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patent777, 弁理士資格を取得
カテゴリ: 特許・商標・著作権
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経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
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先日はありがとうございました。 今回は引き続きのご相談をお願い致します。 先日の内容概要:

質問者の質問

先日はありがとうございました。
今回は引き続きのご相談をお願い致します。先日の内容概要:弊社HPに掲載写真の無断使用について
管理会社から問い合わせあり。その後のやり取りで以下の
旨のメールが相手方(フォトサービス会社)から届きました。『事前許諾のない使用」と判断し、
さらに「事後の使用申請」扱いとなり、
使用料金の2倍を定価として申し受けます』定価約22万円を支払うことに異存はないのですが
(知らなかったとはいえ使用していたので)
二倍となると高額ですし、そもそも二倍払うことが
必須なのか分からずに困っております。請求金額(写真の使用料)については
教えていただいたように数社のRMの金額を見て相場を
確認しましたが、どこも同じ様なものでした。なお弊社が使用した写真は購入品と同じクオリティではなく
あくまで見本としての解像度、サイズの低いものです。ともあれ、弁護士をお願いするにしても頭金その他を考えますと
かえって足が出てしまうことが見込まれます。ということで自分自身でやり取りをして、定価(通常の使用料金)
のお支払いにてこの案件を終わらせたいのですが
過去の事例も基づいて、
どのように交渉していけばいいのか教えていただけますでしょうか。
投稿: 10 ヶ月 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 10 ヶ月 前.

明日に回答させていただきますのでご了承ください。

質問者: 返答済み 10 ヶ月 前.
12362;返事ありがとうございます。状況をより詳しくということで
前回の内容を転載致します。--------------------------------------------10年ほど前に作った会社の
HPに掲載された写真が
無断使用ということで
写真保持している会社から
問い合わせをありました。問い合わせ内容は・掲載した年月日
・該当写真はどこで購入したのか、です。しかし、当時HP制作を任せたスタッフが
もうすでにいないため、
詳しい内容が分かりません。--------------------------------------------
専門家:  patent777 返答済み 10 ヶ月 前.

常に相手方が設定する料金を支払わなければならないかといいますと、そうではありません。例えば、市場の相場価格や他業者の販売価格との比較、実際の相手方の販売実績なども考慮して認定されることになろうかと思われます。

また、本件のように見本としての解像度、サイズの低いものであるのであれば、相手方の設定価格よりも低い価格になるといったことも考慮されると思われます。

アマナイイメージズ社の写真を無断で使用した裁判では、アマナイイメージズ社が自社で設定していた正規料金が損害額として認められています。アマナイイメージズ社の事件における請求では、前回のご質問時にご説明した著作権法114条3項に基づく請求をしており、無断で使用した者が正規にアマナイイメージズ社から購入していたならば支払っていたはずの代金額が損害額と認められたということです。この規定による請求が一般的ということです。その他に弁護士費用も数万円認められています。

「著作権法114条3項 著作権者又は著作隣接権者は、故意又は過失によりその著作権又は著作隣接権を侵害した者に対し、その著作権又は著作隣接権の行使につき受けるべき金銭の額に相当する額を自己が受けた損害の額として、その賠償を請求することができる。」

この裁判で被告(無断使用者)は原告(アマナイイメージズ社)が主張する使用料金は,他社と比べて高額であり,仮に,原告らの請求が認められるとしても,その半額程度が相当であると主張していました。

この被告の反論に対して、裁判所は以下のように判断しています。

「この点,被告は,原告アマナイメージズの使用料金が著作権法114条3項のその著作権の行使につき受けるべき金銭の額に相当する額を上回る旨主張するようである。

しかし、原告アマナイメージズは,原告ウェブサイト上で,写真,イラスト,映像素材など2500万点以上のコンテンツを揃えて,利用者がこれらのコンテンツを購入,ダウンロードできる本件サービスを提供するなど,相当な市場開発努力をしているばかりか,当該市場において相当程度の信頼を勝ち取っていることが認められるのであり,また,その使用料金が当該市場において特に高額なものとも認められない。したがって,被告の上記主張は,採用することができない。」と判示して、被告の主張を退けています。

つまり裁判所は、アマナイイメージズ社は相当な市場開発努力をしており、当該市場において相当程度の信頼を勝ち取っており、また、アマナイイメージズ社の設定する使用料金は、当該市場において特に高額なものとも認められないことを理由として、被告がいう「アマナ社の設定料金は高すぎる」との主張を退けています。

ということは、たとえば立ち上げたばかりでまだ市場の信頼も得るに至っていない画像販売業者が、他社と比べて法外な使用料金を設定していたところ、その業者の画像を無断使用してしまった場合などは、無断使用者側としても、業者が設定していた「正規の使用料金」全額を必ずしも支払う必要はないと主張できる可能性もあろうかと思われます。

そのため、これらを考慮しますと、本件においても著作権法114条3項に基づく損害額が妥当であり、例え、相手方のいう2倍の請求額を主張しても裁判所では認められない可能性が極めて高いということになります。

したがいまして、相手方と交渉する際には、アマナイメージス事件の判例を引き合いに出して、著作権法114条3項に基づく業界相場の請求額を上限として、話し合われてみてはいかがでしょうか。場合によっては、アマナイメージス事件の判例を提示するといったこともありうると思われます。

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質問者: 返答済み 10 ヶ月 前.
12362;返事をありがとうございました。もう少し詳しいことを伺いたいのですが
このページに書き込む情報は
一般公開(Q&Aなど)に載りますでしょうか?
専門家:  patent777 返答済み 10 ヶ月 前.

そうですね、このサイト内のホームページには掲載されることになります。

このサイトには誰でもアクセスできますので、不特定多数の者が閲覧できる状態となってしまいます。

質問者: 返答済み 10 ヶ月 前.
12372;返信をありがとうございました。
専門家:  patent777 返答済み 10 ヶ月 前.

また、何かございましたらご質問してください。

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