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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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著作者の名称表記についてお伺いします。

解決済みの質問:

著作者の名称表記についてお伺いします。
A社のキャラクターをIPとしたゲームをB社が開発し、弊社(C社)がB社との契約でゲームBGMの楽曲作成を請け負いました。
B社との契約条項には「著作権の移動」「著作人格権をB社及びB社が指定した第三者に対して行使しないこと」が記載されており、この部分については同意してサイン済みです。
この後B社、A社間での契約で、楽曲の権利もA社に移動しました。
そして、先日A社がゲームBGMの楽譜を発売することになったというニュースを目にして、商品のクレジット表記を見たところ、弊社担当者が作曲した楽曲について作曲者のクレジット部分に「作曲:A社」と記載されておりました。
同じ楽譜に収録されている他の楽曲については作曲者の名前が記載されており、弊社担当分のみがそのような記載です。
著作人格権の行使をしないことは契約上同意してはおりますが、この場合、A社に要求して今後作曲者のクレジットを事実に即した形で記載してもらうよう交渉出来る余地はあるのでしょうか?
ちなみにA社とも業務提携の契約を交わしており、A社は弊社担当が該当楽曲を制作した事実も把握しております。
ご教示の程何卒宜しくお願い致します。
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.

知的財産権を専門とする者です。

事情は分かりました。

著作者人格権の不行使契約の存在がネックとなりそうです。

詳しいご説明につきましては、もう少しお待ちいただきたいと思います。

質問者: 返答済み 1 年 前.
12372;確認ありがとうございます。交渉の余地があれば、と思いますのでアドバイス何卒宜しくお願い致します。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.

分かりました、少し検討してから回答いたします。

専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.

先ほどの者です。

氏名表示権には、著作者名を表示するか否か、表示するとしたらどのように表示するか(実名、変名等)を決定する著作者の権利ということは質問者様もご存じのことと推察します(著作権法19条1項)。

その結果としまして、第三者が著作者の意に反してその氏名を表示しなかったりあるいは表示したり、著作者の意に反する表示をしたり、著作者以外の者の氏名を表示したりする行為は氏名表示権の侵害となります。

ただし、本件ではこの氏名表示権につき、質問者様が権利を行使しないといういわゆる不行使契約を締結しています。

そのため、本件のように、A社が作曲者のクレジット部分に「作曲:A社」と記載​する行為については、一般的には、氏名表示権を行使することができないことになります。

しかし、この著作者人格権の不行使特約の有効性については,学説においても無効説というものが存在し,著作者が著作権譲渡時には知り得ない未知の利用行為について,予め包括的に権利の不行使を合意することは人格権の特性に照らせば良俗に反し無効である,という考え方も少なくありません。

また,著作者人格権の不行使特約の有効性が判例上有効であると確立しているか,といえばまた微妙な状況であると言わざるをえません。

そこで、もし仮に質問者様がA社と本気で争うつもりがおありでしたら、不行使契約について、質問者様としては、A社により「作曲:A社」という表示がなされることまで想定していなかったので、そのような内容の契約には合意していない旨の主張をすべく、事前の準備として、専門家の方の力をかりながら、上記のような学説などについて、詳しく文献などの証拠を収集しておくことをお薦めします。

一方、著作者人格権の不行使契約は、あくまでも私的契約ですので、交渉の上で、その内容を変更することには何らの法的な制限はございません。そのため、A社と交渉において、作曲者名を質問者様側としてもらうようにすることは可能なはずです。

したがいまして、まずは、A社に質問者様の意向を伝えて、契約内容の変更ないしは、詳細かつ明確なものとするよう交渉してみてはいかかでしょうか。

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質問者: 返答済み 1 年 前.
22238;答遅くなりました。アドバイスありがとうございます!その方向でA社と話し合いを進めてみたいと思います。ありがとうございました。

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