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patent777
patent777, 弁理士
カテゴリ: 特許・商標・著作権
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54万円を払って習った講座の内容を使用するな、という通達に関して、質問させてください。

質問者の質問

54万円を払って習った講座の内容を使用するな、という通達に関して、質問させてください。
わたしは、お母さんが楽しく勉強を教える学習法というのを、習いました。
2015年4~9月の6ヶ月間、54万円の受講料を払い、習得。
2016年3月に、その当時師事していた先生と馬が合わず、破門という形で袂を分かつ。
2016年4月に、先生が協会設立。
2016年7月に、先生から、協会のコンテンツを使用してのビジネスをするな、と通告あり。
ただし、2016年3月の協会設立前の時点で、先生から破門される際に、
「わたしのコンテンツは全て差し上げますので、別の講座名でビジネスしてください」と
メールですが、許可をいただいておりました。
先生側の主張のポイントとしては、
・協会所属のインストラクターでもないのに、協会のコンテンツを使用している。
・わたしが、使っているキャッチコピーが協会のそれと類似しており、紛らわしく、わたしが、協会のインストラクターなのか、偽物のインストラクターなのか、と問い合わせがあり、迷惑している。
・わたしの元受講生13名は、現在は、協会員なのですが、その13名は協会員なのに、そこから集客している。
以上の点で、今後、コンテンツの使用を禁止する、過去のブログ記事も、削除しろ、7/20までにコンテンツの使用を止め、過去のブログからコンテンツを削除しないなら、弁護士から内容証明を送ると言われています。
わたし側としては、
・他の卒業したインストラクターは、継続してコンテンツを使用できるのに、なぜ、わたしだけ禁止されるのか
・コンテンツと言われても、はなまる学習会や、楽勉の親野智可等さんなどが、本で書いていることと同じことで、先生のオリジナルコンテンツとしての主張が弱いこと
が疑問点です。
また、2015年4~9月の受講中、先生と契約書は交わしておりません。
なので、卒業後、コンテンツを使用してはならないとか、類似のキャッチコピーを付けてはならないとか、協会員から集客をしてはならない、などの縛りは、適用されないのではないか、と思うのですが、いかがでしょうか?
一度、コンテンツの使用許可を出しておきながら、急に撤回してきて、困っています。
しかも、本を読めば、誰でもが知り得るような、協会のオリジナルコンテンツは言い難いことも含んでいます。
専門家の方のご意見をお聞かせいただければ、幸いです。
よろしくお願いいたします。
投稿: 4 ヶ月 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 4 ヶ月 前.

知的財産権を専門とする者です。

ご質問内容を拝見いたしましたが、質問者様が困惑なされるのもごもっとものことです。

当方は知的財産権を専門としますので、その観点からご説明させていただきます。

もう少しお待ちください。

専門家:  patent777 返答済み 4 ヶ月 前.

本件の場合、そのコンテンツの使用に関して、知的財産権のうちの著作権との関係が問題となってくると思われます。

それと、もう一つは、この講座を受講するに際しまして、その受講後に、そのコンテンツを利用することの許諾契約ないし利用規約のようなものが存在していたか、あるいは、そのような契約等が存在していなくとも、講座の性質からして、当然に、受講後には、そのコンテンツの利用につき黙示の許諾が認められるかどうかの問題があると思われます。

まずは、そのコンテンツに著作権が生じているかどうかが問題となります。

著作権は「著作物」に生じます。

そこで、この「著作物」とは、法律上以下のように規定されています。

「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」(著作権法2条1項1号)。

すなわち、著作物といえるためには、「創作的な表現」であることを必要とします。

例えば、死亡記事や人事異動、「東京タワーの高さは333メートルです」など単なる事実を述べたに過ぎない文章ですとか、

「暑中見舞い申し上げます」やそれに続く「猛暑が続いておりますが、皆様にはますますご健勝のことと存じます。」などのような暑中見舞いの挨拶や季節の挨拶に使われる文言、通常の表現による契約書など、定型的な文章といったもの、などは創作的な表現とは認められず、「著作物」とはなりません。

要するに、その文章を作成するに当たり、作者において独自の表現の選択の幅が少ない場合において創作した文章等は、創作性が低く著作物にはならない可能性が高まります。

ただし、著作物における「創作性」とは、高度な芸術的、文芸的なものである必要はなく、上述した事実のみや定型的なものではく、また、先行する他人の表現と似ていなければいいという程度のものですので、創作性について高度な芸術性まで要求しているものではありません。

極端な例としましては、幼児が描いたお母さんの絵ですとか、さらに申しますと、人間が猿に指示して描かせた絵であっても「著作物」となりえます

(この場合は、猿が描いていますが、実質的には指示を出した人間が描いた絵ということになります)。

上の例で申しますと、「米国の空母 ロナルド・レーガンの全長は、東京タワーと同じ333メートルと非常に巨大な大きさです」のような表現ですと、創作的な表現として「著作物」であると認められ、著作権が発生する可能性がでてきます。

以上が著作物についての一般論ですが、本件におけるコンテンツにおきましても、他人の模倣でなければ、著作物となる可能性があります。

ご質問には、「コンテンツと言われても、はなまる学習会や、楽勉の親野智可等さんなどが、本で書いていることと同じことで、先生のオリジナルコンテンツとしての主張が弱いこと」とあります。これが、先生が模倣や模倣とまではいかないけれども先行する「はなまる学習会や、楽勉の親野智可等さんなどの本」の内容を直接感得させるくらいに似ているといったものであるのでしたら、そのコンテンツは、著作物とはいえず、著作権が生じていないことになります。

ただし、著作物とは創作的な「表現」をいいますので、表現が異なっていれば実質的に同じ内容のものでも、それは別個の著作物として著作権が発生することになります。

また、コンテンツのすべてが創作的な表現とはいえなくても、その一部について創作的な表現の箇所があれば、その部分については著作物として著作権が発生する余地があります。

いずれにしましても、そのコンテンツが著作物か否かの判断は難しいので、この場で断定することはできないというのが実情です。そのため、ここでは、質問者様の安全を期してコンテンツを著作物としたうえでご説明したいと思います。

そこで、コンテンツに著作権が生じている場合には、それを複製して受講生に配布したり、受講生などの前で口述したり、スクリーンへ映写したり、ネット配信、動画配信をするなどの行為は、複製権(著作権法21条)、口述権(同法24条)、上映権(同法22条)、公衆送信権(同法23条)などといった著作権と抵触してしまいます。

しかし、著作権に抵触する場合であっても、そのコンテンツの著作権者である先生なし協会が、利用許諾を出している場合には、そのコンテンツを利用しても著作権とは抵触しないことになります。

そこでポイントとなりますのは、ご質問にある「わたしのコンテンツは全て差し上げますので、別の講座名でビジネスしてください」の意味・解釈ということになります。

これが、コンテンツの利用も許諾しているということであれば、質問者様がそのコンテンツを利用してビジネスをすることに何らの問題もないということになります。

実際には、訴訟となった場合にそのメールの内容について解釈が争われることになろうかと思われます(そのため、メールは証拠として大切に保存しておいた方がよろしいかと思われます)。

一方、この講座の受講に際しまして、その受講後に、そのコンテンツを利用することの許諾契約ないし利用規約のようなものが存在している場合には、その契約等を根拠として、そのコンテンツの利用の正当性を主張することができます。

また、そのような契約等がなくても、本講習の性質上、当然に、本講座の受講生は、受講後にそのコンテンツを使って受講生ご自身が学習塾などのビジネスを行うことを前提としていると判断されるような場合にも、そのコンテンツの利用について著作権とは抵触しないことになろうかと思われます。

現に、ご質問にありますように「他の卒業したインストラクターは、継続してコンテンツを使用できるのに」ということですので、この講習は、受講生が受講後もそのコンテンツを利用することを許諾していると解釈されるのではないかとも考えられます。

最終的な判断は、裁判所が行うことになりますが、ご質問内容から判断いたしますと、コンテンツの利用につき、ご質問者様だけに利用許可を与えないという理由はみあたりません。

そこで、破門されたとはいえ、講習はすべて習得されているのであれば、ご質問者様だけにコンテンツの利用を許可しないということは、明示ないし黙示の利用許諾契約に反する可能性があるのではないかと思われます。

一方、「類似のキャッチコピーを付けてはならない」という相手方の主張につきましては、キャッチコピーは一般的には短いもので、思想又は感情の創作的な表現とはなり難く「著作物」に該当しないとされるケースが多いです。

短くても俳句などのようなものであれば、著作物となり得ますが、短いキャッチコピーにつきましては、「著作物」とはならず、著作権は生じていない可能性の方が高いと予想されます。

そのため、著作権法上は類似のキャッチコピーを使用しても問題はないということになります。

また、「協会員から集客をしてはならない」という主張に関しましては、知的財産権の範囲ではないので詳しいことは申せませんが、おそらく自由競争の経済市場においては、同業他社から顧客を奪い合うというのは特段珍しいことではなく、むしろ当然に行われていることですので、特に問題はなかろうかと思います。

専門家:  patent777 返答済み 4 ヶ月 前.

本件に関してご不明な点がございましたらご質問してください。

ご不明な点がないようでしたら承諾していただきますようお願いします。

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