JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
patent777に今すぐ質問する
patent777
patent777, 弁理士資格を取得
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 469
経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
61167350
ここに 特許・商標・著作権 に関する質問を入力してください。
patent777がオンラインで質問受付中

既製本に新たな挿絵を製作した場合、既製本の出版社に対する著作権について知りたいのですが?

解決済みの質問:

既製本に新たな挿絵を製作した場合、既製本の出版社に対する著作権について知りたいのですが?
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
知的財産権を専門とする者です。 既製本に新たな挿絵を入れる行為は、既製本の内容を改変することになりますので、「翻案」となり、既製本の著作権者が有する著作権のうちの翻案権(著作権法27条)と抵触することになると思われます。 また、既製本の著作者が有する著作者人格権のうちの同一性保持権(同法20条)とも抵触することになると思われます。 一方、そのように翻案された本は、既製本とは別個の新たな著作物となり、その作成者である質問者様に著作権が生じます(同法2条1項2号、17条2項)。 ただし、翻案された本を出版等の利用をする場合には、原著作物である既製本の著作権者の承諾を得る必要があります。すなわち、既製本の著作権者は、その翻案された本について、質問者様と同一の著作権を有することになります(同法28条)。 そのため、質問者様が既製本に新たな挿絵を入れ、販売する場合には、既製本の著作権者から許諾を受ける必要があります。 ここで、既製本の著作権者と申しますのは、原始的にはその既製本の創作者となりますが、その後に著作権を譲渡している場合には、その著作権の譲受人が著作権者となります。 出版社は、著作権者から出版権(同法79条)の設定を受けて、著作権者の代わりに複製して出版する者(社)ということになります。または、出版権ではなくて、著作権を譲り受けたり(同法61条)、利用許諾(同法63条)を受けて複製し出版している場合もあろうかと思われます。 いずれにしましても、出版社は自らが著作権者でない限りは、既製本を複製し、販売する権利はありますが、翻案を認めるか否かの権利はありません。そのような翻案権や同一性保持権は、著作権者ないし著作者のみが有しています。 そのため、新たな挿絵を入れて販売する場合には、著作権者からその許諾を得る必要があります。ただし、著作権者から権利処理の委託を受けている場合には出版社と交渉することもあろうかと思われます。
質問者: 返答済み 1 年 前.
ありがとうございました。
大変、わかりやすく参考になりました。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
お役に立つことができたようですので何よりです。また何かございましたらご質問してください。ご利用ありがとうございました。
patent777をはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中

特許・商標・著作権 についての関連する質問