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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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初めての相談となります。 私はスマートフォンで初心者向けの詰将棋を出題するアプリをリリースしております。

ユーザー評価:

初めての相談となります。
私はスマートフォンで初心者向けの詰将棋を出題するアプリをリリースしております。
今出題している詰将棋の問題は詰将棋サイトの管理者から許可をいただいたものを出題しています。質問:本やネットでの詰将棋を許可なく掲載してもよいものでしょうか?というのも初心者向けの詰将棋はパターンが限られていることもあり、新しいものを作るのが難しいというのが正直なところです。返信よろしくお願いいたします。

知的財産権を専門とする者です。

著作権は「著作物」に発生します。

この「著作物」とは著作権法上以下のように規定されています。

「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」(著作権法2条1項1号)。
 要するに「創作的」な「表現」について著作物であるとされ。著作権が生じます。そのため、「創作的な表現」でないものは著作物とはならず、著作権は生じません。したがいましてそのような著作物ではないものを無断で利用しても著作権の侵害にはならないことになります。

そこでご質問にあるような詰将棋の棋譜についてですが、現在のところ棋譜の著作権について争った判例はないのですが、棋譜は対局の記録・データであり「野球のスコアと同じ」という解釈がなされていますので、おそらくではありますが創作的な表現とならず「著作物」ではないと思われますので、棋譜には著作権は生じていないと解釈されるものと思われます。

したがいまして、ご質問にあるように本や雑誌の詰将棋の棋譜につきましては許可なく掲載しても著作権の問題は生じないものと推測されますが、著作権情報センターは、著作権に抵触するか否かということとは関係なく、確認をとっておいた方がよいという回答をされたものと思われます。

仮に、許可がもらえなかった場合には、その理由をお聞きし、法的な根拠がないようでしたら、利用しても構わないと思われます。ただし、著作権法上では問題はなくても、棋譜の利用規約のようなものでその利用に縛りをかけているような可能性も考えられますので、許可をもらってからご利用されるのがよろしいかと思われます。

質問者: 返答済み 1 月 前.
22238;答ありがとうございます。2点確認させていただきたいのですが、1)
棋譜は対戦の記録、スコアであって創作物ではないというのは分かりました。
ただ詰将棋は個人が創作した芸術作品だとする考え方の人もいるのですが、
著作権法2条1項1号上では「詰将棋そのものは将棋の駒のパターンにすぎないので著作物とはいえない。」
という認識でよいでしょうか?2)たとえば本の作者に確認して、「出版社に許可を取らなければ分からない。」などと言わればときは
本の「詰将棋のヒント、解説、問題順」なども含めれば著作物に当たるが「詰将棋の問題そのものには著作物ではないので」出版社の許可は不要と考えて差し支えないでしょうか?以上です。よろしくお願いいたします。

1)について

「詰将棋は個人が創作した芸術作品だ」との考え方には疑問があります。著作物は「創作的な表現」をいいますので、アイデアは該当しません。。すなわち「表現」に創作性があるか否かが問われるのであり、詰将棋における詰め方の手順とかある種のパターン自体はアイデアであって、表現といえず、そのような手順やパターンを表現した棋譜が従来にない斬新な表現、例えば、立体的に表現したものが従来にはないとした場合における立体的な棋譜という表現を創作したので、そのような立体的な棋譜の表現については「著作物」になるといったようなことです。

2)について

おっしゃるとおり、詰将棋には著作権は生じませんが、その解説など文章やイラストや写真については創作性が認められる限りではありますが、「著作物」となる可能性があります。そのため、詰将棋のみのご利用であれば著作権法上の問題は生じないと思われます。

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