が成立しない以上、これを前提とした不法行為訴訟(民事)も成立しにくいと思います。ほとんど問題にするに足りません。戯言です。

 

 >ご主人から電話が入り、非を認めて謝罪すること、詫び状と菓子を送れば一件落着することを伝えられました。

 

 →あるいは気持ち宿泊料を割り引いて、今回の勉強料とすることです。質問者様の対応に全く問題がなかったとは思えませんので。

 

 >そ れ以上の要求であれば弁護士さんと相談後に対応させていただく旨。それでも納得いかない場合はその先も視野に入れるしかない旨

 

 →これはまずかったと思います。いわずもがな、のことであり、やたらベンゴシ、ベンゴシと職名を騙って相手をへっこませようとして、却って相手の態度が硬化することや、専門家による一方当事者の言い分のみを聞いて書いたいかにも不用意な内容証明・準備書面で怒りの導火線に火がついてしまうことがあります。

 

 まとめ:謝罪、侘び状、値引きでケリをつけられることです。

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