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bengoshimailme, 弁護士
カテゴリ: 法律
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300

解決済みの質問:

私はある企業で取締役についている者です。

この度、会社を退職するにあたり、会社代表から以下のような話を受けております。

私が取締役に就任した際、半年後に300万円分の会社の株式を購入してもらいたいという
名目で給与を年収1000万円という金 額で契約しました。
しかし、丁度、妻の母親が病気となり、私の給与の増資の原資金とすべきお金を残せず、
半年後に300万円を会社代表から個人的に借りる形で会社の株式を購入しました。

時間はかかりましたが、代表には借りた300万円を返済しました。

会社を辞めることになった際、増資の原資金を使ったのは横領だ! と急に脅しをかけられてしまいました。
増資金を残せなかったのは事実ではありますが、
1あくまでも私の給与として支払われていたこと
2会社代表からお金は借りて、株は買ったこと。そのお金は返済済みであること

以上から、横領というのは成り立たないと思っているのですが如何でしょうか。
投稿: 6 年 前.
カテゴリ: 法律
専門家:  bengoshimailme 返答済み 6 年 前.
弁護士です。こんに ちは。

仰るとおり,横領ではありません。

ただ,それを社長に反論した場合,次のように言われる可能性があります。
「あなたが借りた300万円は会社の金だ」
これが,横領だという社長の論拠だろうと思うのですが,
仮に社長があなたに貸したお金が会社の金だったとしても,
社長の行為が自己取引ないし利益相反行為になって,背任にあたる可能性があるだけであり,
あなたはそれらの責任を負いません。
会社のお金を他人に貸したり,会社のお金と自分のお金の区別をせずにあなたにお金を貸したりする権限を有していたのは社長だからです。
(横領ないし背任になるのは社長です)

あなたは,社長個人からお金を借りていたつもりでいました。
ところが,今回,社長が「横領だ」などと言って来たのは,社長が社長個人のお金ではなく,会社のお金をあなたに貸し付けたからではないかと推察されます。
あるいは,社長が個人の財産と会社財産を区別しない杜撰な財務管理をしていたのだろうと思います。
いずれにしても上記のように,あなたには責任はありませんし,特に社長から横領だなどと言われるいわれはありませんので安心なさって下さい。

ただし,あなたが取締役であったときに,会社財産の管理について知る立場にあって,あなたへの貸付の原資が会社財産であったことや上記杜撰な管理がなされていることを知っていたとすれば,その時に是正すべきだったかも知れません。社長が次に突いてくるとすればこの点かも知れません。
とはいえ,やはり当の社長から言われる筋合いはないことですので,お気になさらなくても良いと思います。

心配なのは,社長が横領だなどと言ってきているのは,300万円分の株式を300万円以上で買い取りたくないからではないかと思えることです。
300万円以上のお金が会社にあれば問題なく回収できると思いますが,お金がないからこのように言っている場合,回収するのが困難になる危険がありますね。
そうならないことをお祈りしています。

*補足*
「1あくまでも私の給与として支払われていたこと」
とありますが,
社長から借りたという300万円は,会社の給与として支払われたのですか?
そうすると,この300万円は,社長個人からの借用ではなく,会社財産が原資だったと考えられます。
そして,それをあなたも知っていたことになります。
おそらく上場企業ではないと思いますし,ほぼ全株を社長か一族が持っているオーナー企業だろうと思いますので,取締役の会社に対する責任を追及されるおそれはないと思いますし,会社からの借用だったとしてもあなたが社長から責められるいわれがないことには変わりありませんが。
少し気になるのは,あなたは会社から借りたにも関わらず,社長個人に返済していたことになり,社長はそれをいいことに,返済された300万円を自分個人のものにしてしまったのではないかという点です。
ただ,これは,仮にそうだとすれば,横領したのは社長だということにしかなりませんよね。会社の金庫に戻すべきお金を自分のものにしたのですから。
また,社長が,社長個人のお金でなく会社のお金をあなたに渡したのは,もともとあなたを横領扱いするつもりだったとともに,給与として渡すことでそれを経費として計上することで,会社に対する返済を発生させず,返済金を自分のポケットに入れるための策略だったという可能性がありますので,いずれにしても社長が悪いですね。
専門家:  bengoshimailme 返答済み 6 年 前.
*補足2*
あなたのご説明は,
・給与1000万円の中の300万円は義母様の看病に
・社長個人から借りた300万円で新株引き受け
ということでしたが,法律上,お金に色はないので,
・給与1000万円の中の300万円で新株引き受け
・社長個人から借りた300万円を義母様の看病に
と,入れ替えて考えることができます。
あなたの仰る,
「1あくまでも私の給与として支払われていたこと」
というのは,新株引き受けに用いた,給与1000万円の中の300万円のことでしょう。社長が問題にしているのは,あなたが返済した300万円のことではなくて,給与1000万円の中の300万円についてなのだろうと思います。
(そうすると,返済したこ とは関係ないんだろうと思います)

社長は,会社財産で新株引き受けをすると,自己株式取得規制に抵触するなどの問題を避けるために,会社のお金は,一旦あなたへの給与として支払ってあなたのものとした上で,あなたに新株引き受けをさせたのだろうと思います。
ところが,あなたが,そのお金をお義母様の看病代に使うなど流用してしまったことをいいことに,「横領だ」と主張しているものと思われます。
しかしながら,社長のこの主張が通用しないことは前述のとおりですし,あなたは社長から調達して約束どおり新株引き受けをしたのですから,約束には反していません(お金に色はないので,給与で新株を引き受け,借用で看病に充てたと同視できるから)。
そもそも,自己株式取得規制潜脱のために給与額に工作したのですから,社長からおかしなことを言われる筋合いはないのです。

円満に退職金をもらって退職できると良いですね。
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