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houmu
houmu, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 934
経験:  行政書士 知的財産修士 2級FP技能士
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私の友人が2年半前、当て逃げ(過失傷害)で懲役10ヶ月執行猶予3年の判決を受けておりました。しかし、執行猶予期間中の

質問者の質問

私の友人が2年半前、当て逃げ(過失傷害)で懲 役10ヶ月執行猶予3年の判決を受けておりました。しかし、執行猶予期間中の半年前に、高速道路でのスピード違反(30数キロオーバー)で捕まり取調べを受けてる際、何ヶ月か前の交通違反で友人の名前を使って免れたことを告白しました。それにより、2ヶ月前、警察に拘束、起訴され、先日の裁判で、2年の求刑に対し1年2ヶ月の判決を受け、前回の10ヶ月と併せて計2年間の服役をしなければならないとのことです。本人は真面目に刑に服するといっておりますが、専門知識のない私ではありますが、余りにも刑が重過ぎるのではと思っています。友人は、働きながら小学生の子供2人を育てていて、今回のこと以外は真面目な人間です。今回の判決は妥当なのでしょうか。控訴期限は、あと2日です。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  houmu 返答済み 5 年 前.
今回の交通違反のみをみると重たく見えるかもしれませんが、今回の判決はこれに加えて、前回の交通違反と、更に有印私文書偽造罪・及び行使罪(反則切符への虚偽のサイン)が加わっていると考えられます。これだけ単独で考えましても、懲役刑が求刑され、執行猶予付きの判決というのが想定されるところです。

求刑と判決とを比較してみますと、懲役2年に対して1年2ヶ月の判決が出ています。
一般的に、求刑に対して執行猶予が付されるときはそのまま、実刑となる場合には7~8掛け程度となることが多いのですが、今回半分強とかなり軽減されています。
前回が求刑10ヶ月で軽減されていなかったとすると、10+24=34ヶ月。これの7掛けで23.8ヶ月となります。実際に裁判官がこのように考えられたのか、偶然なのかはわかりませんが、今回、執行猶予中の再犯であることを考えると重すぎるということはないように思います。

※交通事故の用語として、人身事故についてはひき逃げ、物損事故については当て逃げを使用します。

質問者: 返答済み 5 年 前.
有印私文書偽造罪・及び行使罪について、自ら告白したことを考慮してもでしょうか。
専門家:  houmu 返答済み 5 年 前.
『余りにも刑が重過ぎるのでは』とのことでしたが、どの程度を想定されておりますでしょうか?例えば、再度執行猶予がついてもいいのではないかと思っているとか、今回のは罰金刑でもいいのではないかなど、お聞かせ下さい。
また、前回の執行猶予についてですが、保護観察処分がついていたかどうか、ご存知でしたら教えて頂けますでしょうか。
質問者: 返答済み 5 年 前.

前回の執行猶予について、保護観察処分がついていたか聞いておりません。

どの程度の刑が妥当かは判りませんが、控訴して刑が軽くなる可能性があるかどうかです。ネット等で過去の判例を調べてみると、交通事故で2人を死亡させ(1人重症)、1審の懲役3年を不服とし2審で2年6ヶ月になった例が取り上げられていました。単純にこの例と比較し、今回の友人の判決は重過ぎるのではと思いました。また、国選弁護士だからというのは私の偏見でしょうか。

専門家:  houmu 返答済み 5 年 前.
執行猶予という制度は、刑を執行するよりも社会の中で暮らしながら反省をしてもらったほうが更生につながるであろうという考えで設けられた制度ですが、執行猶予期間中の再犯というのは、この裁判官の更生への期待を裏切る行為ということになります。また、前回、単に交通事故ということではなく、ひき逃げという故意犯を犯しているところに、有印私文書偽造・行使という故意犯を重ねており、どちらも発生してしまった責任を不当に逃れようとする行為であったところに共通点が見られます。

このような点から、違反の取締りと無関係に、自ら警察に出頭して自白したというのであれば、多少は酌量の余地はあったかもしれませんが、更に類似の犯罪を重ねた上での余罪の自白に過ぎませんから、不利な材料のほうが多い事案といえます。

交通事故については、被害者がいて、多くの場合それぞれに落ち度があります。死亡した被害者の不注意の方が大きく運転者が気の毒だと思えるようなものもあれば、飲酒・暴走運転による事故のように運転者が強く非難されるような事故もあります。死亡事故であっても、被害者の過失が大きく、遺族と示談が成立しているような場合では量刑はかなり軽くなる場合もあります。

交通事故については、被害者感情が強く考慮されることから、事故に至った事情はもちろんですが、
・被害者の当たり外れ(示談にすぐに応じてくれる人とそうでない人)
・弁護士さんと被害者の相性
・加害者の資力(お見舞金を支払うことで示談をまとめる等)
など、事故の本質以外にも判決に大きく影響する部分があります。従って、弁護士さんの腕や加害者の方の予算など、事後的な部分が量刑に大きく影響します。
また、被害者にこんな不注意があった・・・というような新たな証拠が事後的に発見されることもあるかもしれません。例に挙げられた事故が具体的にどうであったかはわかりませんが、1審では遺族と示談交渉中であったり、重症の被害者がまだ治療中であったが、その後示談が成立したり、治療が完了したなどのことがあれば、2審で大幅に量刑が下がるということも十分考えられるわけです。

今回の事件では特に被害者がいるわけではありませんから、誰かから示談書を取り付けるということもありません。警察の不当な捜査があって、ここを具体的に争いたいというようなことであれば別ですが、そうでなければ私選弁護人に変えたことによって、刑期が短くなるということは考えにくいです。もっとも、量刑に相場はあるものの絶対的な基準があるわけではなく、最終的に判決を決めるのは裁判官ですから、1年2ヶ月が1年になるといった可能性はあるといえばありますが、これが6ヶ月になるなど大幅な短縮は考えにくいでしょう。
また、引き続き争うこととした場合、その間刑が執行されるのが遅れ、社会復帰も遅れることになりますし、国選とはいえ弁護士費用もかかることを考えると、控訴はお勧めできません。
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質問者: 返答済み 5 年 前.

よく分りました。

自ら告白しなければと悔やまれるばかりです。

有難う御座いました。

専門家:  houmu 返答済み 5 年 前.
ご参考になりましたら幸いです。
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