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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1377
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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車を買い取り専門業者に売りました。後日お金が振り込まれてきて、会社から契約書に基づいてお支払いしました。との文書を受

解決済みの質問:

車を買い取り専門業者に売りました。後日お金が振り込まれてきて、会社から契約書に基づいてお支払いしました。との文書を受け取りましたが、その後に、担当者から間違って入金してしまった。お金を返して欲しいといわれました。
もうすでにお金は使っており残っていません。どうしたらいいでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

 買い取り業者の弁済が非債弁済に当たるのではないかを検討してみます。

 

 非債弁済(広義)とは、弁済がなされたが、その対象たる債務が存在しない場合です。

 

 買い取り業者が非債弁済(民705条)として不当利得返還請求ができるのは、1債務の不存在、2弁済としての給付、3弁済者の不知が要件です。

 

 挙証責任は弁済者は1,2、受領者は3を立証する必要があります。

 

 他人の債務を自己の債務と勘違いして弁済した場合は、第三者の弁済ですが、事案が違うので省略します。

 

 本件では、「契約書に従って弁済した」、とありますが、

 

 ア 契約書の金額相当額が振り込まれた場合

 

 債務が現に存在し、その債務が弁済され、債務は消滅した、ということで、返還の必要はありません。

 

 なぜなら、買取契約により、売主には目的物引渡し義務、買主には代金支払義務が発生し、両債務が消滅して契約の目的は達成されたからです。

 

 イ 契約書の金額を上回る額が振り込まれた場合

 

  受領者には不当利得返還義務が生じます。

 その返還義務の範囲は、受益者が善意の場合は、現存利益の範囲です。現存利益とは、利益が現物のまま、あるいは形を変えて残っている場合を指します。

 

 利得した金銭を費消してしまった場合は、現存利益はありません。

 

 受益者が悪意の場合は、その受けた利益が現存するか否かに拘わらず、損失者の損失が全部填補されるまで返還しなければなりません。

 

 ここで私は買取業者のシステムがよくわからないのですが、買取金額の合意→買取の実行、振込みというシステムであると、売主には、買取価格がわかるはずですから、もし過払いがあれば、受領の時点でわかるはずですし、金額が異なっていることを告知する義務があります。

 

 過払いである場合、余分の金額は不当利得(正当な理由なくして財産的利得をなし、これによって他人に損害を及ぼした者に、利得の返還を命ずる制度)になります。

 

 過払いでないという場合ですと、不当利得にはならず、単なる契約の実行によって債務は消滅した、ということです。

 

 

 

 

質問者: 返答済み 5 年 前.
業者がいうには、修理歴があるので契約書の金額は支払えない。間違って振り込んだので返して欲しい。と言っています。どうしたらいいでしょう。
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

 買取時に買取価格について合意して契約書を結んでいるはずです。修理歴についても織り込みずみの査定のはずです。減額されるべきならそのときに告知すべきです。

 

 その契約書に基づいて振込みを行ったのですから、若し買主が主張するとすれば「当該契約は錯誤無効であり、金を返してほしい」、であって、「間違って振り込んだから、返してほしい」ではないはず。

 

 売主に意図的に修理歴を隠蔽したなどの事情がなく、かつ買主には修理歴を自己の危険において発見する義務があるのですから、自己の手落ちで修理歴を発見できなかった場合は、その過失を売主にかぶせて、返還請求はできないはずです。

 

 

 

 サクゴ云々はいう必要はありませんが、「査定してその契約価格で支払われたのであるから、当該契約は有効に成立して、実行された。間違って振り込まれたのではないから返還には応じられない」、と突っぱねてみてはいかがでしょう。

 

 買主が法的に意味のある主張を行ってきてから、もう一度整理して考えるほうがよいようです、まだ紛争が煮詰まっていません。

 

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