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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1384
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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外国人の主人の職場での待遇についての質問です。 彼は、入社5年目で英会話教室でスクールマネージャーをしています。3

質問者の質問

外国人の主人の職場での待遇についての質問です。
彼は、入社5年目で英会話教室でスクールマネージャーをしています。3月末で退社する事に決めたのですが、その理由というのが彼の直属の上司にあたる女性(日本人)の彼に対する対応に彼が堪えられなくなったというものです。具体的には、日本語が出来ない事で評価さ れない(採用に際して会社から求められた日本語の検定は合格済みですが、入室案内や学費についての詳しい保護者との対応ができないとのことです)、彼の部下とのメールについてその部下に全てBCCで転送する様に指示、英語が堪能であるにも関わらず英語でコミュニケーションを取ろうとしない、無視をする、彼女による評価(会社に提出する査定)が不当に低い、情報を与えない。。。といったものです。彼女の上司ににも相談しました(主人は自分で関係を修復したい為、彼女には自分が相談に来た事を伝えないで欲しいと頼みました)が、翌日には彼女の耳に届いており、その翌日には彼の部下までもが彼女から話を聞いていました。 このような事が重なり、仕事を続けて行く自信を失い、退職する事に決めました。退職するにおいては、円満に退職できればそれで善いと考え、特に何も彼女に対して行動を起こそうとは思っていませんでしたが、今日になって、また大変に不快なことがあり、今までの彼女の行動がパワハラに該当するのなら、きちんと適切な行動をとって退職すべきではないかと考え質問させていただきました。
乱文、長文申し訳有りません。よろしくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  shonansolicitor 返答済み 5 年 前.

  はじめまして。質問を投稿頂きまして有難うございます。早速ですが、下記の通り回答させて頂きます。

 

  まず、「会社を退職すると決め辞表を出した後でも、パワハラがあったことを主張する意義があるのか?」とのことですが、寧ろ退職を決め、辞表を出した後の方がパワハラの主張を心置きなく出来ると思います。

 

  ところで、文面から拝察する限り、パワハラに該当する可能性はあると思います。パワハラは民法709条の不法行為という概念に該当します。被害者であるご主人がパワハラ被害を受けた場合、その精神的苦痛に対して慰謝料を請求することが可能です。

 

  パワハラがあったかどうかは、パワハラが行なわれた場所や時間、パワハラの態様、その他を総合的に客観的に評価して、上司(や他のスタッフ)の行為が社会通念上受忍できる限度を超えていたか否か、社会的相当性を超えていたか否かにより判断されます。ですから、その際には、パワハラを受けている会話を録音したテープや、パワハラが行なわれたことを時系列的に記したメモ等も重要な証拠になります。

 

  そして、具体的には①労働基準監督署に相談する②パワハラ被害があった旨の内容証明を作成し、慰謝料と謝罪を求める。③ ②に対して十分な対応がなされなかった場合、労働基準監督署を通じて労働局にあっせんの申立てをする。④裁判所への労働審判の申し立て等の方法が考えられます。

 

( なお、ご存知かと思いますが、先般、厚生労働省からパワハラについての定義が発表になりました。参考までにリンクしておきます。)http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000021i2v.html


質問者: 返答済み 5 年 前.
ご回答、ありがとうございます。 
質問者: 返答済み 5 年 前.
ご回答、ありがとうございました。
709条の不法行為責任を追及するにおいて、精神的苦痛を主張するには医師などの診断を受けて診断書等の客観的な証拠を提出しなくてはならないのでしょうか?精神的苦痛に対する個人の対応(許容度)はまちまちだと思うのですが。加えて、上司の上司にあたる方に相談に行った際に、相談の事実を直属 の上司には伝えないで欲しいと頼んだにも関わらず、伝えていた事や、相談したにも関わらず、「それは自分で解決しろ」と言われた事について、使用者の責任は問えるのでしょうか?共同不法行為は成立しますか?
また、採用時に要求された日本語検定3級という資格を取得したにも関わらず、能力を超えた日本語レベルを求められる事は、パワハラにあたるのでしょうか?具体的には、日本語のみで書かれた業務マニュアルの読み込みが出来ていない事や、顧客との日本語での電話対応が十分でない事を社内査定の際にマイナス評価される事等です。
外国人として採用され、会社から求められた資格も取得したのに(上司やスタッフは基本的に英語ができます)、十分なサポートを与えない事は会社の怠慢の様に感じるのですが、如何がでしょうか?
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

>709条の不法行為責任を追及するにおいて、精神的苦痛を主張するには医師などの診断を受けて診断書等の客観的な証拠を提出しなくてはならないのでしょうか?

 

→客観的証拠は必ず要求されます。パワハラと疾病との因果関係につき言及した精神疾患の診断書があれば有利です。

 

 

>上司の上司にあたる方に相談に行った際に、相談の事実を直属 の上司には伝えないで欲しいと頼んだにも関わらず、伝えていた事や、相談したにも関わらず、「それは自分で解決しろ」と言われた事について、使用者の責任は問えるのでしょうか?共同不法行為は成立しますか?

 

 →違法性の判断基準は、1当該業務命令が、業務上の必要に基づいていないもの、2外形上業務上の必要性があるように見えても、当該命令が不当労働行為や退職強要目的など社会的に見て不当な動機・目的に基づきなされていること、3当該命令等が労働者に対して通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を与えること

 

 です。

 

 使用者責任ですが、パワハラと事後的措置は分けて考える必要があります。

 

 よって、上司の行為がパワハラに当たると認定された場合でも、上司の上司の行為(加担行為、幇助)までパワハラに当たるとは限りません。

 

 また共同不法行為は、1.各人の行為が独立して不法行為の要件を備えていること(各人の行為に、故意・過失、違法性、責任能力、因果関係などが存在すること)、2.

 

各行為者のあいだに共同関係があること(これは行為者の共謀はもとより、共同の認識も必要でなく、その行為が客観的に関連共同していればよいとするのが通説・判例です。客観的関連共同説)。

 

 これよりすれば、本件で共同不法行為が認められる可能性は低いと思います。

 

 

 

 >採用時に要求された日本語検定3級という資格を取得したにも関わらず、能力を超えた日本語レベルを求められる事は、パワハラにあたるのでしょうか?具体的には、日本語のみで書かれた業務マニュアルの読み込みが出来ていない事や、顧客との日本語での電話対応が十分でない事を社内査定の際にマイナス評価される事等です。

 

 →上述の基準に照らした場合、直ちにパワハラに当たるといえるかは、微妙です。

 

ただ、争ってみる余地はあるでしょう。

 

 >外国人として採用され、会社から求められた資格も取得したのに(上司やスタッフは基本的に英語ができます)、十分なサポートを与えない事は会社の怠慢の様に感じるのですが、如何がでしょうか?

 

 →これに対して、会社は、1.労働者自ら向上心をもつべきで、それがない場合に初めて会社のサポート云々をいう資格があること、2.業務上の必要性に基づいて行ったもので権限の濫用には当たらないこと、3.通常甘受すべき程度を著しく超えるとはいえないこと

 

 

等の反論をしてくる可能性がありますので(ちょっと思いつくだけでも法律的にはこれだけ反論が可能です)、

 

 これらに対する再反論を十分に行うことが必要です。

 

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