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houmu
houmu, 行政書士
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 987
経験:  行政書士 知的財産修士 1級知的財産管理技能士 2級FP技能士
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初めまして。。住宅会社と業務委託契約をして住宅のデザインを3Dパースにて創作しています。これは創作者に著作権がありま

解決済みの質問:

初めまして。。住宅会社と業務委託契約をして住宅のデザインを3Dパースにて創作しています。これは創作者に著作権がありますか?また、業務委託契約を終了した後、この創作品は勝手に住宅会社が使用して建築することは可能でしょうか?
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  houmu 返答済み 1 年 前.
著作権がデザイン等を保護するのは、芸術性、独創性のあるものの保護であり、いわゆる応用美術に属する、実用的なデザインの保護には消極的です。
ご質問の場合ですと、ご質問者様が作成された3Dパースそのものは、美術の著作物に該当し、無断使用については著作権を主張できるでしょう。
しかし、建築の著作物としての著作権については、特に芸術性の高いようなものについては認められるものの、一般的な建物については認められていませんん。
したがって、ご質問者様の作成されたものが、あきらかに独創的なもので、一般的な住宅におけるデザインの範囲をあきらかに超えていて、鑑賞性を有するようなものでない限り、それを参考に、同じようなデザインの住宅を建てたとしても著作権は主張できません。
従って、ご質問については著作権だけでの対応はできない可能性が高いですから、業務委託契約書の中で、それぞれの権利範囲をきちんと定めておく必要があります。
>住宅会社との業務委託契約終了後、この住宅デザインパースで創作したものを勝手に建設した場合、利用や使用について権利を主張することはできますか?
・特に芸術鑑賞性をもったような作品でない限り、権利主張できないと考えられます。
>また、この今までの創作品をパッケージにしてフランチャイズ化して他社に販売しても大丈夫ですか?
著作権上の問題はありませんので、過去に締結された業務委託契約の内容次第ということになります。なお、業界で正当な慣習として行われている事項については、契約書に記載されていなかったとしても、契約の一部としてみなされる場合がありますのでご注意ください。
参考 H16/9/29 大阪高裁判決
・著作権法により『建築の著作物』として保護される建築物は,同法2条1項1号の定める著作物の定義に照らして,知的・文化的精神活動の所産であって,美的な表現における創作性,すなわち造形芸術としての美術性を有するものであることを要し,通常のありふれた建築物は,同法で保護される『建築の著作物』には当たらないというべきある。
・一般住宅の場合でも,その全体構成や屋根,柱,壁,窓,玄関等及びこれらの配置関係等において,実用性や機能性(住み心地,使い勝手や経済性等)のみならず,美的要素(外観や見栄えの良さ)も加味された上で,設計,建築されるのが通常であるが,一般住宅の建築において通常加味される程度の美的創作性が認められる場合に,『建築の著作物』性を肯定して著作権法による保護を与えることは,同法2条1項1号の規定に照らして,広きに失し,社会一般における住宅建築の実情にもそぐわないと考えられる。
・そうすると,一般住宅が同法10条1項5号の『建築の著作物』であるということができるのは,客観的,外形的に見て,それが一般住宅の建築において通常加味される程度の美的創作性を上回り,居住用建物としての実用性や機能性とは別に,独立して美的鑑賞の対象となり,建築家・設計者の思想又は感情といった文化的精神性を感得せしめるような造形芸術としての美術性を備えた場合と解するのが相当である。
・原告建物は,客観的,外形的に見て,それが一般住宅の建築において通常加味される程度の美的創作性を上回っておらず,居住用建物としての実用性や機能性とは別に,独立して美的鑑賞の対象となり,建築家・設計者の思想又は感情といった文化的精神性を感得せしめるような造形芸術としての美術性を具備しているとはいえないから,著作権法上の『建築の著作物』に該当するということはできない
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/051/010051_hanrei.pdf
質問者: 返答済み 1 年 前.
ごれんらくありがとうございます。住宅デザインの中では独創性がかなりある作品だと思いますが、造形芸術としての美術性を備えた場合とありますが、有名建築家のようなレベル以上でないと難しいという解釈でしょうか?基本的に住宅建築デザインにおける著作権は美術レベルの物以上でないと認められないという感覚でしょうか?また、今までの作品をモデルハウスとして建築済みなのですが、このデザインモデルハウスやデザインパース創作品を何かの権利として保護することも建築に関しては難しいのでしょうか?
難しいでしょうか?
質問者: 返答済み 1 年 前.
追加ですが、3Dパースそのものは、美術の著作物に該当し、無断使用については著作権を主張できるでしょう。
とのことですが、その住宅会社がそのパースを広報関係に勝手に使用したりすることは著作権としてどのような主張が可能になるのでしょうか?3Dパースをもとに建築されてしまったものは著作権を主張できないということですよね。また、3Dパースで創作した作品を保護するために何か登録して保護することは可能でしょうか?
専門家:  houmu 返答済み 1 年 前.
>基本的に住宅建築デザインにおける著作権は美術レベルの物以上でないと認められないという感覚でしょうか?
前述、参考にあげさせていただいた判例では、【居住用建物としての実用性や機能性とは別に,独立して美的鑑賞の対象となり,建築家・設計者の思想又は感情といった文化的精神性を感得せしめるような造形芸術としての美術性】がないので、建築の著作物には該当しないと判断されています。つまり、絵画や彫刻作品を鑑賞して楽しむように、当該建築物を眺めて楽しめるようなものである必要があるということです。
>また、今までの作品をモデルハウスとして建築済みなのですが、このデザインモデルハウスやデザインパース創作品を何かの権利として保護することも建築に関しては難しいのでしょうか?
>追加ですが、3Dパースそのものは、美術の著作物に該当し、無断使用については著作権を主張できるでしょう。
とのことですが、その住宅会社がそのパースを広報関係に勝手に使用したりすることは著作権としてどのような主張が可能になるのでしょうか?
建築の著作物としての保護は難しいですが、単体のデザインパース創作品そのものについては保護の対象となりますので、第三者が無断で当該デザインパースを印刷して無断配布したり、WEBサイトに掲載したりすれば、これは著作権侵害ということになります。ただし、業務委託契約の内容により、権利がご質問者様にある場合もあれば、委託主に移転している可能性もありますので、この点を確認する必要があります。
>また、3Dパースで創作した作品を保護するために何か登録して保護することは可能でしょうか?
著作権については、特許等とはことなり、なんら登録等の手続きをしなくても保護されることになっており、また、国際条約の関係から、著作物そのものを登録する制度は基本的に設けいないことになっております。
実用デザインについては、意匠登録という制度があるのですが、こちらは不動産には適用されないことになっています。しかし、プレハブ住宅のように流通性のあるものについては意匠登録が可能です。
但し、意匠登録については基本的に公に知られる前に登録をする必要があります。
東京都知的財産総合センターのWebページにて、意匠マニュアルが掲載されています。
手続きや費用についてわかりやすい説明がありますので、ご紹介いたします。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/
https://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/manual/isho/isho.pdf
質問者: 返答済み 1 年 前.
建築の著作物としての保護は難しいですが、単体のデザインパース創作品そのものについては保護の対象となりますので、第三者が無断で当該デザインパースを印刷して無断配布したり、WEBサイトに掲載したりすれば、これは著作権侵害ということになります。ただし、業務委託契約の内容により、権利がご質問者様にある場合もあれば、委託主に移転している可能性もありますので、この点を確認する必要があります。上記についてですが、創作したデザインパースを住宅会社の社員がアレンジすることも著作権侵害になりますか?また、業務委託契約の内容は非常にシンプルなものでデザイン関連部署の顧問として住宅デザイン・広報・web関連全般の仕事全般を
業務委託として行う的なものです。会社常勤により・・よってその創作作品についての著作の権利等については述べられていません。業務委託契約を終了する際には、今まで制作してきた住宅デザインパースの著作権は創作者に帰属するものなので今後一切使用しないでくださいと主張し、また、パースを使用する場合は、使用料もしくはデザインパース使用の契約を結べば有効的でしょうか?また、実用デザインの意匠登録については住宅パース全般難しいということですね。住宅パースには全て1作品ごとにコンセプトとネーミングがついています。それをひとつひとつ保護するには著作権でカバーするということですね。また、今後は原案デザインパースを提供する際には製作者の名前などを入れておいた方がよいですか?
質問者: 返答済み 1 年 前.
もう1点。。プレハブ住宅とは??紹介のHPを拝見しましたが2X4工法などのパネル工法的なものも該当するのでしょうか?簡易的にパネルをくみ上げて制作していく住宅のデザインのパースは意匠権を登録することは難しいでしょうか?
専門家:  houmu 返答済み 1 年 前.
>上記についてですが、創作したデザインパースを住宅会社の社員がアレンジすることも著作権侵害になりますか?
なります。
>また、業務委託契約の内容は非常にシンプルなものでデザイン関連部署の顧問として住宅デザイン・広報・web関連全般の仕事全般を
業務委託として行う的なものです。会社常勤により・・よってその創作作品についての著作の権利等については述べられていません。
業務委託には、成果があります。そしてその成果を顧客へ引渡しをすることで委託料をいただくということになります。その引渡しをするべき成果の中に、それらのデザインが含まれていたのかどうかが問題になります。
>業務委託契約を終了する際には、今まで制作してきた住宅デザインパースの著作権は創作者に帰属するものなので今後一切使用しないでくださいと主張し、また、パースを使用する場合は、使用料もしくはデザインパース使用の契約を結べば有効的でしょうか?
本来上記のようなことは、委託契約を行う際に定めておくべき事項です。
もちろん、終了時にでも主張が認められ合意できれば問題ありませんが、当初の契約にそのような記載がなく、合意もできなかった場合には、権利の行き先が確定せず、ちゅうぶらりんの状態になってしまうことがあります。
>もう1点。。プレハブ住宅とは??紹介のHPを拝見しましたが2X4工法などのパネル工法的なものも該当するのでしょうか?簡易的にパネルをくみ上げて制作していく住宅のデザインのパースは意匠権を登録することは難しいでしょうか?
量産品として商品の流通ができるものであるかどうかが、意匠登録の判断基準となります。
意匠権というのは、製品である物品そのものの形状・模様・色彩のデザインを登録するものです。パースを登録するということはパースという商品を登録することになってしまい、パースを元に作成した別のものに対しては権利が及びません。
質問者: 返答済み 1 年 前.
業務委託には、成果があります。そしてその成果を顧客へ引渡しをすることで委託料をいただくということになります。その引渡しをするべき成果の中に、それらのデザインが含まれていたのかどうかが問題になります。上記の中でもし、デザインが含まれていた場合は権利の主張ができず、今までの創作作品は会社側に著作権があるとなり、その創作作品は
逆にこちら側が使用できないことになるのでしょうか?また、住宅パースには全て1作品ごとにコンセプトとネーミングがついています。これもこちらが使用できないという事態になるのでしょうか?また、そのような記載が具体的になされていない場合でも、デザイン住宅を売りにしている中でその住宅デザインが提供されなければ主旨が
なされないという見解であれば同様に業務委託における成果とみなされるものでしょうか?また、今後は原案デザインパースを提供する際には製作者の名前などを入れておいた方がよいですか?
専門家:  houmu 返答済み 1 年 前.
>上記の中でもし、デザインが含まれていた場合は権利の主張ができず、今までの創作作品は会社側に著作権があるとなり、その創作作品は逆にこちら側が使用できないことになるのでしょうか? そのような場合もあります。きちんと取り決めをするケースであれば、著作権そのものはこちらにのこるが、顧客は契約の目的の範囲で自由に使用をしてもいいというやりかた、逆に著作権は顧客に移転するものの、こちら側も自社の実績紹介などの営業ツールとして利用することが可能であるというような規定をいれるのが一般的です。 >また、住宅パースには全て1作品ごとにコンセプトとネーミングがついています。これもこちらが使用できないという事態になるのでしょうか?作品の名称はあくまでも名称ですから、名称に著作権はありません。また、住宅パースには全て1作品ごとにコンセプトとネーミングがついています。これもこちらが使用できないという事態になるのでしょうか? >また、そのような記載が具体的になされていない場合でも、デザイン住宅を売りにしている中でその住宅デザインが提供されなければ主旨がなされないという見解であれば同様に業務委託における成果とみなされるものでしょうか?結局は当事者同士がどういう契約をしていたのかというところに尽きます。裁判になれば、契約書の書面上の文書は一番の判断材料ですが、それだけで判断ができなければ契約にいたるまでの経緯や交渉の過程などで作成されたメールでのやり取りや手帳のメモ、業界での標準的な取引慣行や契約の価格など、総合的に判断して、どちらに権利が帰属するのか、また相手方は利用できるのかできないのかというようなことが判断されることになります。 >また、今後は原案デザインパースを提供する際には製作者の名前などを入れておいた方がよいですか?そうですね、そのようにされておくと、仮に争いになった場合でも権利の主張もしやすくなりますし、無断使用に対しても抑止力になるなど、メリットは大きいでしょう。
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