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てんかん診療に従事する小児科医です。昨今、てんかんのある人の運転免許の問題が議論されています。てんかん患者さまの運転

解決済みの質問:

てんかん診療に従事する小児科医です。昨今、てんかんのある人の運転免許の問題が 議論されています。てんかん患者さまの運転免許に関しましては、2002年の新道路交通法でてんかん発作が2年以上ないことなどを免許申請、更新の条件にすることが盛り込まれています。一方、免許更新の際に患者自身がてんかんの持病を持つことを申告しなくても、個人情報保護からでしょうか?、特に刑罰には該当しないようです。
さて、私の外来に来院されている患者さまで、医院の近くまで運転して来院し、診察室では、運転はしていないと話されている成人の方がおります。私の立場としては、発作の事があるので運転を控える様に説明しています。患者さまも「わかりました」と言い、医院を出てから別の駐車場に止めてある車を運転して帰られます。
運転の危険性を認識する医師の立場からすると、この様な患者さまを警察(公安)に通報するべきなのでしょうか?それとも黙っているべきなのでしょうか?公安に通報し、患者さまから訴訟(免許がなくなり職がなくなるとか様々な社会的な現実的な問題が患者さまにも発生します。)を起こされることもあると考えられます。

このような医療現場の問題は、例えば覚せい剤の患者さまを診察した際にも、問題になります。麻薬の場合は、麻薬取締法に準じて警察に届け出ることになるのでしょうが、覚せい剤の場合は申告義務がなく、申告することで患者から訴訟が出た場合どうなるのかと思っています。

学校での感染症予防のため、結核の疑いのある児に通学を禁じても(結核予防法)学校に行っている例や、インフルエンザのため出席停止を命じても学校に行く(学校保健法?:文部省?)例なども通報するべきなのでしょうか?

いつも現場の問題で悩んでおります。
基本的な考え方や事例、判例などありましたらご教授の程、お願いします。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

はじめまして。質問を投稿頂きまして有難うございます。早速ですが、下記の通り回答させて頂きます。

 

医師や法律家は刑法134条で「業務上知り得た他人の秘密」を漏らしてはいけないことになっていますが。一方で35条で正当行為は違法性が阻却されるとされてます。ご相談の行為は、いずれも正当行為で違法ではありません。

 

また、刑事訴訟法では、239条1項で「何人も犯罪のおそれがある場合は、告発できる」とありますので、犯罪については告発は法律上できます。「告発できる」ですから告発義務がある訳ではありません。

 

尤も、239条2項では、国立病院の医師の場合のように公務員の場合は告発しなければならないとされていますので、公務員医師の場合は告発は義務になります。

 

以上、ご相談者様のお聞きになられていることは刑法・刑事訴訟法上は何ら問題のない行為と申しますより、寧ろ、積極的に励行して頂きたい行為です。正当行為について民事上の賠償責任を問われることはありません。

 

患者さんが違法な行為をしていた場合、医師側から令状を裁判所に求めることも可能だと思われます。 

 

犯罪以外のご相談の行為につきましても、社会倫理的な観点からすれば通報が望まれる行為であり、正当な行為ですから賠償問題の対象外の行為です。仮に患者さんが万が一そのような請求を求めてきても法律上の根拠がないと言って退けることは可能です。

 

 

法律上は以上のような内容になります。従いまして、実際の医療現場ではそれぞれのお考えで対処なさっているのではないかと推察されます。

 

医師会に所属なさっていらしゃる場合先輩の先生方、若しくは大学時代の恩師や先輩医師にどのように対処なさっているのか、ご参考までにお聞きになられるのも一つの方法かもしれません。以上、ご参考になりましたら幸いです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

迅速なご回答ありがとうございます。

言葉の問題を幾つか確認させていただいてから、さらにこの件に関する少し質問をしてよろしいでしょうか?

Q35条とは何法の35条のことでしょうか?

Q正当行為とはどのような行為のことでしょうか?

Q刑事上、ならびに民事上 という言葉が使われていますが、どのような意味でしょうか?

Q賠償責任を問われることはない、と言うのは、訴訟になり訴えられたとしても金額を支払う義務を負うことはないという意味でしょうか?訴訟が成立しないという意味でしょうか?訴訟される可能性があると言う意味でしょうか?

Q 医師が裁判所に令状をもとめると、その後はどのような展開になるのでしょうか?

以上、申し訳ありませんが追加で用語の意味をご質問させてください。

またその上で、本旨について質問してもよろしいでしょうか?

お忙しいところ申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

 

専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

Q35条とは何法の35条のことでしょうか?

刑法35条です。

 

Q正当行為とはどのような行為のことでしょうか?

広い意味では、文字通り正当な行為、つまり適法な行為という意味でもありますし。

 

法律上、正当行為または正当業務行為という場合はもう少し限定された意味になります(刑法35条)。例えば、医師が薬剤を投与したり外科手術をおこなう行為は業務(医療行為)として行う訳ですから違法な行為ではありません。資格のないものが行なえば、医師法違反等の違法行為になります。

 

Q刑事上、ならびに民事上 という言葉が使われていますが、どのような意味でしょうか?

刑事責任、民事責任と置き換えて言っても良いと思うのですが。

 

刑事責任とは、国家社会倫理規範に違反した悪しき行為に対して、死刑・懲役・禁固等の制裁を与えることです。

 

民事上の責任とは、空けてしまった穴に対してお金で穴埋めをすることです。

 

Q賠償責任を問われることはない、と言うのは、訴訟になり訴えられたとしても金額を支払う義務を負うことはないという意味でしょうか?訴訟が成立しないという意味でしょうか?訴訟される可能性があると言う意味でしょうか?

 

貴職のなさった行為は正当な(適法な)行為ですから、そもそも患者さんは訴える権利がないということです。

 

仮に、万が一、訴えたところで、裁判所は訴える利益はないということで門前払いということになります。(それ以前に法律家から相手になさないと思いますが)。

 

Q 医師が裁判所に令状をもとめると、その後はどのような展開になるのでしょうか?

人を逮捕するには逮捕令状が必要なのはご存知の通りですが。犯罪事実が明白であれば、逮捕令状が発行されて逮捕されます。

 

なお、ご存知かと思いますが、以前はてんかん患者さんは一律自動車の運転免許は取れないとされていました。

 

しかし、道路交通法が改正され、どのような病気でも一律に運転免許を禁止するのではなく、ある条件を満たせば運転免許証を交付するということになりました。

 

てんかんの場合は以下の場合、運転をすることが出来るとされているようです。

 

①発作が過去5年以内に起こったことがなく、医師が「今後、発作が起こるおそれがない」旨の診断を行った場合。
②発作が過去2年以内に起こったことがなく、医師が「今後、~年程度であれば発作が起こるおそれがない」旨の診断を行った場合。
③ 医師が1年の経過観察の後「発作が意識障害及び運動障害を伴わない単純部分発作に限られ、今後症状の悪化のおそれがない」旨の診断を行った場合。
④医師が2年間の経過観察の後「発作が睡眠中に限って起こり、今後、症状の悪化がない」旨の診断を行った場合。 

 

てんかんでもある一定の条件を満たせば運転免許が取れることになってます。その時、医師の診断書が必要になる場合があるようです。

専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

貴職のなさろうとしている行為は適法かつ正当な行為ですので、患者さんにとっては好ましくない場合もあるかもしれませんが、そもそも損害賠償請求等の対象にはそもそもならない行為です。

 

ところで、このサイトに関してですが。価格を提示して回答を募集した質問に、法律家としての意見を回答致しました。

 

次はご質問様が承諾等の法律上の義務を果たすべき責任が生じます。回答の意味が不明な箇所がありましたら解説します。

 

回答を踏まえて新たなご質問なさる場合は「承諾」した後に新規で投稿願います。価格を提示して質問した以上は、責任を持って承諾等のご対応をお願いします。

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質問者: 返答済み 4 年 前.

詳しいご説明を ありがとうございます。

意味を理解した「上で、2点ほどさらにこの件についてお聞きしたいのですが、このままこちらからでよろしいのでしょうか?

専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

  意味を理解した上で、2点ほどさらにこの件についてお聞きしたいのですが、このままこちらからでよろしいのでしょうか?

 

  上記質問及びその回答ついてご不明な点がございましたらご質問下さいませ。

 

  回答後の新たなご質問は、回答後をご理解頂けましたら、新たに「承諾」をお願いすることになる点をご了承下さい。

質問者: 返答済み 4 年 前.

この件について引き続いての質問をしたいのですが、システムについて確認させてください。

 

ご指示ありましたので、承諾をクリックしました。

 

この件についてはまだ途中で、引き続きてんかんの運転免許の補足説明をお願いしたいのですが、あたらな料金が発生するのでしょうか?

 

専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

てんかんは、ご存知のように発作により突発的に意識を失うといった症状を伴う病気であり、運転免許取得には「発作が再発するおそれがないこと」といった条件が付けられているいます。

しかし、病気であることを隠して免許を取得した人により重大事故が発生したことから、てんかん患者の免許不正取得を厳罰とするよう署名活動が行われているようです。

 

てんかん協会では不正取得者が重大事故を引き起こしたことは極めて遺憾であるとしつつも、こうした特定の病気だけを対象とした厳罰化は病名による差別を助長しかねないとの懸念を表明しているようです。

 

病名による差別をしないこと、ならびに病気で免許が取得できない人の生活の不便を補填する施策の推進を求めているようです。

 

今後、どのように法律が変わっていくかは分かりませんが。今回の事故を機に厳罰化への動きとそれに反対する動きの双方があるようです。

質問者: 返答済み 4 年 前.

返信ありがとうございます。前項からの引き続きの質問なのですが、宜しくお願いします。

 

で、私は日常業務として現状の新道路交通法の基準にのっとって運転適性について診断し患者様の診断書を作成しているのですが、現状の運転免許の申請制度をみていますと、新規に運転免許を取得する際のことだけではなく、運転免許の更新の時にも、患者様側から発作に対する自己申告がなければ、運転免許を取得できるシステムになっております。

 

現状では、全てのてんかん患者様の数割程度しか自己申告することなしに、公安の盲点をついて自己申告なしに免許の更新、取得が行われている現状があります。

 

また免許を更新取得する際に、患者側から自己申告をしなくても特に罰則規定はないようですし、公になったとしても、誰かが公安なり警察なりに通報しない限り免許の取り消しにはなりません。

 

ここまでが、私が把握している現状なのですが、以下、質問をさせてください。

 

Q(法的に自己申告をしないで免許を取得することを罰する法を私は聞いたことがないのですが)、患者様自身も罰則がないことを知っていて、自分のプライバシーを保護するためにないし確信犯的に自己申告なしに免許を取得している状況、つまり患者が事故を起こさないとしても、てんかんであることを告げずに免許を取得し運転を行う行為に対して、法的に何らかの条文や刑事責任はあるのでしょうか?

 

Q公安のシステムをすり抜けて全国に幾十万人ものてんかん患者が道路で運転をしている状況が現実でありますが、てんかん患者の不正な運転による事故に被害に遭われた患者家族が公安のシステムに問題があるとしたときに、公安に何らかの法的な責任は生じるのでしょうか?

 

以上、引き続きの質問になりますが、考え方について教えていただけますでしょうか?

何とぞ、宜しくお願いいたします。

専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

Q(法的に自己申告をしないで免許を取得することを罰する法を私は聞いたことがないのですが)、患者様自身も罰則がないことを知っていて、自分のプライバシーを保護するためにないし確信犯的に自己申告なしに免許を取得している状況、つまり患者が事故を起こさないとしても、てんかんであることを告げずに免許を取得し運転を行う行為に対して、法的に何らかの条文や刑事責任はあるのでしょうか?

申告義務はあるようですが、いわば努力義務規定のようで、罰則規定は特に設けていない以上、申告しなかったことについての処罰は出来ないと思われます。

 

Q公安のシステムをすり抜けて全国に幾十万人ものてんかん患者が道路で運転をしている状況が現実でありますが、てんかん患者の不正な運転による事故に被害に遭われた患者家族が公安のシステムに問題があるとしたときに、公安に何らかの法的な責任は生じるのでしょうか?

当局に対してではなく、あくまでも事故を起こした加害者(患者)が刑事上責任(業務上過失致死傷罪等)、民事上(不法行為による損害賠償責任)、行政上(免許取消)の責任を負います。

 

先に述べましたように、てんかん患者の人権と処罰の厳格化により救済される一般国民側、とりわけ被害者側の権利という相容れない二つの要素がぶつかり合う難しい問題を含んでいるようです。

 

 

今後、立法府(国会)で解決して行かなければならない問題だと思いますが。現時点では、法整備が不徹底というか不完全だと思います。

 

 

 

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質問者: 返答済み 4 年 前.

度々すみません。いろいろと教えていただきありがとうございます。

引き続きの質問なのですが、ご指導の程宜しくお願いします。

 

てんかんである持病を故意に隠して免許を申請したとしても、申告義務(努力義務規程?)はあるようですが、罰則規定がないことを理解しました。また法整備の不完全さがありそうなことも理解しました。

 

質問なのですが、

Qてんかんである持病を隠して運転免許を申請し、実際に運転を行う行為は犯罪なのでしょうか?(犯罪の定義とはどのような事が犯罪とされるのでしょうか?さらにこの行為は犯罪となるのでしょうか?)分かりましたら教えてください。

 

Q(犯罪でないならば)、刑事訴訟法239条【告発】①何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。には該当するのでしょうか?

 

Qまた官吏または公使(官吏と公使についても教えていただけますでしょうか?。公務員のことでしょうか?)には告発の義務があるのであれば、家族が公務員の時は、告発をしないと239状に違反する行為に該当するのでしょうか?つまり共犯になるのでしょうか?(もしくはそもそも犯罪でないなら何になるのでしょうか?家族も努力義務違反ということにはなるが厳罰はないということでしょうか?)

 

Q公務員の場合の(国立大学は独立行政法人ですが、県立病院医師など)官吏公使における、特に医師はてんかん患者の運転の危険性を認識できる立場にもありながらも告発の義務を怠ると、交通事故被害者の遺族感情からも「なぜ告発しない」と訴えられそうですし、社会的立場からも世の中が許さない気がしますが、いかがでしょうか?

 

以上4点になります。

徐々に回りくどい内容となってきましたが、もし分かりましたら考え方についてご教授をお願いします。(また様々なコメントも一緒にご回答いただき勉強になっております。)

宜しくお願いします。

専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

(当職自身、てんかんや道路交通法の関係について特別詳しい訳ではないのですが。他の専門家が回答していないので、コメントさせて頂いたに過ぎませんが)。

 

2002年(平成14年)までは、「てんかん」という診断名がついていると、すべての人が一律に免許を取得できないという、絶対的欠格事由だったものが、免許を受けようとする人一人ひとりについて、自動車等の安全な運転に支障があるかどうかを個別に判断する、相対的欠格事由へと変わったことはご相談者様もご存知の通りです。

 

つまりは、条件がそろえば、てんかんがあっても、運転免許が取得できるようになったのです。ただ、権利が発生すれば、それに伴う義務も生じます。この改正規定をキチンと把握し、正当な手続きを踏んで免許を取得し安全運転を心がけてほしいという趣旨のようです。そして、罰則規定は特に設けていないようですので、義務違反は直ちに犯罪とは言えないと思います。

 

刑事訴訟法239条は、以前、麻薬や覚醒剤の使用についてもご質問者様が言及なさっていたのでコメントしたに過ぎません。

 

麻薬や覚醒剤に限らず、死刑・懲役・禁固などの刑罰を与えられる犯罪事実を知った場合、誰でも告発出来るし、公務員は告発しなければならないとされています。

 

どこまでが犯罪でどこからが犯罪でないかは、法律家でも全ての法律を知り尽くしている訳ではないので、ボーダーラインは難しいと思いますが。報道等で犯罪者・容疑者として扱われているものが、一つの指標になるのではないでしょうか。殺人・傷害・窃盗・強盗・放火・通貨偽造・文書偽造など、著名な犯罪は誰でも比較的容易に犯罪に当ると理解できますが。

 

姦通罪は戦前は刑法上犯罪とされ刑罰が科せられてていました。戦後、結局処罰されたのは女性だけ(夫が浮気しても戦前の妻は泣き寝入りしていた)という理由で廃止されました。(現在でも、民事上は不貞行為として損害賠償の対象にはなりますが。)

 

猥褻(わいせつ)文書に関する犯罪等は、被害者なき犯罪と呼ばれてますが、害されるのは世間の健全な風俗という、よく意味の分からない前近代的?な理由です。

 

ところで、官吏とは国家公務員です。公吏とは今は吏員という言い方をしますが、地方公務員です。

 

(てんかんの問題では特に罰則自体がないので問題とはなりませんが。)公務員という身分があって初めて成立する犯罪は、収賄罪等色々あります。

公務員の家族が知っていた場合、共犯になるのかはお話をしだすと数時間かかりますのでご容赦頂きたいのですが。家族に共犯が成立する場合も、関与の程度によってはあり得ます。

 

共犯と身分犯の問題は、様々な法律上の問題がございますので、ご興味がおありでしたら、刑法の入門書などをご覧下さいませ。

 

 

 

質問者: 返答済み 4 年 前.

ご返答ありがとうございます。

 

先ほどまでの回答の確認になりますが、3点ほど補足して教えていただけますでしょうか?

宜しくお願いします。

 

①てんかん患者さまの確信犯的な運転は、義務違反にな該当するが罰則規定のない行為であり直ちに犯罪には該当しないと理解してよろしいですね?

その上で、人身事故に相当する交通事故を起こすと、道路交通法?業務上過失罪●●?(何と言うのでしょうか)とかで犯罪となるのでしょうか?(その際、てんかんであることの申告義務違反は罪状の重さに関係するのでしょうか?)

 

②それから、239条にコメントいただいた件ですが、てんかんの運転には該当しないとして、私は、「麻薬」に関しては患者が中毒など故意に使用した事を確認した場合に医師は届け出義務があると認識していますが、覚せい剤に関しては「覚せい剤取締法」上、医師には届け出義務がないばかりか134条の「患者の守秘義務」があり一般には届け出をしないものと理解していました。

しかし前述でご指導いただきました正当行為からすると、むしろ社会通念上、医師が覚せい剤患者を診断した際に通報するべきと思いました。(公務員医師であれば義務でしょうか)。

ただし、通報しなくても罰則には該当しないということでしょうか?

 

③私は知らないのですが、てんかん患者様を医師が通報して、1審、2審で棄却されたとしても医師が訴訟を起こされた判例のケースはあるのでしょうか?判例の検索等は私にはできませんが、これに相当した事例、判例がありましたら教えてください。

 

以上、3点になります。

お忙しい所、ご面倒おかけしますがご返信の程、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

 

専門家:  shonansolicitor 返答済み 4 年 前.

①一般論として、刑事犯罪に該当する行為を認識した場合、公務員は告発しなければなりませんし、一般人でも告発できます。刑事処罰に該当しない行為であっても届出義務違反があり、事件事故を惹き起こす可能性の高い行為については通報する方が好ましいのは説明を要しないと思います。

 

②個別法(例えば医師法)の個々の規定の詳細について承知している訳ではありませんが。薬物といっても医師法では、麻薬と覚醒剤については、差異を設けていしゃっらるのは、ご質問者様のご指摘の通りです。麻薬については、麻薬取締法の規定により本人の承諾が無くとも保健所、都道府県知事に患者の住所氏名等も届け出ることが規定されています。またはこの場合の個人情報である診療情報は個人情報保護法第16条によって公衆衛生上必要な場合には利用目的による制限を受けないとされています。

 

一方、覚せい剤取締法においては届出義務はご指摘の通りありません。しかし、「医師が、必要な治療又は検査の過程で 採取 した患者の尿から違法な薬物の成分を検出した場合に、これを捜査機関に通報することは正当行為として許容されるものであって、医師の守秘義務に違反しない」との判例があります。(最高裁第一小法廷平成17年7月19日決定)。従って、本人の承諾なしに通報を行っても刑法第134条の守秘義務違反に抵触する可能性は極めて低いと考えられます。(因みに、判例は法律の規定がない場合、極めて重要な判断の指針になりえますが。当該事案についての裁判所の判断ですので。同様の事案には同様の結論が導き出される可能性が高いということでご理解下さいませ。)

 

通報しても正当行為として適法な行為とされないということですので、通常の考え方からすれば通報しなかったことにより処罰されることはないと考えられます。実際、処罰規定をおそらく医師法は置いていないのではないと思いますが、ご確認下さいませ。

 

③(てんかんの事実がないのに医師がてんかんと通報した場合なら法律問題が生じる可能性はゼロではないでしょうが。)てんかんの事実を秘匿して運転免許の更新を受ける行為は罰則規定はないにしろ、社会的に是認されていない行為ですので、通報という行為をもって賠償責任が認められることは考え難いです。そもそも提訴する以前に法律家が受任するとは考え難い案件だと思います。理由は勝訴可能性が極めて低いからです。当職はそのような裁判事例は寡聞にして存じませんが、おそらく③については判例は存在しないだろうと思います。

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