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dresquire
dresquire, 弁護士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 265
経験:  できるだけ迅速かつわかりやすくお答えしようと思っています。
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法律的に問題があるのかどうかの質問です。現在、メーカーに勤務しております。3年前に当時の技術部門から営業

質問者の質問

法律的に問題があるのかどうかの質問です。 現在、メーカーに勤務しております。3年前に当時の技術部門から営業部門へ異動となりました。異動時に説明された異動の理由(技術部門の役員より)は1.現在の仕事 をより発展させるため、営業職での経験を積み、数年で同じ仕事へ復帰してもらう。2.これからの技術者は、営業経験がなければ管理職への昇進はない。でした。その後、2年間営業職を務めたのですが、その間、技術部門の仕事の一部について「君しかできないのでやってほしい。復帰後のこともあるのでやってほしい」とありました。しかし、現実的に外回りをしているため、難しい旨を伝えると「それならば、休日や帰宅後にしてもらうしかない(無給です)」と言われました。復帰後のこともあり、営業職の2年間のうち、1年以上は、ほぼすべての土日は自宅で業務を行いました。(君しかできない仕事=当時、契約の残っていた公的期間との共同研究やその報告書作成、論文作成、学会発表等です。打合せは有給休暇でした。) 2年経過後の昨年4月に技術部門へ異動となりましたが、異動前の職場とは異なるところへの配属となりました。約束と異なることについて説明を求めましたが、約束はしていない。組織が変わり、現在の責任者が君を必要としていない。との回答で対応してもらえませんでした。また、本年、現在の上司から昇格の推薦がありましたが、現在の仕事でのキャリアがない理由で昇格はいたしませんでした。一方で、営業経験のない方が昇格し、「営業経験が昇格の条件」も私だけにおこなった約束のようで、そのようなルールは会社には存在していないことが分かりました。 以上の経緯ですが、法的に問題があるかどうかお教えください。


 


(追加)


技術部門への復帰の数カ月前に、もとの職場で、異動前の業務を続けることについて、具体的な業務内容とともに、内示を受けておりました。

投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  dresquire 返答済み 5 年 前.
1.本件は、技術部門から営業部門への配置転換、及び営業部門から技術部門への配置転換が、使用者の権利濫用にあたらないかという点が問題となります。
  この点、最高裁の判例は、労働力の適正配置,業務の能率増進,社員の能力開発,勤務意欲の向上,業務運営の円滑化など,企業の合理的運営に寄与する場合は,業務上の必要性が認めら れ,それが従業員として通常甘受すべき程度を著しくこえる不利益を負わせるものでなく,さらに,その人選が妥当である限りは,権利の濫用に当たらない、としています。
2.技術部門から営業部門への配転
(1)「1.現在の仕事 をより発展させるため、営業職での経験を積み」に関して、
  この点について判例の基準に照らして考えると、「1」を理由とする配転には合理性があり、権利濫用ではないと判断されるでしょう。
(2)「2.これからの技術者は、営業経験がなければ管理職への昇進はない。」に関して、
  この点について判例の基準に照らして考えると、「2」を理由とする配転には合理性があり、権利濫用ではないと解されます。管理職に就く条件として営業職の経験や実績がなければならないということは、一般論としても合理的だからです。結果的にどうなったかはともかく、これを理由とする配転を権利濫用とすることはできないと思います。
3.営業部門から技術部門への復帰について
(1)「1.数年で同じ仕事へ復帰してもらう」と言われていたことに関して


[回答の途中ですがとりあえず送ります。続きの部分はしばらくお待ち下さい]
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質問者: 返答済み 5 年 前.

よろしくお願いいたします。

専門家:  dresquire 返答済み 5 年 前.
[遅くなりました。続きです]

3.営業部門から技術部門への復帰について
(1)「1.数年で同じ仕事へ復帰してもらう」と言われていたことに関して
   このように言われていた にもかかわらず、技術部門でも配転前とは別の職場への配属となったことが、本件の配転を違法とするような権利濫用だといえるかが問題となります。最初からだますつもりであって、もともと元の職場へ復帰させるつもりなどなく、とりあえず営業への配転を了承させるための詐術だったといえるような場合であれば、配転に合意させる不当な偽計だといえるでしょうから、この点を裁判で争い、立証に成功すれば、本件配転を全体として違法とすることができると思います。会社側の主観を立証しなければならないため、非常に難しいですが。
(2)「2.営業経験がなければ管理職への昇進はない」と言われていたことに関して
   こう言われていたにもかかわらず、「一方で、営業経験のない方が昇格し、「営業経験が昇格の条件」も私だけにおこなった約束のようで、そのようなルールは会社には存在していない」ことから、営業経験が昇進のための条件であるかのように偽って、営業部門への配転を 了承させたといえ、権利濫用ではないかが問題となります。これも、前項のように、会社側の、最初からだまそうとする意図を立証できれば、権利濫用となるでしょう。一般的には、本件の説明に書かれているような言葉で言われたのだとすれば、それが社内ルールだ、とまでは表現していないのではないかと判断される場合が多いと思われます。


[すみません。さらに続きます。途中ですが送ります。まだ問題点は残っていますので、結論ではありません]
質問者: 返答済み 5 年 前.

迅速なご対応心より感謝申し上げます。

よろしくお願いいたします。

専門家:  dresquire 返答済み 5 年 前.
[たいへん遅くなり失礼しました。続きです。これで最後です]


3.その他について
会社側は、技術部門の仕事の一部を依頼するのに、技術部門への復帰を前提としているかのように匂わせ説得し、休日や帰宅後に無給で仕事をさせていたわけですから、労働者としては、元の職場にもどることができると強く期待して当然であるところ、約束とは異なり、移動前と は異なるところへ配属された点は、一連の配転を全体としてみて違法とする事情となると思われます。2年間の間に組織が変わったり、上司の評価や具体的必要性など客観的に現れにくい事情により配属を決することが、会社には必要な場合もありますから、会社側がそれを具体的に主張し立証に成功した場合には違法とはいえないと判断されることになるでしょう(逆にその立証に成功しない限り、一連の配置転換は権利濫用として違法となると解されます。

以上
質問者: 返答済み 5 年 前.
大変丁寧で、とてもわかりやすいご回答、本当にありがとうございました。

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