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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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はじめて投稿します。外資系のベビー用品の日本法人で総務担当をしております。楽天等のネットショップで弊社製品を取り扱っ

解決済みの質問:

はじめて投稿します。外資系のベビー用品の日本法人で総務担当をしております。楽天等のネットショップで弊社製品を取り扱っているところが最近増えたのですが、製品の画像、赤ちゃんの写真も入ったロゴマーク、製品の使い方等、米国本社のホームページから無断でコピーして使用しているところが多くあります。特に平行輸入品を扱っているところを中心に、著作権侵害に当たる旨のメールを送ったところ数社はすぐに対応し画像をすべて削除されました。まだまったくアクションをしていないところもありますので、今後どのようなアクションをとればよいかアドバイスをお願いします。また当社のロゴマーク、製品の写真、肖像権のないと思われる赤ちゃんの写真、別途撮影された製品の画像を組み合わせ、勝手に制作した画像をサイトに掲示しているような場合は当社としてどこまで著作権等の権利を主張できるのかご指導ください。よろしくお願いいたします。
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
知的財産権を専門とする者です。 著作権侵害に当たる旨のメールを送ったにもかかわらず、相手方が画像の削除といった対応をしないのであれば、その会社が利用している楽天等のサイト運営者に連絡して、サイト運営者から著作権侵害をしている会社をサイトから排除してもらうようにすることができると思われます。 その際には、質問者様が無断で使用されている写真、ロゴマーク、製品の使い方等の権利者ないしその代理店であることを証明できるものであって、サイト運営者が求めるものを提示する必要があろうかと思われます。 具体的にどのようなものをサイト運営者が求めるかはケースバイケースになると思われますが、基本的には、それら写真等の権利者であることを証明できるものであればいいはずです。 ネット運営者に削除要請をしても応じないということになれば、その運営者も権利侵害の幇助犯となる可能性があるため、ネット運営者は権利侵害品を自己の運営するサイトに展示されている事実を知った場合には、それを削除する義務を負うものと思われます。 サイト運営者が侵害責任を問われる判例もあります(著作権に関して〔ロクラクⅡ事件〕~最判平23.1.20、楽天のショッピングモールに関する商標権侵害の事案として「チュッパチャプス事件」~知高判平24.2.14)。 そのため、サイトの運営者に対して削除要請することも可能であろうと思われます。 質問者様のロゴマークや写真、画像を組み合わせて制作した画像も、著作物の複製や翻案となり、複製権(著作権法21条)ないし翻案権(同法27条)と抵触すると思われます。 そのため、そのような行為をする会社や、それが掲載されているネットショップの運営者に著作権侵害を理由に削除要請をすることができるはずです。 なお、ロゴマークにつきましては、日本国で商標権を取得していれば、商標権侵害を根拠として警告することもできます。
質問者: 返答済み 1 年 前.
patent777様、早速ご返答いただきありがとうございました。私は米国Aden & Anais社(エイデンアンドアネイ)の日本法人に勤めており、クレームを送った1社に有限会社Luxy Time Corporationというところがあります。ここから自社撮影の画像に差し替えた旨のメールを頂きました。その中に「一点確認なのですが、ロゴマークや製品の柄部分のイラスト部など、商品パッケージを自社で撮影したものを切り取って使用いたしております。そちらに関しては問題ございませんでしょうか。」という質問がありましたので、専門家の方の意見を聞きたく投稿したしだいです。下記のURLから確認する範囲では依然として当社の著作権を侵害しているように思われますので念のためご確認いただければありがたいです。http://item.rakuten.co.jp/shop-aer/c/0000000151/上記Luxy Time CorporationのサイトURLです。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
Luxy Time Corporationのサイト​を拝見しましが、変更する前と変更した後の画像の対比ができませんので、判断が難しいのですが、赤ちゃんの写真のものには、パッケージに入った商品と共に「aden+anais」の文字が写っていますが、商標権を取得しているのであれば、明らかに商標権の侵害となるはずです。 「aden+anais」という文字でなくても、社名である「Aden & Anais」や「エイデンアンドアネイ」等の文字について日本で商標権を取得していれば、登録商標と類似の商標を指定商品や類似商品に使用しているとして、商標権侵害となる可能性は高いと思われます。 著作権につきましては、写真等の一部のみを変更しても、全体として、実質的に同じであると判断される程度の変更では、著作物の複製ないし翻案ということになります。元の写真が、赤ちゃんの写真、商品が入ったパッケージの写真、文字、イラストを組み合わせた合成写真である場合には、個々の素材である、赤ちゃんの写真、商品が入ったパッケージの写真、イラストについてはそれぞれに個別の著作権が生じると同時に、合成した全体の写真につきましても著作権が生じるものと思われます。 そのため、各素材を合成した写真において、その一部を変更しても、依然として元の合成した写真を直接的に想起させる程度の変更しかしていない写真につきましては、そのような写真は元の写真を翻案したものとして翻案権の侵害となると思われます。 したがいまして、最も目立つ赤ちゃんが同一の赤ちゃんであってポーズも同じであったり、全体的な構図、背景、色調などが同じである場合には、例えロゴマークや製品の柄の部分のイラストといった一部を変更しても、その変更した写真から変更する前の写真を直接感得させる場合が多いですので、翻案権侵害になる可能性は高いのではないかと思われます。
質問者: 返答済み 1 年 前.
patent777様、
著作権に関するご返答につきましては理解いたしました。ありがとうございました。1点商標権についてですが、このLuxyTimeCorporationはいわゆる並行輸入業者から当社製品を仕入れ販売しているもしくはここ自身が並行輸入業者ということですので、販売している製品は当社の製品であることはほぼ間違いありません。この場合には商標権の侵害には当たらないのではというのが私の理解です。したがってクレームのメールも商標権のことは一切触れずあくまで著作権の侵害という点で画像等の削除をお願いしました。また独占禁止法の観点から並行輸入の製品を販売するなとは一切いえないことも理解しております。背景の説明が言葉足らずで申し訳ありませんがこの点について確認させてください。たびたびすみませんがよろしくお願いいたします。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
質問者様のおっしゃる通りです。 「真正」の商品であればその並行輸入につきましては、原則として商標権侵害には当たりません。 これに関する最高裁の判例があります「フレッドペリー事件」(平成15年2月27日)。 そこには、以下の3要件を満たす場合には真正商品の並行輸入は商標権の侵害にはならないと判示されています。 ①当該商標が外国における商標権者又はその使用許諾を受けた者により適法に付されたものであること。 ②外国における商標権者と我が国の商標権者とが同一人又は法律的若しくは経済的に同一人と同視しうる関係があることから当該商標が我が国の登録商標と同一出所を表示するものであること。 ③我が国の商標権者が直接的または間接的に当該商品の品質管理を行い得る立場にあることから、当該商品と我が国の商標権者が登録商標を付した商品とが、当該登録商標の保証する品質において実質的に差異がないと評価されること。 そのため、この要件を満たしている限りは、日本において商標権を取得していても、商標権の侵害にはならないことになります。この点に関しましては、質問者様のご認識の通りということになります。
質問者: 返答済み 1 年 前.
patent777様、
私が知りたかった点についてすべて明確なご回答をいただき満足しました。どうもありがとうございました。Customer
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
お役に立つことができたようで何よりです。また何かございましたらご質問してください。この件が解決されますよう願っております。
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質問者: 返答済み 1 年 前.
patent777様、いつもお世話になります。昨日Luxy Time社の担当者に画像を削除するように求めたところ、「お問い合わせをしたのは、あくまで御社の写真などを切り取ったという事ではありません。弊社にある実際のエイデンアンドアネイ製品を自分で写真撮りして、切り取った物という意味でございます。元の写真は弊社で撮影したものからすべて作成しておりますので、その点について確認をさせていただきました次第です。可能でしたら大変お手数なのですが、現状の弊社販売ページをご確認いただき、問題あるようでしたら直接的にどの部分がダメかという事をご指摘いただけましたら幸いです。」という返信を頂きました。背景を補足しますと、この製品は当社Aden&Anaisと米国ベビー用品メーカーのZutano社とのコラボ製品で日本での正規品としての販売はしておりません。下記の画像は、弊社のロゴマーク(Aden by Aden +Anais)とZutano社のロゴマークが印刷された製品パッケージを撮影し、それと製品そのものの画像、赤ちゃんの写真(当社の画像ではないと思われます)、ギフトラッピング無料のメッセージ、その他細かい柄をちりばめて制作されているようです。
http://image.rakuten.co.jp/shop-aer/cabinet/aden_anais/126418z_01.jpgまた下記の画像は当社の正規品ですがやはり同様に自社で撮影したものをベースに加工して掲載しているようです。
http://image.rakuten.co.jp/shop-aer/cabinet/aden_anais/classic_swaddle_1.jpgこれらのような画像について著作権、翻案権をどのように考えればよろしいでしょうか?http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/shop-aer/cabinet/aden_anais/126418z_4.jpg
http://image.rakuten.co.jp/shop-aer/cabinet/aden_anais/126418z_2.jpgまた上記のような弊社製品をそのまま撮影し掲載するとことについては著作権上問題ないという理解ですがこれも確認させてください。
たびたびすみませんがコメントをお願いします。
Customer
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
まずは基本的なことからご説明させていただきます。 著作権は「著作物」に発生します。「著作物」でなければ著作権は発生しません。 この「著作物」とは著作権法上は次のように定義されています。 「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」(同法2条1項1号)。 そのため「著作物」であるためには「創作的な表現」であることがポイントとなります。 この「創作性」は、特段高度な芸術性までは必要としておらず、先行する他人のものの模倣でなければいいという程度のものです。 著作権法では、著作物の例示として、小説などの言語の著作物、写真の著作物、絵などの美術の著作物といったものが列挙されています(同法10条1項)。 本件において著作物の対象となりそうなものは、写真そのもの、写真に写っている被写体(赤ちゃん以外のイラスト、柄)、ホームページ内に掲載されているイラスト、柄といったものでないかと思われます。 そして、それらが著作物であるならば、それを相手方が自己のホームページにそのまま掲載する行為は著作物の「複製」となり、著作権のうちの複製権(同法21条)の侵害となります。 また、質問者様の著作物を多少変更して掲載した場合であっても、それが前回ご説明したような「翻案」に該当するものでしたら翻案権(同法27条)の侵害となります。 これらを踏まえて検討してみますと、相手方のホームページに掲載されている写真そのものにつきては、相手方自身で撮影したということですので、その写真は相手方の著作物となりますので、それを掲載しても著作権の侵害とはなりません。 ただし、写真の被写体、背景、構図、陰影、露出などをそっくりまねて、撮影した写真であれば、それは質問者様の写真の著作物の複製ということになります。また、多少変えても、その変えた写真から質問者様の写真を直接感得できるのであれば「翻案」となり、これも翻案権の侵害となります。「http://image.rakuten.co.jp/shop-aer/cabinet/aden_anais/126418z_01.jpg」と「http://image.rakuten.co.jp/shop-aer/cabinet/aden_anais/classic_swaddle_1.jpg」に掲載されている相手方の写真をみますと、質問者様のロゴマーク(Aden by Aden +Anais)とZutano社のロゴマークが印刷された製品パッケージ、製品そのものの画像、赤ちゃんの写真、ギフトラッピング無料のメッセージ、その他細かい柄といった複数の素材を組み合わせて撮影されています。 質問者様の写真におきましても、同じような複数の素材を組み合わせた写真があり、その写真が著作物に該当するとすれば、その質問者様の写真の一部である細かな柄の変更、別の赤ちゃんを使用している、といった違いがあっても、写真全体が似ていると判断されれば「翻案」に該当し、翻案権の侵害となる可能性がでてきます。 写真が著作物と認められる場合につきまして、有名な「西瓜写真事件」(東高判平13.6.21)という判例があります。これによりますと、「撮影の対象物の選択、組合せ、配置等において創作的な表現がなされ、それに著作権法上の保護に値する独自性が与えられることは、十分あり得る」と判示されており、個々の素材に多少の違いがあっても、写真全体の構図、配置、組み合わせなどに創作性が認められれば、それと似ている構図、配置、組み合わせとしたものを自ら撮影した写真は、複製ないし翻案ということになる可能性があります。 ただし、この判断は難しく、現実問題としましては、この場で判断することはできず、裁判所に判断を委ねざるを得ないことになります。 一方、自然物である赤ちゃんを除きまして、その他に写真に写っている被写体に質問者様の著作物があれば、それを撮った写真は質問者様の著作物の複製ないし翻案となると思われます。 例えば、車、花、クジラ、象などのイラストが質問者様が創作したものであれば、それは美術の著作物となる可能性があり、それを写真で撮影する行為は、著作物の複製ないし翻案ということになります。 特に、「http://image.rakuten.co.jp/shop-aer/cabinet/aden_anais/classic_swaddle_1.jpg」の左上に掲載されている質問者様の人の形をしたロゴは、著作物になると予想されますので、これを掲載する行為も著作物の複製になると思われます。ただし、この件につき相手方に警告しても、相手方はロゴのみを削除してその他を引き続き使用するというようなことは考えられます。 まとめますと、相手方の写真そのもの、写真の被写体、ホームページのいずれかに質問者様の著作物と同一のものあるいは似ているものが存在していれば、著作物の複製ないし翻案となり、著作権侵害を構成することになるということになります。 なお、商品に付されている模様、イラストについても創作性が認められれば著作物となりますので、そのような模様やイラストを写した写真は、模様やイラストの著作物の複製ないし翻案となり、著作権の侵害を構成することになります。
質問者: 返答済み 1 年 前.
patent777様、
わかりやすく説明をいただきかなり明確になってきました。まとめますと、「弊社のロゴマーク、製品の柄や模様(象、キリン、サル、鯨、小鳥、花柄等)は著作物ですのでこれらのものを写した写真は著作物の複製ないし翻案となり著作権の侵害となる」ということでしょうか?
また弊社の製品にはほぼすべてaden + anaisのロゴマークが印刷されていますので、これらの製品を撮影してサイトに掲載することは(ロゴの見た目はかなり小さくなりますが)厳密に言うと同様に著作権の侵害ということでしょうか?
念のためご確認をさせてください。たびたびすみませんがよろしくお願いします。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
質問者様のおっしゃる通りです。 ご質問にあります『弊社のロゴマーク、製品の柄や模様(象、キリン、サル、鯨、小鳥、花柄等)は著作物ですのでこれらのものを写した写真は著作物の複製ないし翻案となり著作権の侵害となる」ということでしょうか?』につきましては、そのとおりです。 実際には製品の柄や模様が、その創作以前にそれらと似ているものが存在せず、「創作性」があると認められるものが「著作物」となります。そのため、それらの柄、模様につきましては著作物となる可能性が高いと思います。 「弊社の製品にはほぼすべてaden + anaisのロゴマークが印刷されていますので、これらの製品を撮影してサイトに掲載することは(ロゴの見た目はかなり小さくなりますが)厳密に言うと同様に著作権の侵害ということでしょうか?」につきましても、その通りと思われます。 イラスト化されたロゴにつきましては、質問者様が独自に考え出されたものと思われますので、創作性があり、著作物と認められる可能性は高いのではないかと思われます(ただし、社名(アルファベットで構成された)につきましては、著作物として認められるのは難しいと思われます)。 少し余談になりますが、著作権では、既にあるものと全く同じものであっても、その既にあるものに「依拠」せずに、偶然に同じ著作物を創作した場合にも、著作権が生じます。ただし、依拠していないことの証明が難しいのですが。

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