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goodsmile
goodsmile, 内科医
カテゴリ: 内科
満足したユーザー: 95
経験:  認定内科医です
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86歳男性。役2年前からS病院の呼吸器内科で非結核性抗酸菌症と診断され、2か月ごとに血液・X線画像・6か月ごとに採痰検査

質問者の質問

86歳男性。役2年前からS病院の呼吸器内科で非結核性抗酸菌症と診断され、2か月ごとに血液・X線画像・6か月ごとに採痰検査を受けています。当初は投薬もありましたが、頭皮湿疹を発症のため中止して以来の投薬はありません。痰も最初の頃は白色が極めて少量でしたが、1か月前あたりから黄をふくんだ茶黒色が頻繁に出るようになりました。黒色痰は肺炎の徴候と聞いたことがありますので心配です。次回受信日まで1か月ありますので、諸先生のご意見を承りたく、お願い申し上げます。
投稿: 1 月 前.
カテゴリ: 内科
専門家:  goodsmile 返答済み 1 月 前.

こんにちは内科医師のgoodと申します。黒色痰など、ご心配のことと思います。非結核性抗酸菌症はあまり聞きなれない言葉であり、不安も多い事と思います。

非結核性抗酸菌症は名前の通り、結核と同じような形をしているが、結核とはまったく性質が異なる菌の集団の事をさします。活動性のある結核は、月単位で病態が進行していくのに比べて、非結核性抗酸菌症は年単位で緩やかに症状がすすむことが多く、かつ個人差が大きいため何十年も病態が変わらない方もいらっしゃいます。

86歳男性で、いままであまり症状がなかったのであれば、この年齢まで発症しなかったと考えることもでき、比較的遅い進行のタイプであると推測する事ができます。前回のまれたお薬はおそらく、クラリスロマイシンやエリスロマイシンといった、痰の喀出を促進して、気管支の内部をきれいにする作用があるお薬を処方されていたのではないかと推測します。

非結核性抗酸菌症に対する薬物治療にガイドラインはありますが、絶対にこうしなければならないというほどの強い治療方針は現在はありません。結核は、絶対にこうしなければならないという標準治療が定められていますが、非結核性抗酸菌症は比較的にゆるやかな指針にとどまっています。

肺の中に空洞がたくさんあるとか、肺が真っ白、進行が早いタイプであれば、治療介入が望ましいですが、高齢まで発症せず、進行が緩やかなタイプであれば、無理をして治療をしなくても良いと判断するのが妥当でしょう。

専門家:  goodsmile 返答済み 1 月 前.

非結核性抗酸菌症は、土壌や水などの我々の身近な部位に潜んでいる菌が何かの拍子に肺の中に入ってしまった事で罹患すると言われています。我々の身の回りにいる菌ですので、治療を行ってもすぐには消滅せず、1年間抗生物質を飲んでも、菌がいなくならないこともあり、人によっては2年3年、ずーっと3種類程度の抗生物質を飲んでいるかたもいらっしゃいます。患者様が86歳という事であれば、この先副作用のある薬を長期間飲まれるよりは、いったん中止にて、どれくらいの進行度なのか経過を見るというのも立派な治療といえる状況と考えます。

非結核性抗酸菌症の患者様は気管支に慢性的な炎症が起こっている事があり、慢性的な咳や痰がでることがありますので担当の先生に、去痰薬や鎮咳薬などを処方してもらい、経過観察を続けてもらっても良いのではないでしょうか。

黄色~緑から黒色の痰がでるときに感染症にかかっている可能性は否定できませんが、先に述べた去痰薬などで治療をしてもらうのが良いと思います。これらの痰がでるからといってすぐに肺炎になることもありませんし、非結核性抗酸菌症は年単位で進行する病気ですので未治療であったからとして、すぐに肺炎になることはありません。

よろしくお願い致します。

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