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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1353
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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以下の事が家事調停に妥当な案件かどうかが知りたいです。  22年前、2番目の姉家族3人(義兄、甥)が突然帰郷

解決済みの質問:

以下の事が家事調停に妥当な案件かどうかが知りたいです。

 22年前、2番目の姉家族3人(義兄、甥)が突然帰郷してきました。ちなみに姉は、大学卒業後、父母の反対を押し切り秋田県にある「劇団わらび座」という団体に10年近く籍を置きました。父は手紙を送り続けましたが、姉が帰省することはなく、そこで知り合った男性と結婚し、子どもが生まれたのを契機として3人で帰ってきたという経緯です。 その間の生活がどのようなものであったのかは私たちは全く知りませんが、ほぼ無一文の状態で帰ってきたことを記憶しています。思うに、今回のような問題も、そのような団体で過ごした故の感覚(生活面・金銭面)もあるのかもしれません。
 その後、半年間くらい借家暮らしをしていましたが、貯蓄もなく生活が厳しいとのことで実家での同居を求めてきました。当時、長男の私は大学生で上京中であり、実家には年金暮らしの父母と祖母の3人が暮らしていました。年金に多少ゆとりがあったこともあり、少々なし崩し的に6人の同居が始まりました。
 姉は運良く臨時教員の職(以降約20年間継続)を得ましたが、義兄は「建築士を目指したい」ということで父母はその支援を行いました。しかし、義兄の夢は叶うことなく、詳細は知りませんが、義兄は機能障害的な申請が通り、いくらかの収入を得ながら姉家族は実家に留まり続けました。同居当初はともかく父母の悩みは「義兄が働かないこと、姉の子育ての在り方、生活費を出さないこと」でした。
 私自身は、そのまま東京で就職したため、長男の役目?を果たせない負い目もあり、細かいことには口出ししませんでしたが、「社会人のケジメとして姉家族から月額5万円程度は貰っておくよう」再三提案していましたが、父母も自立できない姉家族を不憫?に思ったのか金銭的な請求はせず、姉夫婦の車の購入費などの援助は相変わらず行っていたようです。
 同居11年後祖母が他界し、翌年には父も亡くなりました。父が亡くなった際、長姉は相続放棄しましたが、同居中の姉夫婦は権利を主張し、都合700万円ほど分与しました。 その後、姉夫婦は中古物件を購入し、義兄と甥は新居に、姉は実家に留まるという不可解な生活が始まりました。
 ほどなく母の快適な生活の為という姉の提案で実家のリフォームを行い、その資金400万は母と長姉と私が出しました。(問題の姉も多少は出してくれたようです)ただ、リフォーム後のメ ンテナンスや諸管理といったこと(掃除等も含めて)については、姉は何も行ってくれてはいませんでした。
 その後、姉は同郷で東京で公務員をしている独身男性と知り合い、義兄とは離婚に至りました。母は、姉の1日も早い東京での新生活(自立)を願いましたが、先方の都合もあり、結局、父死後10年間母姉2人の同居生活は続きました。姉は運よく月額20万程度の仕事は続けていましたが、生活費については、相変わらず母が全額出す傍ら、母曰く「姉は年に何度も東京(恋人)を行き来し、京都への小旅行を繰り返している。週末もほとんどいない」という状態で、5年ほど前には200万以上の英国新車も購入しました。
 その間に甥は、浪人生活(確か2年間)・大学生活を送ったわけですが、その資金がどこから出たのかも定かではなく、姉や義兄の経済力を考えると不思議でなりません。また、義兄や甥は、離婚後の姉の交友については一切知らされていないはずです。そう思うと離婚した(された?)義兄や未だ将来が定まっていない甥も不憫といえば不憫です。
 そして、先方男性の都合(おそらく、姉がかつて所属した「劇団わらび座」がネックになっていたのだと思います。上司から退職までストップがかかっていたとの話を聞いています。)がついたということで、昨年夏頃から、晴れて?実家を離れ、現在は東京・青梅での新生活を満喫しているようです。
 昨年末、私が家族を連れて帰省した際、母が孫達(私の子ども達)を温泉に連れて行きたいということで、母と長姉と私の家族の6人で出かけました。お金は母が出すということでしたが、少し気がかりだったので母の通帳を見て愕然としました。姉が実家を離れる際に母に作ってくれたという定額預金が1万円、年金が入る通帳の残高が25万円程度でした。
 80歳を超え初期の認知症が疑われる母ですが、従来質素な生活を旨とする母が、父死後10年間で約2400万(リフォームやお墓の整備等もありましたが、その度に長姉と私の方で支援していたので多額の年金をそこに遣った経緯はありません)近い年金を生活費として母1人で遣い切ることは考えられず、通帳に見られる出金の仕方にも不可解な点があまりにも多いので、通帳の調査も行いました。特に出金場所等には問題は見つかりませんでしたが、年間50回以上の郵便局通いは不可思議で、母にその点を問いただしても「わからない」との返答です。
 一人暮らしとなった母には、月額19万ほどの年金が支給されるので、今後の生活はともかく、実家に預貯金がないというのは、不慮の事や家の維持管理を考えると不安であり、長姉と苦慮の末、2番目の姉には、母の手紙を添えて過去20年間月額5万の生活費総額1200万円の請求をしました。蓄財はあるという姉ですが、「実家で父母と生活は共にしたけれど、自分も有職者であったから父母に生活面での金銭的な支援などは一切受けていない。自分達は自立していたのだから、なくなったお金については全て母の問題。実家の維持管理も長男の責任」といって取り合ってもらえません。「長男の責任」は確かにありますが、郷里を離れ、自分の家族4人を養う身である自分にとって、普通に考えれば(姉達家族の同居などがなければ)、あるべきはずのものがない状態での責任と言われても非常に不愉快です。
 現状では、全額どころか全く支払って(援助?過去への感謝?)くれるとは思えません。何の証拠もないこの事態で、過日には行政書士にお願いして意見書・請求書を姉に送りましたが、相手にされず、「裁判所を通せ」との返事なので、「家庭裁判所・家事調停」を考えているところです。先述の行政書士からも「法的には難しい案件」と言われていますが、「家事調停」で何らかの前進は見込めるでしょうか。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

>父死後10年間で約2400万(リフォームやお墓の整備等もありましたが、その度に長姉と私の方で支援していたので多額の年金をそこに遣った経緯はありません)近い年金を生活費として母1人で遣い切ることは考えられず、通帳に見られる出金の仕方にも不可解な点があまりにも多いので、通帳の調査も行いました。特に出金場所等には問題は見つかりませんでしたが、年間50回以上の郵便局通いは不可思議で、

 

→家事調停には不向きです。一般の刑事・民事事件として処理するのが相当です。刑事的には、自己の占有する他人の物の横領で横領罪(刑252条)、又は他人の占有する財物の窃取=窃盗罪(刑235条)に該当する可能性があります。預金通帳の管理の形態にもよりけりです。

 

 民事的には返還請求をなさるとよいと思いますが、その法律上の根拠は不当利得(民703条「法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受け、そのために他人に損失を及ぼした者(以下この章において「受益者」という。)は、その利益の存する限度において、これを返還する義務を負う。」)であると思います。

 

利得の返還請求の要件事実:

 

①原告の損失

 

②被告の利得

 

③①と②の因果関係

 

④②が法律上の原因に基づかないこと

 

です。

 

 本件は、損失者の意思に基づかない利得で、利得が利得者の事実上の行為に基づく場合です。

 

 利得者が他人の物を消費した場合、他人の物を侵奪した場合です。利得者の利得は、他人の財産に介入することによって侵奪されたものですから、侵奪者にこれをなすことが正当とされる権利がない限り、利得は当然に不法性を帯びます。

 

 証拠関係(①及び②)がどれだけ収集できるかにかかってくると思います。理論的には不当利得返還請求でいくしかないと思います。

 

質問者: 返答済み 4 年 前.
質問させてください。

姉への意見書・ 請求書を作成・配布(準備期間3ヶ月、費用8万)して頂いた行政書士の先生からは、示談に応じてもらえない以上、法律上の解決は望めないので家事調停しかないと言われました。そこで

①家事調停には何故むかないのでしょう?

②管理形態は実姉ということで、特に約束事等は設けていませんでした。
 これは、自分自身最も後悔していることです。

③不当利得という民事訴訟を起こした場合の手続きや費用はどのくらいかかるのでしょう か。また、返還してもらえる可能性はどのくらいあるのでしょうか。実家の金銭的危機 であり、悔しい思いもありますが、訴訟相手が実姉である以上、中途半端な結末だけは
 避けたいですから。
 



専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

>①家事調停には何故むかないのでしょう?

 →家事審判事項は、家事審判法第9条甲類、乙類というように、受け付ける事件の種類が財産法ではなく、身分法(家族法)の領域に限られています。家事調停も同じです。たとえば、成年後見、不在者、親子、相続、遺言、戸籍、夫婦・内縁、などです。書式は定型化されています。

 

 本件は、財産の横領ですから、不当利得法理(正当な理由なくして財産的利得をなし、これによって他人に損害を及ぼした者に対して、利得の返還を命ずる制度)の適用によるのがよいと思います。

 

 >②管理形態は実姉ということで、特に約束事等は設けていませんでした。
 これは、自分自身最も後悔していることです。

 

 →自分の過失を認める必要はありません。実姉が勝手にやったという主張で十分です。
>③不当利得という民事訴訟を起こした場合の手続きや費用はどのくらいかかるのでしょう か。また、返還してもらえる可能性はどのくらいあるのでしょうか。

 

 →本人訴訟では難しい場合(これは難度は高いと思います)、代書のみしてもらう方法もあります。本格的に弁護士を雇う場合は、

 

事件の経済的利益1200万円の場合、着手金5%、報酬金10%が相場です。

 

 訴訟でとれた額ー5%-10%が質問者様の利益です。

質問者: 返答済み 4 年 前.
再度、質問させてください。

①先述の行政書士の先生からは、「親族間である以上、法律上の解決は難しい」と言われ ましたが、解決可能な案件なのでしょうか。先述の通り、「準備期間3ヶ月、費用8万 円、示談成功報酬10%」の 契約で臨んだ後の行政書士判断が「家事調停しかない」だ ったので、そんなものかなと考えたのですが・・・。

②姉が横領したという事実は通帳上等では確認できず、あくまでも母の生活状況、つま
 り、母自身の派手な生活の痕跡が皆無なこと、逆に姉の生活が不可解なことという状況 証拠だけで、民事訴訟に持っていけるのでしょうか?

③姉への請求額1200万円は、妥当な額なのでしょうか。一般金銭感覚的には、どんな 借家でも3人家族で生活するとなれば、どんな田舎であってもそれくらいの家賃額は法 外ではないと思っています。また、あくまでも母の言い分(記憶)ですが、20数年  間、姉から生活費等は一切受け取っていないということで、割り出した額でもあります が、姉曰く「実家の世話になって何が悪い?」も、悔しいけれど一理ありかと思ってい ます。

④既に、姉弟といった縁は感情的には切れていますが、仮に徹底的に「払う気(実家を金 銭的に支援する気)なしといった姿勢を崩さなかった場合、今回の件の解決を見る期間 はどのくらいなのでしょう。母が既に80歳を超えているので、そのあたりもひっかか ってくるところです。
専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

 ①「法律は家庭に入らず」というのは刑法の親族相盗例(刑244条)の規定のことで、親族間の窃盗(刑235条)、不動産侵奪(刑235条の2)は刑が免除されることです。民事でこのようなことはありません。家事調停は事件が相続・婚姻・養子縁組等を基点とする身分関係の得喪に関することで、本件のような親族間ではあるが身分関係の得喪を基点としない純然たる財産関係のもめごとには不適です。不当利得返還は難しい部類に属するので弁護士を依頼したほうがよいでしょう。

 

 ②通帳の出金記録を基点として証拠収集してください。弁護士に頼む場合も証拠収集まではしてくれません。

 

 ③1月40000円づつネコババしていても、それくらいにはなります。

 

 ④1年あれば、どのくらいかかるかわかると思います。だらだらするのはいけないので1年を目安にしてください。途中で和解の試みが入るので、妥結額が妥当と思えば、その金額で折れて納得するのも賢い方法です。

質問者: 返答済み 4 年 前.
最後の質問をさせてください。

①今回の案件は、家事調停や行政書士からの示談請求等ではなく、弁護士を雇うのが妥当 もしくは、それ以外解決の方 法はないということですね。

②現在、姉は東京・青梅、私は東京・伊豆大島、母は四国・徳島です。弁護士を雇う場合 は、どういう経路で、どの場所のどのような弁護士に依頼すればよいのでしょう。以  前、この件で、何人かの弁護士のHPに連絡を試みましたが、全て「当方では受けられな い案件です」と全く相手にされなかったからです。

③最後に、今回のこのような案件で、母や私や長姉が望むような金銭的決着は得られるの でしょうか。この半年間、たくさんの法律関係者から異口同音に「難しい案件」と言わ れ続けているので・・・。「泣き寝入りだけはしたくない。」という私のモチベーショ ンにもやっぱり裏付けがほしいところです。


よい方法・出口を教えて頂ければ幸いです。
専門家:  kionawaka 返答済み 4 年 前.

 ①示談に応ずれば、家族内のことでもあるし、一番よいのでしょうが、応じない場合は、訴訟しかありません。

 

 ②被告と管轄の合意ができればそこでするのがよいこと、できない場合は被告の裁判籍、義務履行地の裁判籍、いずれでもよいでしょう。これは相談のときに弁護士が提案すると思います。弁護士の日当は着手金とは別に発生します。まめに動いてくれる人がよいでしょう。少なくとも10件は照会したほうがよいでしょう。

 

 引き受けてくれるかどうかも重要ですが、有料相談で、訴訟の戦い方、訴状の書き方を聞いて、自分でやるのも一方法です。そういう弁護士の利用の仕方もあります。事実関係の証拠集めと、あとは主張と理由だけです、重要なのは。

 

 ③証拠が蒐集できることが重要ですが、本件ではその点が?なこと、不当利得は法律的構成が難しいこと、からして二の足を踏むのでしょうが、勝敗は二の次でお願いすれば、引き受けてくれると思います。

 

 

kionawaka, 行政書士
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