法律
弁護士をはじめ、法律の専門家が今すぐお答えします!
ネズミ講とマルチ商法について...
ネズミ講は無限連鎖講といって、無限連鎖講の防止に関する法律で全てが禁止されている犯罪行為である一方、マルチ商法は、特定商取引に関する法律を守る限りは違法ではないものをいいます。
今回の事案は、見てみたところ、マルチ商法にあたる取引形態ですね。
>会員になり、紹介するだけでお金をもらえるという話でたくさんの人が参加していました。
紹介するだけでお金がもらえるような話で勧誘されても、実際に収入が得られる保証はどこにもありませんし、こういった場面の参加者で成功している人は見たことがありません。
そして、セミナー等には友人を勧誘するケースが多く、トラブルになって人間関係を壊す原因になりかねませんね。
マルチ商法とは、商品を販売しながら会員を勧誘するとリベートが得られるとして、消費者を販売員にして、会員を増やしながら商品を販売していく商法で、特定商取引に関する法律により「連鎖販売取引」として厳しく規制されています。
特定商取引法では、トラブルを生じやすい特定の取引形態を対象として、事業者の不適正な勧誘・取引を取り締まるための規制やトラブル防止・解決のためのルール(クーリング・オフや中途解約や返品等)を定めていますので、詳細については、消費生活安心ガイドの特定商取引法:連鎖販売取引でご確認下さい。
「こんな言葉に注意しましょう:会員を増やすと、その会員が頑張ってくれた分もあなたの利益になるんです。楽に儲けられますよ」
このような勧誘に対して、警視庁では、マルチ商法を悪質商法として注意喚起しています(警視庁の安全な暮らしのウェブサイトより:マルチ商法)。
これらのことから、国民生活センターや消費生活センター、警視庁の生活安全総務課に対処法をお尋ねになるのも、ご友人を止めさせる方法が見つかるかも知れませんし、マルチ商法の相談窓口(警視庁総合相談センター)も用意されていますので相談されるといいと思います。