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shonansolicitor, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 435
経験:  中央大学法学部卒。事務所経営者。裁判所事務官・地方公務員上級職等合格。
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突然「有給を使用した場合残業時間から1日分の時間を引きます」といわれました。 これってありですか? 例えば今月の

解決済みの質問:

突然「有給を使用した場合残業時間から1日分の時間を引きます」といわれました。
これってありですか?
例えば今月の残業30時間、有給1日使用だと30時間から7.5時間引かれます。
撤回してもらいたのですが、どうしたらいいのでしょうか?
よろしくお願いします。組合などはありません。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  shonansolicitor 返答済み 5 年 前.
  年次有給休暇は、下記の要件を満たした労働者に対し法律上当然に成立する権利です。(労働基準法第39条第1項、第2項)。

 

  雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務した方、あるいは雇入れの日から6箇月経過日を起算日として1年間継続勤務した方。  上記の期間それぞれにおける全労働日のうち、8割以上出勤した方。

 

  雇用形態は要件に求められていません。したがって、正社員だけではなく非正規社員(派遣社員、契約社員、所謂パートタイマー、アルバイトなど)も、この条件を満たせば例外なく年次有給休暇の権利は法律上当然に成立します。

 

  年次有給休暇は労働者の請求があって初めて生ずる権利ではなく、使用者の許可や承認は不要です。 

 

  労働者が年次有給休暇の取得を請求する際の「請求」とは、休暇の時季の指定であり、この請求があった際に使用者が判断する要素は「時季変更権」の行使の可否のみです。

 

  ですから、貴方は「〇年〇月〇日に有給休暇を取ります!」と上司に言えば言いのです。 これが時季指定権です。上司は「はい、分かりました。」というか。  

 

  「その日は、会社に取って都合が悪いので別の日に変更してもらえないでしょうか?」と言えるだけです。これが「時季変更権」です。

 

  貴方の上司は労働基準法の有給休暇というものがどういうものか知らないのではないでしょうか? もし、貴方の上司がこのことを知らなければ教えてあげて下さい。

 

  貴方の会社の事情が良く分からないのですが、なるべくなら平穏な話合いで解決して欲しいと思います。

 

  それでも「残業代から引く」と強引におっしゃる場合は、明らかに労動基準法違反ですから、「労働基準監督署に、この事実を通報します」と言ってみては如何でしょうか?

 

  尤も、通報して貴方に不利益が及ぶような会社でしたら、通報は匿名もイタシカタないとは思いますが。。。

 

  会社自体に組合が無い場合は、組合の無い会社のために全労協や全労連という機関がありますので、そちらにご相談するのも良いと思います。

 

  若しくは、労働基準監督署を通じて労働局へ「あっせん」の申立てをするのも良いと

思います。  

 

  労働者が自分の権利を守ろうと思った場合は、ある程度は理論武装して、公的機関も上手に利用する必要もあると思います。そして、使用者側と巧妙に渡り合って下さいませ。

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  参考になりましたら、「承諾」をお願い致します。

  

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