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カテゴリ: 法律
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4年前、所有していたが使っていなかった乗用車をディーラーにもっていき、廃車の手続きをしてもらいました。廃車証明書と保険の中断証明書を発行してもらいました。ところが最近その車

解決済みの質問:

4年前、所有していたが使っていなかった乗用車をディーラーにもっていき、廃車の手続きをしてもらいました。廃車証明書と保険の中断証明書を発行してもらいました。ところが最近その車 を町で見かけました(改造していたため自分の車と判る特徴がはっきりとあり、乗っていた本人にどこで手に入れたか 確認したところ、自分が廃車を頼んだディーラーでした。) 廃車のときこの車が再利用されることはないことも確認していたのですが・・・
今になって廃車証明書をみると一次抹消登録となっていました。思い入れがあるため他人に使われたくなかったのですが・・・今からこのディーラーに文句を言うことはできますでしょうか?ちなみに車はローンで購入したため所有者は別の販売店になっていました。返済は完了していたのですが名義の変更をしていませんでした。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  bengoshimailme 返答済み 5 年 前.
弁護士です。

こんにちは。

廃車という手続は,車籍(登録)を抹消する手続のことで,現実に「廃棄」することとはズレる場合があります。

廃車手続すなわち自動車の抹消登録には2種類あり,
(1)道路運送車両法15条に基づいた手続により抹消登録をする「永久抹消登録」では,法的には「自動車が滅失、解体等したため再使用する事ない手続」とされており,車両の解体を前提としたものとなっていますが,
(2)同16条に基づく抹消登録は,法的 には「自動車の使用を一時中止するための手続」となっていて,この抹消手続では,備考欄に一時抹消と記載された登録識別情報等通知書の交付が受けられ,日本国内で再び登録し,運行することが可能です。

(1)では,抹消登録証明書の交付は受けられません(証明書は再登録のため必要であり,これがあれば再登録により運行が可能)。あなたが「廃車証明書」をお持ちとのことですが,これは「登録事項証明書」のことであろうと思います。そうであれば,その内容をご確認いただけば,永久抹消されたか,解体届出がなされたかがわかるはずですが,現に走行していたのを見たとのことですので,明らかに永久抹消も解体もなされていないことになります。

とすると,あなたは,廃車というと永久抹消・解体であると考えていて,再利用されることないようディーラーに念押ししたにもかかわらず,ディーラーは,廃車手続は行ったものの,永久抹消でない抹消登録((2)の16条抹消)をとった上で,再登録して別の顧客に売却したということになると思います。

私はこれ以上は詳しくはないのですが,永久抹消によらなければ得られない,自動車所有者の利益というものがあるはずであり(自動車重量税の還付など),それにもかかわらず,ディーラーは,あなたの意に反してその手続をとらなかったということができるでしょう。
問題があるとすれば,あなたが正規の所有者ではなかったという点です。ひょっとすればディーラーは,正規の所有者でないあなたの要望であるため,無視できると考えた可能性があり,この点は,確かに所有者でなかったのですから,自動車の最終的処分を決する権利をあなたが有していたかどうかには,疑問の余地があり,微妙です。

とはいえ,たとえ口約束であったとしても,あなたに対してディーラーが約束したことには反する行為をして,しかも第三者に売却することにより利益をあげているのですから,あなたがディーラーにクレームを主張することは一定限度で可能な気がします。
あなたとは直接の関係のない現オーナーに,走行の禁止を請求することはもはや不可能ではあると思いますが,ディーラーに対しては,約束に反してあなたの期待に反する行為をして利益まで上げた点に対し,不当利得返還請求を行うことが可能ではないかと思います。

(但しこれは裁判上行っても,たいした額の請求が不可能なのは明らかですので,あくまで裁判外で,事実上の交渉として行うのが妥当と考えます)
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質問者: 返答済み 5 年 前.
ウソをついて利益を得る=詐欺罪にはならないのでしょうか?
専門家:  bengoshimailme 返答済み 5 年 前.
詐欺罪になるには,騙す行為(ウソを言う)時点で,相手を騙してその相手の財物を騙し取ることについて故意が必要です。また,そのウソは,相手の財物の騙取に向けられたウソでないといけません。
本件で,ディーラーが,まず,ウソを言ったかどうかに疑問があります(あなたが廃車手続を頼んだ時点から,あなたの意向通りにするつもりがなかっ たといえるか?)。
また,仮にウソだったとして,それがあなたを騙すことで,あなたから車の所有権ないし占有を奪うことに向けられていたと言えるか,若干疑問です。
その他,詳しくみると,詐欺罪の成立,あるいは詐欺罪成立を立証すること,には問題がいくつもあり,厳しいでしょう。

そして,詐欺罪,という「犯罪」にする意味が果たしてあるのか,私には疑問です。
このディーラーを犯罪者にしたところで,得することはひとつもないです。

仮に,詐欺「罪」でなく民法上の詐欺にあたるから,ディーラーとの間の廃棄に関する手続の代行の契約を取り消す,という場合ならば少しは意味があります。
しかしながら,先の刑法上の詐欺罪と同様の問題はあります。
また,ディーラーとの契約を取り消しても,おそらく「善意の第三者」であろう現オーナーから自動車を取り戻すことはできません。善意の第三者には詐欺取り消しを対抗できないからです。

それよりも,先に述べましたように,
ディーラーに廃車手続を委託した契約には,明示の,「以後,走行しないようにする=廃棄処分とする」という条件を付したにもかかわらず,その条件を守らないで行った(約束に反した)ことによって不当に得た利益の返還請求の方が,実利があると思います。
あなたが精神的にショックを受けたことを損害として,不法行為に基づく損害賠償請求を行うことも考えられますが,この事案で,どれくらいの額の請求が可能かと考えると,少なくとも裁判では,ほぼゼロに近い額だろうという気がします(酷なのですが,裁判はそういうものなのです)。

いちばん良いのは,
「私が希望していたことを知っていながら,約束を破って第三者に売り払った!絶対許せない!あなたはタダで車を手に入れておいていくらで売ったんだ?そのお金を寄越しなさい。それがイヤなら,売った相手に返金して車を取り戻してきてちょうだい!!」
と,毎日のように怒鳴り込みに行くことではないでしょうか?
相手が根負けするまで粘れば,なにか結果が出る気がします。
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