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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 法律
満足したユーザー: 1355
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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近所の工場の騒音の件で 近所の工場が倒産した場所に最近別の会社が入ってきました。その会社が出す音があまりにもうるさく

質問者の質問

近所の工場の騒音の件で 近所の工場 が倒産した場所に最近別の会社が入ってきました。その会社が出す音があまりにもうるさく、警察や市役所に注意してもらうようにしたのですがその後も変わらず普段道理に仕事をしています。市役所に言った際に聞いたところ土地的には無指定な為工場は立てても良いとのことでした。騒音レベルに関しては60デシベルまでと言うことでした。市側が騒音計測をしてくれないので自ら騒音計を購入し測定したところ、5メートル以上離れた所で常に60デシベルを超えていて、外で作業していると最大で90デシベルを超えることもあります。このような状態で裁判を起こした場合、この会社を撤退させることができ、さらに二度と同じ問題にならないようにすることができるのでしょうか。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

 不法行為に基づく損害賠償は金銭賠償であり、差止請求を認めないのが判例理論でした。

 

小職の理解では、まだこれを認めたものはないと思われますので、棄却される可能性が高いと思います。

 

 当該会社が質問者の所有権を侵害しているなどの事実がある場合は、物権的請求権に基づいて、操業差し止めを請求することは可能でしょう。

 

 一部の学者が、一定限度を超える侵害に対しては、人格権の侵害として、妨害の排除ないし予防の請求権を認めるべきと主張しています(加藤「不法行為」法律学全集214p)。

 

 フランス、ドイツ法では認めていますが(ド民12条、1004条、862条)、わが国の判例理論に従う限り難しいのではないでしょうか?

質問者: 返答済み 5 年 前.

お世話になります。ご回答ありがとうございます。

 

日本の法律では、騒音のレベルが、市の条例を超えて近所に迷惑がかかっているとしても損害賠償(金銭的な請求)は請求できるが、工場の立ち退きの請求までは出来ないと言うことなのですか?

と言う事は工場の近所に家を建てたこちら側に非があると言うことになりますか?

 

どんな所でも工場を建てたもんがちなのですね。

専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

 「不法行為」による差し止め請求はダメだが、人格権に基づく差し止め請求は、学説の一部にそういう主張があるので、訴訟で主張することは可能でしょう。ただあまり実際的ではありません。

 

 ただ、日本の裁判所は判例拘束主義をとっており、一度最高裁判決がおりると何十年もその判決に従った判例が下級審(地裁)でも続くものです。判例の流れを変えるには何十年という月日が必要です。

 

 敗訴とわかっていて引き受ける弁護士もなかなかいないでしょう。

 

 差し止め請求を否定したのは、当時の産業優先の行政に司法が追随した結果と思います。職業裁判官の人事権は司法権にあっても最高裁裁判官の任命権は内閣にあり、国は自分らの意に沿った判決をもらうために、最高裁裁判官の入れ替えを行うことがままあります。これが日本の現状です。

 

 「行政が司法を支配する」これが日本の構図です。民主党政権の下でも基本的にはそうです。

 

 >工場の近所に家を建てたこちら側に非があると言うことになりますか?

 

 

 >近所の工場 が倒産した場所に最近別の会社が入ってきました。その会社が出す音があまりにもうるさく、警察や市役所に注意してもらうようにしたのですがその後も変わらず普段道理に仕事をしています。

 

>>公害訴訟でも、このすでに原因の生じている隣地に被害者が後から居住するに至った事情(ニューサンスへの接近)は重視されます。

 

 本件はこれと違い先住権があるので、被害者=質問者にはプラスに働くでしょう。

 

 

>騒音レベルに関しては60デシベルまでと言うことでした。市側が騒音計測をしてくれないので自ら騒音計を購入し測定したところ、5メートル以上離れた所で常に60デシベルを超えていて、外で作業していると最大で90デシベルを超えることもあります。

 

 

>>対抗措置として、こちらも常時音を発することがあります。両方の音で打ち消しあって音が聞こえなくなります。

 

>>それと工場と会社の間で、「何時以降は音を立てない」「何デシベル以上の音は立てないことを原則とし、その達成に努力する」「上記条項に反した場合は、金●●円の違約金を支払う」等の条項を盛り込んだ契約書・念書を交わすことはどうでしょうか?

 

 その念書に反した場合に訴訟にするということで持ちかければいかがでしょう

 

 

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