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dresquire
dresquire, 弁護士
カテゴリ: 法律
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建設発生土(汚染土壌でも、産業廃棄物でもない土砂です)を洗浄して、砂や石を取り出して販売することは、砂利採取業の法律

解決済みの質問:

建設発生土(汚染土壌でも、産業廃棄物でもない土砂です)を洗浄して、砂や石を取り出して販売することは、砂利採取業の法律に該当するのでしょうか?
現在の汚染土壌の洗浄プラントでさえ、砂を回収して健全土として販売してますが、砂利採取業の許可は取得しておりません。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  dresquire 返答済み 5 年 前.
弁護士です。 こんばんは。

砂利採取業というのは,砂利を採取することを目的に,河川や山地,崖などをさらい,あるいは切り崩す
ことをする事業なのではないかと思います。
というのは,砂利採取法1条には,「砂利の採取に伴う災害を防止し、あわせて砂利採取業の健全な発達に資することを目的とする」と書かれており,採取によって災害が発生することを防止しなければならないような態様の,
土砂を扱う業態が念頭に置かれていると解されるからです。
ご質問を拝読すると,「建設発生土」とありますので,建設の際に地面を掘ることで出た土砂をその対象としようとお考えのようですから,そうすると,既に地面が掘られて出てきている土砂なのでしょう。
とすれば,これは砂利採取業にいう「採取」にあたらないと思われますから,それを産廃として処分する前に,
使える砂や石を安全な方法で取り出し販売することは,同法に抵触しないと思います。また,私の知る限り他にこれを規律する法律はないと思われます。
次に,混合廃棄物から抽出した土砂が産廃かという問題ですが,廃棄物処理法等により産業廃棄物の処理について厳格な規定があることや,それに基づき処理事業者の許可,マニフェスト交付,報告書提出が義務づけられていることからすると,混合廃棄物となったものから,特定のものだけを取り出したとしても,それは産廃であると思われます。つまり,建設業など義務者は廃棄物が予定どおり廃棄されたかどうかについて責任を負いますし,受けた処理業者もマニフェストどおりの処理をすべき責任があるから,処理の途中の過程で,特定のものだけを取り出せるからといって,それを取り出して販売することは,建設業者や,処理業者を害することになるので,許されないのではないかと思います。仮に,それをどうしてもしたいという場合は,建設業者と契約して廃棄物としての処理に入る前に,採取をするようにするというのがひとつ。もうひとつは,建設業者及び処理業者と契約し,途中の段階で自分らが入って採取することを処理の手順に入れてもらったその手順が,地方公共団体に通ればよいのですが,私には分からないので,それだけは市役所等の環境部や産廃対策課にお訊きになってはいかがかなと思います。
質問者: 返答済み 5 年 前.

砂利採取業に関しましては、思い通りのご回答でした。

混合系廃棄物に関しましては、疑問が残ります。廃棄物の中には、有価物という定義があるのはご承知だと思います。古タイヤ、鉄くず、中古車・・人から見たらゴミですが、有価物として取り扱われ、買い取りをされることで、リサイクルがなされております。同じではないでしょうか?廃棄物と見えるものでも、有価で必要とする第3者が存在すれば、有価で売れた時点で廃棄物ではなくなるのではないかと考えます。

さらに言いますと、土砂の中に、OOOがOOO%含まれていると廃棄物であると か、数値や物質の基準が存在しません。廃棄物と断定するには根拠がなさ過ぎます。それでも行政はそこをしばれるものでしょうか?

専門家:  dresquire 返答済み 5 年 前.
再生利用と廃棄物の関係は,
あなたの仰るとおりのようで,

再生利用するために有償で譲り受ける者が占有者となった時点以降については、廃棄物に該当しない

と,廃棄物処理法の適用関係についての環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長の,各都道府県・各政令市廃棄物行政主管部(局)長宛の通知の中で言われています。
ですが,「専ら再生利用に供するもの」は廃棄物処理業の許可がいらないというのが,廃棄物処理法の考え方であるところ,廃棄物と廃棄物でない物の区別は,「専ら再生利用に供するもの」かどうかで判断すべきことが,再生利用との関係では原則なのではないかと考えます。
この基準のポイントは,「専ら」という部分であると思われ,混合廃棄物に関しては,通常,種類を分別することが困難なものであるため,混合廃棄物は,その中にいくら再生利用可能な,価値のある有価物が含まれようとも,「専ら」再生利用に供するものとはいえない以上,廃棄物でしょう。
このようにいったん廃棄物とされた物は,処理業者が,許可あるいは届けの手順どおりの場所に到達するまでは,原則として廃棄物でしょう。なので,その混合廃棄物の中から取り出した物を廃棄物でないとするためには,取り出す者が,処理業者の処理の過程(手順)に,廃棄物処理法上適法に入っていることが必要だと考えます。なぜなら,処理業者には,手順どおり処理する責任があるからです。
そのためには,当該処理業者,行政と話し合う必要があるのではないかなと思う次第です。
とはいえ,前述の,「通知」(通達)との関係もありますので,私の意見としては,行政と相談することがいずれにしても必要なのではないかなと思います。いきなり違法だとされては困りますのでね。
(私が検察庁で経験した事件で,40年にわたり,廃品回収として,一般廃棄物の古新聞を,市のゴミ収集車が来る前に回収して生計を立てていた人物を,いきなり,窃盗罪として逮捕したものがありました。これには市の都合が大きく関わっていたのですが。というわけで,リサイクル業と廃棄物処理の問題は,行政との関係に左右される面があると思っています。上記の,「通知」も,リサイクル業の保護の必要という近時の社会的な要請を受けてのものですので)
dresquire, 弁護士
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