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shonansolicitor
shonansolicitor, 行政書士
カテゴリ: 法律
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経験:  中央大学法学部卒。事務所経営者。裁判所事務官・地方公務員上級職等合格。
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急遽、代襲相続人となった者の一人(姪:被相続人の妹の長女)です。伯父は孤独死だったため、警察の検証終了後、私が腐敗し

質問者の質問

 急遽、代襲相続人となった者の一人(姪:被相続人の妹の長女)です。


 


 電気のメーターが回っていないことや、最近とんと見かけないことを近隣の方が不審に思い、警察を通じて、緊急連絡先としてあった叔母(被相続人の弟の妻)宅に連絡があり、私と叔母とで伯父の自宅に出向きましたが、呼びかけ応じて姿を現さず、やはり電気のメーターも止まっていたため、至近距離にある交番の警察官を訪ね、警察官に裏口(勝手口)のごく一部を警棒で割っていただき、中に入りました。


 


 しかし、すぐに警察官から「こちらの部屋におられますが、亡くなっておられます。建物外へ出ていてください」と言われました。


 


 その夜、伯父の遺体は警察署運ばれてゆき、私たちは解放されました。結局、死後役1か月ほど経過していたそうです。事件性はないと判断されました。その翌日、私と叔母は再び警察から呼び出され、伯父宅への出入りの許可と、入っていく瞬間を見届けるよう言われました。そして、私は腐敗した顔写真を刑事に魅せられ、伯父かどうかを確認させられました。


 


 その後、私が相続人を代表して受け取った遺品の中にキャッシュカードが数枚入っていました。伯父は株等への投資や玄人の女性との遊びは好きだったものの、かなりの吝嗇でとても変わり者だったため、嫡男にもかかわらず、檀家となってい る寺格の高いお寺さまに対して、年2回の付け届け等、檀家として当然果たすべき務めを果たさないままでおりました。


 


 私は、そのことが災いし、このままではお寺さまが伯父の埋葬や読経等を拒否されるのではないか、また、遺体運搬、腐敗処理、遺体の安置等一切を引き受けてくれた葬祭会社がすぐにでもかかった費用を請求してくるのかもしれないと考え困惑してしまいました。


 


 私は、そのような諸々の掛かりに対する請求が、相続人の一人である私に対してなされた場合、立て替えてあげるべき預貯金もなかったため、伯父のキャッシュカードから当座の必要経費と思われる金額のみを引き出しました。


 


 ですが、結局それは私の杞憂で、すぐにすぐ金額を要求されることはありませんでした。引き出した金額には全く手をつけておりません。  


 


 伯父に万が一、負債があった場合、私はこの預金の引き出し行為を為したことの故をもって「限定承認」をしたことになってしまうのでしょうか。


 


 また、私の行ったことが何らかの法律に問われ、罪を負うことになってしまうのでしょうか。ここ2か月の間に、母方の伯父、叔父計3名の死亡が相次ぎ、「親族が死ぬと、いろいろな手続きが必要で、金銭も立て替えて払わなければならないこともある」ということを体感し、とにかく不安にかられてしまいました。


 


 お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただければ幸甚です。本当に心配です。

投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  shonansolicitor 返答済み 5 年 前.

  はじめまして。質問を投稿頂きまして有難うございます。早速ですが、下記の通り回答させて頂きます。

 

  相続の方法としては、単純承認・相続放棄・限定承認とありますが。プラスの財産が多い場合は、単純承認、マイナスの財産が多い場合は相続放棄する場合が多いようです。いずれか分からない場合は限定承認というように一応は言われていますが。限定承認という制度は手続きが煩瑣なため、実際には殆ど利用されていないようです。

 

   限定承認も相続放棄も期限は同じ3ケ月です。自分が相続人であると知った時から3ヶ月以内に亡くなった人が生前住んでいた場所の家庭裁判所に、財産目録を提出し、限定承認をする旨の申述をしなければならないんです。それにより手続きが始まります。限定承認は相続人全員が共同してでないとできません。これが相続放棄と違うところです。 相続放棄は、相続人ひとりひとりの判断でなされます。

  相続放棄にくらべて、良いところだけ頂く都合の良い制度に思われがちですが。借金の方が明らかに多い場合は、相続放棄の方が単純でいいこと。手続きが極めて複雑で面倒なこと。税金の心配があること、といった理由で、専門家の間でもあまり利用されていません。

 

  伯父様がなくなって、貴方に相続が開始されたことを知った時から3ヶ月以内にプラスの財産、マイナスの財産を調べ、マイナスの方が明らかに多い場合は、家庭裁判所に相続放棄の申述をすることも選択肢としてあり得ると思います。遺品整理その他の処理に係った費用は相続放棄に影響を与えないと思います。 プラスの財産が多い場合は、通常は、単純承認します。

 

  貴方の場合は、被相続人の姪で代襲相続人ということですが。戸籍上で、代襲相続人であることを証明するには、相続人調査を日常的に行なっている法律専門家や役所の戸籍係以外の方の場合は、それなりに時間がかかると思います。

 

  相続人調べ(戸籍の収集等)や相続財産調べを、近隣の弁護士・司法書士・行政書士などの諸先生の中で、相続業務を専門になさっている方に、直接、ご相談の上、ご依頼なさった方が良いケースだと文面からは拝察致しました。ご参考になりましたら幸いです。 

  

質問者: 返答済み 5 年 前.

 回答文、一応拝見いたしました。回答を寄せていただいたことに関してはお礼申しあげます。

 しかし、「貴方の場合は」より上段に書かれていることは既に知識としてもっております。私が得たかった情報は、質問文末尾に書いてある2点です。

 

 その2点に何ら触れておられませんので、回答を承諾することはできかねます。

専門家:  shonansolicitor 返答済み 5 年 前.

  限定承認は、ご説明させて頂きましたように相続人全員で相続開始を知った時から3ヶ月以内に財産目録を提出し、限定承認をする旨の申述をしなければなりません。従って、文面から拝察する限りは限定承認をしたということには、到底ならないと思います。遺品整理その他の処理にかかる費用を引き出す行為は単純承認するにしろ、限定承認するにしろ、相続放棄をするにしろ、いずれの相続手続きにも必要な行為ですので通常は何ら問題ないと考えます。ですから、ご心配なさる必要はないと思います。

 

  寧ろ、マイナスの財産(借金)があるかないかも含めて全相続財産の調査を急いで行う必要があると考えます。専門家に直接相談・依頼なさった方が良いケースだと思います。おそらく、単純承認か相続放棄になると思いますが。相続放棄が出来るのは、ご存知の通り、相続開始を知った時から3ヶ月以内ですが、既に2ヶ月を過ぎているようですので、急ぐ必要があると思いますよ。

専門家:  AE 返答済み 5 年 前.

回答が噛みあっていないようにお見受けしますので、横から失礼します。

 

ご質問の内容は、
1.「限定承認」ではなく、負債があっても放棄できなくなる「単純承認」とみなされるのか
2.預金の引き出しが犯罪になるのか
という2点だと思いますが、いかがでしょうか。
もしそうであれば、1、2いずれもご心配されなくて大丈夫です。

 

1について、形式的には預金の引き出しも単純承認とみなされる「相続財産の処分」と言うこともできますので、その点をご心配されているのでしょう。

相続財産の処分が単純承認とみなされる趣旨は、処分行為から単純承認の意思が推定できることや、債権者等の保護・取引の安全に配慮したものだと言われており、この趣旨からすると、形式的に相続財産の処分とされる行為があれば全て単純承認とみなされるわけではなく、遺産を処分した目的や金額、債権者との関係等の事情を総合的に考慮し、処分に当たるか判断することになります。

この点について最高裁の明確な判断は出ていないのですが、高等裁判所の裁判例では、預金300万円を引き出したうえ葬儀費用等に充てた場合でも、社会的に相当な行為であるとの理由で単純承認にならないと判断したものがあります。
故人の葬儀等の為に必要な死後の急迫の支払いに備えるためであり、必要と思われる限度で引き出しなおかつ一切手をつけていないのであれば、上記の高裁の事件よりもなお相続財産の処分に該当する可能性は低いと言えます。念の為、お手元の現金は口座に戻しておきましょう。

 

2についても、自分のものにする意思、罪を犯す意思がないので犯罪になりません。


人が亡くなるというのは大変なことであり何かとお金もかかるため、ご不安にかられて預金を引き出してしまうという行動をとっても無理のないことだと思います。
法律的には遺産に一切手を触れないのが安全だというのは間違いないのですが、全ての方にそれを常識として知っておけというのも無理な話ですし、葬儀等に本人の財産を充てるのも社会的に相当な行為だと一般的に認識されています。
裁判所もそういった事情を無視して非常識な判断はしませんので、ご安心ください。

専門家:  shonansolicitor 返答済み 5 年 前.

 1.質問者様が、民法上の用語である限定承認とは異なる意味で「限定承認」という用語をお使いになったかどうかは、ご本人様にお聞きしてみないと分かりませんが。 仮にshihou先生が指摘なさっているような意味で質問者様が限定承認という言葉をお使いになったのだとしましたら。その前提でそれ以後のことはお書きになっているので、そういう内容になるかと存じます。

 

 2.犯意がないのであれば、そもそも問題にならない旨は、小職も申し上げたつもりでしたが。ダイレクトに申し上げれば犯罪は成立しません。

 

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