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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1355
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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親告罪の時効がなくなった理由について教えて下さい。 例えば、強姦罪、前は6カ月と時効があったと聞きましたが、

解決済みの質問:

親告罪の時効がなくなった理由について教えて下さい。

例えば、強姦罪、前は6カ月と時効があったと聞きましたが、
今はないと読みました。

色々な事件には時効がありますが(今は殺人にはないそうですが)
強姦罪の時効がなくなっ たのは、私は
辛い、ショックなことをたった半年で口にするのは、到底無理で、
人によったら、数年間、苦しむと思うのです。

本当に辛いことを表にだせるようになるには、個人差もありますが、
こころがそうならないと親告罪として届け出が出来ないと思うのです。

何故、時効がなくなったのですか?

私も、やっと今だから語れるようになった程のショックな過去を持っています。
しかし、時効の壁にやられ、法律と人の心の解離の残酷さを身にしみています。

強姦罪、これは何故時効がなくなったのか、どうか教えて下さい。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

 

告訴期間と公訴時効は異なります。

 

刑訴235条

 

「親告罪の告訴は、犯人を知つた日から六箇月を経過したときは、これをすることができない。ただし、次に掲げる告訴については、この限りでない。
 一  刑法第百七十六条 から第百七十八条 まで、第二百二十五条若しくは第二百二十七条第一項(第二百二十五条の罪を犯した者を幇助する目的に係る部分に限る。)若しくは第三項の罪又はこれらの罪に係る未遂罪につき行う告訴
(以下略)」

 

 

親告罪の告訴期間の廃止は、

 

法務省の行刑厳罰化の流れの一環、被害者感情の充足などの理由です。

 

親告罪は被害者の名誉、意思の尊重が趣旨です。

 

告訴期間は撤廃されたので、公訴期間の範囲ならば、告訴できるようになりました。

 

公訴時効(これは被疑者の防御権を保障)が全部撤廃されたわけではありません。

 

親告罪の告訴期間の廃止

 

http://trauma.or.tv/1court/keiji-4.html

 

 

公訴時効の廃止

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc%2Fdomestic%2Fstatute_of_limitation%2F#backToPagetop

 

 

反対論

 

http://beatniks.cocolog-nifty.com/cruising/2010/04/post-712d.html

 

 

質問者: 返答済み 5 年 前.

回答ありがとうございます。

 

頭の回転が悪く、告訴と公訴の違いが良くわかりません。

 

例えば、私が強姦された場合、6か月以内に警察に被害届を出し、告訴状(絶対に

告訴するという意思表示)をしなければならないということですね。

 

それを過ぎたら、もう手遅れということですね。

 

女性として、余りにもショックで例えば精神的に不調になり、誰にも言えず

そのままで、しかし目覚めて勇気を持って警察に行っても、7か月後なら

「諦めて下さい」の流れの解釈で間違いないですか?

 

そこに何らかしらの、時効の停止というのは(要保護)、働かないのでしょうか。

家族もいない、病院にも行けなかった・・・。家でひたすら寝た切りだったとかの

場合、もう打つ手がないですよね。

 

また厳罰化、これは分かります。

 

被害者感情の充足は、漠然としていますが、救済の道を広げてあげるという

解釈もありかなと思いましたが、如何でしょうか。

 

公訴とは、告訴してからの次のステップ(裁判?)のことなのでしょうか?

 

告訴と公訴の流れ、性質の違いが分かりません。

 

公訴に乗っかれば、時効は一応気にしなくていいということだということですよね。

 

時効を作らないときりがないので・・・は合理的ですが、

ケースバイケースがあってもいいような気もするのです。

 

気持ちの問題は、法律では片付かないことが多いですよね。

 

しかし、判例主義ですから、そのハードルを越えることは、

裁判官はまず嫌がりますよね。

 

時の流れと法律の残酷さをかみしめています。

 

しかし、裁判官も人の子、最終的にはこころで判断されることもあるとは

きいたことあります。ハードルを乗り越えて。

 

裁判所に提出する陳述書に、ちょっと書きたかったものですから。

 

時効の壁とこころの解離について。そこの心情を訴えたい気持ちが強いので。

 

例として、「親告罪の時効撤廃」を上げようかとふと、法律のど素人の思い付きです。

専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

>告訴と公訴の違いが良くわかりません。

 

例えば、私が強姦された場合、6か月以内に警察に被害届を出し、告訴状(絶対に

告訴するという意思表示)をしなければならないということですね。

 

それを過ぎたら、もう手遅れということですね。

 

>>告訴とは、犯罪の被害者及び法律上告訴権を有する者が、捜査機関に対して、犯罪事実を申告し、犯人の訴追と処罰を求める意思表示です。

 

 これに対し、公訴とは、検察官が刑事事件について、裁判所の裁判を求める申立てです(刑訴247条)。

 

 >>告訴期間

 

 親告罪の告訴は、原則として「犯人を知った日」から6ヶ月以内にしなければなりません(刑訴235条)。

 

 ただし、一定の性犯罪(刑法176条~178条、225条もしくは227条1項、3項の罪またはこれらの未遂罪)の被害者については、被害による精神的ショックや犯人との特別な関係等により、短期間で告訴するか否かを決定するのが困難であることを考慮し、平成12年法律第74号により告訴期間が撤廃され、告訴期間の制限は適用されないこととなりました(刑訴235条1項1号)。

 

 よって、公訴時効にかかるまでは告訴可能となりました。

 

 

 

 

 その公訴時効ですが、

 

 

 翻って、刑事罰の時効には、確定判決前の公訴の時効(刑訴250条~255条)と確定判決後の刑の時効(刑31条~34条)とがあります。

 

 公訴の時効が完成したときは、その犯罪事実についての公訴を提起することができません。公訴を提起しても、免訴の判決をもって終局することになります(刑訴337条4号)。この公訴時効の未完成は、公訴提起の訴訟条件です。

 

 ◆2010・4・26以前の犯罪の場合

 

 強姦罪(刑177条)は長期5年未満の懲役ですから、公訴時効は3年です。

 

 ◆2010・4・27以降の犯罪の場合

 

 強姦罪(刑177条)は長期5年未満の懲役ですから、公訴時効は3年(死亡させた

場合は10年)です。

 

 ですから、告訴期間の6か月が撤廃されたからといって、公訴時効は3年ですから、質問者様があまり悠長にしていると、この後者の時効にかかってしまいます。

 

 法律の世界では、控訴期限(不変期間といいます)や時効は絶対ですので、必ずお守りください。

 

>そこに何らかしらの、時効の停止というのは(要保護)、働かないのでしょうか。

家族もいない、病院にも行けなかった・・・。家でひたすら寝た切りだったとかの

場合、もう打つ手がないですよね。

 

 >>公訴時効の停止

 

 1.時効は、当該事件についてした公訴の提起によって、その進行を停止、管轄違い、または公訴棄却の裁判が確定したときから、その進行を始めます(刑訴254条1項)。

 

 2. 共犯者の一人に対する公訴提起によって、他の共犯者んい対しても時効が停止します。その共犯者に対する裁判が確定したときから、また進行を始めます(同条2項)。

 

3.犯人が国外にいる場合、または逃亡中であるため、起訴状謄本の送達または略式命令の告知ができなかった場合には、その国外にいる期間または逃亡中の期間は、時効の進行は停止します(刑訴255条1項)。

 

 

>しかし、裁判官も人の子、最終的にはこころで判断されることもあるとは

きいたことあります。ハードルを乗り越えて。

 

>>「すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される」(憲法第76条3項)。

 

 「裁判官は法をしゃべる口である」、という法諺もあります。法と事実を入れると答えが出る自動販売機のようなもの、観客と思ったほうがよいです。

 

 

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