JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
remember2012に今すぐ質問する
remember2012
remember2012, 社会保険労務士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 975
経験:  社会保険労務士事務所経営
64449363
ここに 法律 に関する質問を入力してください。
remember2012がオンラインで質問受付中

初めて質問いたします。 歯科医院を経営しております。 遅刻や欠勤を繰り返す従業員が突然出勤しなくなり 「どうし

解決済みの質問:

初めて質問いたします。
歯科医院を 経営しております。
遅刻や欠勤を繰り返す従業員が突然出勤しなくなり
「どうしたのか?」と、メールをしたところ、「辞めます」という趣旨のメールを
受け取りました。

その後、退職を認めるから、医院の鍵、保険証、定期券の返却を求めたところ
1週間以上経って保険証だけが入った封筒が送られてきて、その封筒には3cmくらいの穴が開いていて、どういう事か本人に確認しようにもなしのつぶてで、彼女の実家のお母さんに電話をしたところ「娘は鍵も同封したと言っています。苦情を言うなら郵便配達にでしょう。」と、けんもほろろに電話を切られました。
このままでは、医院に誰がその鍵を使って侵入してくるか不安でたまりません。
医院の鍵を付け替えて、その費用を損害賠償したいのですが、どうすればいいのでしょうか?
ちなみに定期券はまだ帰ってきません。
宜しくお願いいたします。          MASA
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  remember2012 返答済み 5 年 前.

ご質問ありがとうございます。労働分野専門の社会保険労務士です。

それでは回答させていただきます。

 

 

非常にあきれた労働者のようですね。

しかし、このような労働者は少なくなく、下手に損害賠償をしようものなら逆に在職中の不満を労働基準監督署に訴えたり、労働組合(地域ユニオン)を使って多少でも在職中に未払い残業代などがあればそれを請求してくる可能性があります。

 

また、労働者に対して損害賠償をできるかどうかですが、事前に損害賠償額の予定をする契約はしてはいけませんが、実際に損害を被った場合には労働者に損害賠償を請求してもよいことになっています。

実際には損害賠償請求が可能な場合であってもその範囲は損害の公平な負担などの観点から信義則上相当と認められる範囲に限られます。

過去の裁判例からは労働過程上の軽微な過失に基づくものに関しては、労使関係の公平の原則に照らして使用者は労働者に対して損害賠償請求をできないと解するのが相当としています。

これを反対解釈すれば、今回のように労働者の故意によるものであれば労働者が損害賠償責任を負うことになります。

但し、定期券は返却を請求できるとしても、相手方が鍵も同封して送ったと言っている以上、話し合いで解決しないのであれば、出るところに出て争うしかないようです。

定期券は返却を請求しても返さないようであれば内容証明郵便で返却請求するとよいでしょう。

 

 

このまま労働者(もしくはお母さん)と話をしても、解決にはいたらないと考えられますので、まずは国に話し合いの場を作ってもらう労働局のあっせん制度を利用されるとよいでしょう。

これは労働局、労働基準監督署内の総合労働相談センターから無料で申し込みができ、和解によって解決することを目的としたものです。

 

労働局のあっせん制度でも解決しない、またはこのような解決は貴方がお望みでないのであれば、平成18年4月からスタートした労働審判制度というものがあります。

労働審判制度とは裁判所において、原則として3回以内の期日で迅速、適正かつ実効的に解決することを目的とした制度です。

裁判官である労働審判官1人と、労働関係に関する専門的な知識経験を有する労働審判員2人とで組織する労働審判委員会が審理し、事案の実情に応じた判断(労働審判)をします。

この労働審判に対する異議申し立てがあれば訴訟に移行します。

労働審判はあっせん制度と異なり事実の判断も行いますので弁護士に依頼されることをお勧めいたします。

 

労働審判制度自体は数千円から数万円で利用できますが、弁護士に依頼されるのであればそれに加えて弁護士報酬が必要ですので、今回の損害賠償額、労働者に求める対応に比べどちらが貴方にとって得か考える必要があるでしょう。

 

 

 

 

専門家:  remember2012 返答済み 5 年 前.

こんにちは。

 

先のご質問に対して回答させていただいたのですが、ご確認していただけましたでしょうか?

 

専門家としてご提示された金額、ご質問内容から判断できる範囲で回答させていただいたつもりですが、ご不明な点、説明不足だと思われる点などございましたら、ご返信にてご指摘ください。

 

再度回答させていただきます。

質問者: 返答済み 5 年 前.

システムが理解できておらずご返事が大変遅れました事、深くお詫び申し上げます。

 

その後、元従業員と連絡が取れ、「鍵に関しては弁償します、定期代も残金はお返しします」とのメールが来ました。

 

当方は急な退職により必要になった求人広告掲載料94500円と同僚への超過勤務手当20000円を合わせて請求したいと思いますがいかがお考えでしょうか。

 

ちなみに、錠前交換費用 28000円

       合鍵制作料   2279円

       定期代残金   6150円           でした。

 

宜しくお願いいたします。  

専門家:  remember2012 返答済み 5 年 前.

こんにちは。

 

 

鍵と定期代の件、解決して良かったですね。

 

 

さて、今回のご質問である、求人広告掲載料と同僚への超過勤務手当を労働者に請求するのは難しいと考えられます。

退職は労働者の自由であり、また求人広告掲載料や他の労働者への賃金は医院を経営していく上で必要なものであり、その費用負担は使用者側にあると解されるからです。

先の回答でも述べさせていただいたように労働者への損害賠償の範囲は過去の判例からもかなり限られたものとなっています。

 

 

 

remember2012をはじめその他名の法律カテゴリの専門家が質問受付中

法律 についての関連する質問