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kionawaka
kionawaka, 行政書士
カテゴリ: 借地借家・家賃交渉・立退き
満足したユーザー: 1377
経験:  中央大学法学部法律学科卒 行政書士事務所経営
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山林境界(全長70mくらい)での、隣地側の盛り土に関する苦情相談です。 元は山林同士の境界でしたが、隣地側は7年ほど前に総ての木を伐採しました。伐採樹木の残骸が大量に境界付近の隣

解決済みの質問:

山林境界(全長70mくらい)での、隣地側の盛り土に関する苦情相談です。
元は山林同士の境界でしたが、隣地側は7年ほど前に総ての木を伐採しました。伐採樹木の残骸が大量に境界付近の隣地側に放置してありました。今年になって隣地地主は建設残土でその土地を埋め立てました。境界付近にあった残骸は、違法にも拘らず地中に埋め込んでしまいました。境界付近は、高いところで2mくらいの高さの盛り土がされた状況で、45°くらいの傾斜が付けられ、底部が境界に接する様に施行されています。斜面は土のままで、側 溝や土留めもありません。また埋め立てる前に事前の伺いも有りませんでした。当方側は現在も山林のままで、樹齢30年くらいの杉が境界付近に何本も有ります。このままでは雨等で土砂が曲がれ込んで来るので困ると直接苦情を隣地地主に言ったら、いきなり、埋立ての事後承諾書を持って来て判子をくれと言ってきました。現状のままでは当方の山林を守ることが出来ないと思い、当然断りました。なお隣地側の埋立ての目的は不明です。1500㎡位の面積です。当初は畑に至る私道を作る様な話を人から聞いたことが有りますが、正確ところは分かりません。

私の不満は、
1)隣地への影響が考えられるのに、事前説明が全く無かったこと。
2)現状の施行工事のままでは、雨等で土砂が当方側へ容易に流れ出して
  来る恐れが有ること。これから梅雨入りなので大変心配です。

そこで以下の様な、法的に効力のある、対抗処置がとれるか否かの質問です。またもっと適切な方法が有ればご指南戴きたい。

1)先ず基本的な質問ですが、今の時点では当方の被害はないものの、
  将来の被害を予測して念書を取ることが出来るでしょうか。
2)当方にとって最悪の場合として、隣地地主は当方に承諾をとらず、当方が
  苦情を言っても無視し続けることが出来ますか。つまり、法的な事前相談の
  義務は無かったりしますか。
3)法的強制力でもって、何とか以下の様な念書を提出させることは出来るでしょうか。

A)当方に将来にわたって被害が及ばないよう念書を取り、念書の付帯
  条件を満足する限りにおいて今回の盛り土を承諾する。
B)念書は法務局など公的機関の署名の入った物にする。
C)念書の付帯条件として、以下を厳守して貰う。
 ア 境界から盛り土の足(最下部)を1m以上離す。
 イ 今回埋め込んだ樹木残骸は、盛り土の強度不足になる危険が有るので、
   すべて取り除く。
 ウ 盛り土した土地の雨水が流れ込んで来ない様に側溝を設ける。
 エ 盛り土の斜面は45°以下の傾斜とし、崩れてこないように擁壁など、
   当方が承諾しうる処置を施す。
 オ 定期的に巡回して不具合が発生しない様に管理する。
 カ 万一擁壁等が崩壊し、あるいはまた土砂が流出し、当方敷地側に及
  んだ時は速やかにこれを取り除く。
 キ 前記は集中豪雨あるいは地震等の自然災害による発生であっても含まれる。
 ク 前記に記載以外にも、何らかの被害が盛り土によって発生したと目される
   場合は、速やかにその対策を講じる。

参考までに、
役所はこの埋立て自体に付いては認めているようです。残土条例を守れば良いそうです。樹木残骸を埋めたことについては、隣地地主が認めないので、処置しようがないそうです。ただし、埋めた現場を目撃している人がいて、必要な強力をして呉れることにはなっています。その人は途中経過の写真や埋めた樹木残骸が土砂からはみ出している写真も見せて呉れました。

以上、長くなりまして恐縮ですが、宜しくお願いします。
投稿: 5 年 前.
カテゴリ: 借地借家・家賃交渉・立退き
専門家:  kionawaka 返答済み 5 年 前.

>1)先ず基本的な質問ですが、今の時点では当方の被害はないものの、
  将来の被害を予測して念書を取ることが出来るでしょうか。

 

→可能です。物権的妨害予防請求権に基づくものです。

 

 要件:①他人(相手方)が、物権を妨害するおそれがあること、 ②請求権の主体は、妨害されるおそれのある物権の保有者であること、③請求権の相手方が、将来主体の保有する物権を妨害するおそれのある者であること。

 

 効果:①妨害のおそれを生ずる原因を除去して妨害を未然に防ぐ措置を講ずること、②作為を請求する場合にはその費用負担が問題になるが、その者の責に帰すべき事由に基づいたか否かによるとする説が有力です。

 


2)当方にとって最悪の場合として、隣地地主は当方に承諾をとらず、当方が
  苦情を言っても無視し続けることが出来ますか。つまり、法的な事前相談の
  義務は無かったりしますか。

→事前相談の義務はありませんが、紛糾してくれば、隣地所有者から物権的請求権の行使を受けたりして、紛争性が顕在化しますから、隣地所有者が泣き寝入りしない限り、無視し続けることはできなくなります。
3)法的強制力でもって、何とか以下の様な念書を提出させることは出来るでしょうか。

→念書というのは私人間の合意ですから、法的強制力でもって合意書を作成することは難しいといえます。相手方の合意がとれれば、記載のような合意書の捺印は可能です。

 

 Bはともかく、A、Cは普通の条件なので、別段相手方も異議を唱えるようなものでもないので、将来の妨害予防という趣旨です、ご迷惑はかけません、むにゃむにゃ、と言い含めれば、間の抜けた相手方なら、ハンコをつくでしょう。

 

 >埋立ての事後承諾書を持って来て判子をくれと言ってきました。

→これにハンコをつくと、上述の案が全部パァになるのでご注意ください。

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