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猫山司
猫山司, メディカルアドバイザー
カテゴリ: 内科
満足したユーザー: 14357
経験:  医師。国立大学医学部卒業後、臨床と研究に10数年間従事
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81才の母のことでご相談します。4月に心臓カテーテルの手術を受け、その後体調が悪い(胸が何とも言えずもややする・何か

解決済みの質問:

81才の母のことでご相談します。4月に心臓カテーテルの手術を受け、その後体調が悪い(胸が何とも言えずもややする・何かにつけて不安)と何度もかかりつけの医者に行くものの検査は異常なし。1ヶ月後に担当医から入院するように言われ、治療計画書には狭心症とうつの治療とありました。1週間たっても症状が変わらずその後、スルピリドとトリプタノールが出されとりあえず退院となりました。
家で一人住まいのせいか、毎日娘の私のところに不安の電話があり退院後、1週間ぐらいは身 の回りのこともしていたのですが、だんだんと人に頼るようになり歩行も困難になり手先も震えてきたので、別の心療内科を受診してみました。薬がグランダキシン・ドグマチール・トレドミンに変えられ、7日後にはグランダキシン・ジェイゾロフトその7日後にはまた別の薬というようにただ薬を出すだけの治療で、今では顔の表情もなく歩行も足を引きずる状態、緊張すると手が震え家事ができなくなりました。今度また、別の個人病院に行くつもりですがこのままでいいのか、大学病院に行った方がいいのか悩んでいます。私たちの話すことに関しては理解しているので認知ではないと思います。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 内科
専門家:  猫山司 返答済み 4 年 前.
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こんばんは。猫山と申します。精神科医です。
かつては老人率が日本一の市の市立病院で神経内科兼任で3年間勤務し、ご高齢の患者様をたくさん診てきた経験があります。

最初の治療は問題外ですね。81歳の患者様にトリプタノールを処方するのは正気の沙汰ではありません(http://www.yakugai.gr.jp/attention/attention.php?id=74)。それは歩けなくもなるでしょう。添付文書では「高齢者では、起立性低血圧、ふらつき、抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘、眼内圧亢進等が現れやすいので、少量から投与を開始するなど患者の状態を観察しながら慎重に投与する」こと、と注意喚起されています。

次の病院は、猫の目のようにお薬を変えすぎです。

老年期の心の障害は、『老化』を抜きに考えることはできません。老化は精神の疾患の直接的な原因とはなりませんが、精神医学上、いくつかの問題を生じさせることになります。第一に、器質的な変化による心身の機能低下は、ストレスに対する耐性の低下につながり、小さな変化や刺激でバランスを崩しやすくなります。第二に、社会生活の面では「喪失」を余儀なくされる年代にあたり、退職、重要なポスト(役職)からの引退、収入減少、配偶者や友人の死など、失うものの多さ、大きさに愕然となることが多くなります。
(中略)
一方、治療する側からみれば、老化の程度は人によってさまざまだということが診断や治療を難しくしています。人の名前が思い出せない、物を置いた場所を すぐに忘れるなど、医学的になんら問題にならないような変化を自覚するにとどまる人がいれば、深刻な痴呆症(認知症)に進む人もいます。これらの人々で は、障害の現れ方も多様なものとなり、薬物療法、精神療法も個々のケースごとに異なる対応が求められます」(http://www4.zero.ad.jp/dentalian/index-04-04-rounenki.html より引用)

よって、ただお薬を処方するだけではなかなか高齢者のうつ病は良くなりませんし、副作用が出やすい患者層でもありますので、薬物療法上の工夫も重要です。

老年精神医学の専門医療機関を受診されることをお勧めいたします(大学病院であればよいというものではありません)。
下記のサイトから、日本老年精神医学会認定の専門医を検索することができますので、専門医が勤務している、通いやすい場所の医療機関を探していただければ、お母様がお困りの症状についてレベルの高い診療を受けられる可能性が高いと考えます。

【日本老年精神医学会認定 こころと認知症を診断できる病院&施設】

以上、ご参考になれば幸いです。
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