JustAnswer のしくみ:

  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。

patent777に今すぐ質問する

patent777
patent777, 弁理士資格を取得
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 434
経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
61167350
ここに 特許・商標・著作権 に関する質問を入力してください。
patent777がオンラインで質問受付中

教えて頂きたく質問いたします。非正規の教職員のサークルを運営しているものですが、発行している機関紙にあたる通信に巻頭

質問者の質問

教えて頂きたく質問いたします。非正規の教職員のサークルを運営しているものですが、発行している機関紙にあたる通信に巻頭詩として表紙にその時の編集担当者が選んだ歌や詩を載せています。およそ30年以上前から毎月発行してきました。上質紙に自前印刷した12ページのタブレット版です。その歌や詩は臨時教職員を励ます目的でその時の編集担当者が自由に選んで掲載してきました。最近著作権を気にしたほうが良いという内部の意見が出てくる時代となり気になっておりました。100部位の発行の小さなサークル紙で、会費は年会費で、購読会員1500円、正会員3000円を徴収しております。サークルの目的は交流です。何も迷惑をかけない方法を教えて頂くとありがたいのですが。やはり50年前以上の歌や詩を使用したほうが安全でしょうか?
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
知的財産権を専門とする者です。
歌や詩といった著作物を利用する場合には、著作権者の承諾を得るか、著作権法で規定されている著作権の制限となるような利用をする(著作権法30条~49条)か、または著作権の保護期間が過ぎたもの(著作権法51条~53条)を利用するかのいずれかとなります。
著作権法に規定されている著作権の制限となる場合についてご説明しますと、本件の場合には、私的使用目的の複製(同法30条1項)と引用(同法32条)が対象となるのですが、非正規の教職員を対象に100部位を発行する機関誌に掲載するとなりますと、私的使用目的の範囲を超えてしまうと思われます。また、著作権法上の引用に該当する場合には、「報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内」でなければならず(同法32条1項)、本件では、この要件を満たさないと思われます。
そのため、歌や詩を機関誌に掲載するには、著作権者の承諾を得るとか、保護期間が経過したものを使うといった方法以外で申しますと、著作権フリーとなった書籍をテキストファイル化した青空文庫に掲載されているものを利用するという方法も考えられるのではないかと思います。
たしか、青空文庫には、詩集も掲載されていたと思いますので、それを利用するのも一考かと思われます。
その他では、歌や詩についてあるかどうかは調べてみないと分からないのですが、「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」(いわゆるCCライセンス)がなされているものであれば、著作権者の承諾がなくても利用できることになります。
このCCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールであり、作品を公開する著作者が「この条件を守れば自身の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです。
「〇」の中に「CC」の文字が入っているマークがある作品はCCライセンスがなされている作品ということになります。
以上のいずれかの方法によって利用するしかないのではないかと思われます。
patent777, 弁理士資格を取得
満足したユーザー: 434
経験: 特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
patent777をはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 1 年 前.
ご回答ありがとうございました。簡単で、迷惑をおかけしない方法は、やはり著作権保護期間が過ぎているものが最も安全でしょうか。50年以上公開後経過していればよいのですか。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
おっしゃる通り、保護期間が過ぎていれば、著作権者の承諾が不要ですので、その使用であれば侵害のおそれを心配することなく、安心して利用することができます。
著作権の保護期間は、原則として著作者の死後50年を経過するまでの間です(著作権法51条)。共同作品の場合には、最終に死亡した著作者の死後50年までとなります。
『(保護期間の原則)
第五十一条
著作権の存続期間は、著作物の創作の時に始まる。
2 著作権は、この節に別段の定めがある場合を除き、著作者の死後(共同著作物にあつては、最終に死亡した著作者の死後。次条第一項において同じ。)五十年を経過するまでの間、存続する。』
また、無名または変名の著作物の著作権につきましては、公表後50年までが原則となります(同法52条1項)。
『(無名又は変名の著作物の保護期間)
第五十二条
無名又は変名の著作物の著作権は、その著作物の公表後五十年を経過するまでの間、存続する。ただし、その存続期間の満了前にその著作者の死後五十年を経過していると認められる無名又は変名の著作物の著作権は、その著作者の死後五十年を経過したと認められる時において、消滅したものとする。
2 前項の規定は、次の各号のいずれかに該当するときは、適用しない。
一 変名の著作物における著作者の変名がその者のものとして周知のものであるとき。
二 前項の期間内に第七十五条第一項の実名の登録があつたとき。
三 著作者が前項の期間内にその実名又は周知の変名を著作者名として表示してその著作物を公表したとき。』
さらに、法人その他の団体名義の著作物の著作権は、公表後50年までが原則となります(同法53条1項)。
『(団体名義の著作物の保護期間)
第五十三条
法人その他の団体が著作の名義を有する著作物の著作権は、その著作物の公表後五十年(その著作物がその創作後五十年以内に公表されなかつたときは、その創作後五十年)を経過するまでの間、存続する。
2 前項の規定は、法人その他の団体が著作の名義を有する著作物の著作者である個人が同項の期間内にその実名又は周知の変名を著作者名として表示してその著作物を公表したときは、適用しない。
3 省略』
質問者: 返答済み 1 年 前.
ありがとうございます。申し訳ありませんが、適用外の項目条項が具体的にどういう場合かが良く理解できないのですが、50年以上伸びる場合があるのでしょうか。また、外国の作品についてもこの法律は適用されるのでしょうか。何度もすみません。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
少し分かりずらかったかもしれませんね。
まず、著作権の存続期間は、著作物(本件では歌や詩)が創作された時~著作者の死後50年までというのが大原則です(51条1項、2項)。
複数人が共同して創作した著作物の存続期間は、最後の死亡された著作者の死後50年までとなります(51条2項かっこ書)
無名(名前を公表していない)または変名(ペンネーム、芸名など)で公表された著作物につきましては、その公表後50年までが存続期間となります(52条1項本文)。
ただし、無名や変名で公表された著作物であっても、公表後50年が経過する前に、その無名または変名の著作者が死亡し、その死後50年が先に経過している場合には、公表から50年までではなく、その死後50年までが存続期間ということになります(52条1項但書)。
また、変名の著作物であっても、その変名が周知の場合、例えば、「タモリ」で公表した著作物であっても、それが本名である「森田一義」の著作物であると知れ渡っている場合には、公表後50年までではなく、死後50年までが存続期間ということになります(52条2項1号)。
また、無名または変名で公表された著作物の
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
また、無名または変名で公表された著作物の著作者は、その実名の登録をすることができます(75条1項)。そのような実名の登録をした場合には、無名または変名で公表された著作物であっても、公表後50年までではなく、死後50年までとなります(52条2項2号)。
また、最初は無名または変名で公表したが、その公表後50年が経過する前に、その無名や変名に変えて実名で公表したり、また、無名や(よく知られていない)変名であったものを、周知の変名(変名である「タモリ」の実名は「森田一義」であることが世間でよく知られている場合のその「タモリ」)で公表した場合には、公表後50年までではなく、死後50年までとなります(52条2項3号)。
会社や団体が名義を持っている著作物については、公表後50年までが存続期間となります(53条1項本文)。
ただし、会社や団体が名義をもっている著作物であっても、その著作物を創作してから50年が経過した後に公表した場合には、公表から50年までではなく、創作から50年までが存続期間となります(53条1項かっこ書)。
また、会社や団体名義の著作物であっても、その公表から50年が経過する前に、その著作物の実際の創作者(著作者)が、自己の実名を表示してその著作物を公表したり、または実際の創作者が周知の変名を表示して著作物を公表した場合には、公表後50年ではなく、その実際の創作者の死後50年までが存続期間となります(53条2項)。
著作権法58条において「相互主義」について規定されています。
この「相互主義」と申しますのは、外国の著作物であっても日本が条約上、著作権の保護義務を負う著作物については、日本の著作権法の保護期間が適用されるのが原則です。
また、保護期間の相互主義により、著作物の本国である外国での保護期間が日本より短ければ、同様に日本においても短くし、当該本国の保護期間に限り保護されるます。
ただし、戦時加算というものが存在します。
戦時加算とは、日本国とのサンフランシスコ平和条約15条⒞に基づいて制定された「連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律」(昭和27年法302号)(以下「戦時加算特例法」とします)に基づいて、連合国または連合国民が戦前または戦中に取得した著作権の保護期間について、太平洋戦争の開始時(昭和16年(1941年)12月8日)から、日本国と当該連合国との間に平和条約が効力を生じた日の前日までの期間に相当する日数が保護期間に加算されることをいいます。
第二次世界大戦中、わが国において連合国およびその国民の著作権が実質上保護されていなかったことを理由として、わが国は連合国および連合国民の著作権について通常の保護期間に戦時中の期間を加算する義務を負うというものです。はっきり言ってしまえば、敗戦国に対する制裁、ペナルティということです。
アメリカ、イギリス、フランスについては戦時加算が3,794日(約10年5月)となりますので、保護期間にこの期間を加算した日数が実際の存続期間となります。
質問者: 返答済み 1 年 前.
何度もありがとうございました。とても助かりました。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
お役に立ててなによりです。
また何かございましたらご質問してきださい。
質問者: 返答済み 1 年 前.
申し訳ありませんが、最後にもう一つ質問させて下さいませんでしょうか。有効でなかったら、その旨お知らせください。著作権についてはよくわかったつもりですが、現実的な問題としては、著作権保護期間が過ぎているものがはっきりと調べられる方法はあるのでしょうか。どこかで一目でわかるような調査方法があるのでしょうか。また、どこかに一覧表のようなものがあるものなのでしょうか。自分で判別するのは無理があるように思うのですが、どのような方法が最も安全で簡易でしょうか。これで最後ですがよろしくお願い致します。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
歌や詩についての著作者(創作者)が亡くなられた年月日をネットのウィキペディアなどで調べて、それから死後50年が経過しているかどうかを判断するという方法くらいしか調べる方法はないと思います。
同様にネットで著作者が無名か変名かを調べることができますので、その場合には公表から50年が経過しているかかどうかを判断することになると思います。
また、歌や詩が掲載されている書籍や雑誌の出版社に直接聞いてみるという方法もあると思われます。
保護期間の一覧表といったものが存在するといったようなことは聞いたことがありませんので、上記のような方法で調べるしかないのではないでしょうか。
質問者: 返答済み 1 年 前.
本当にありがとうございました。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
こちらこそありがとうございました。

ユーザーの声:

 
 
 
  • 法律に詳しいかたにお世話になりたくても、緊急時にはなかなか連絡がとれません。丁寧でわかりやすく、こちらの心情を理解した上で、 客観的な意見をしっかりした理由も合わせて 説明して下さり、不安の解消に繋がりました。 神奈川県 小野
< 前へ | 次へ >
  • 法律に詳しいかたにお世話になりたくても、緊急時にはなかなか連絡がとれません。丁寧でわかりやすく、こちらの心情を理解した上で、 客観的な意見をしっかりした理由も合わせて 説明して下さり、不安の解消に繋がりました。 神奈川県 小野
  • 自分の意向に添う回答がいただけたので、、安心して自分で答弁書を作成し、知人に紹介された司法書士に相談したところ、十分訴状に対抗できるとの判断をされました。それを参考に、細部を詰める点も有り、答弁書を確実なものとする為、最終的に司法書士に依頼しましたが、安価に受けてもらえることとなりました。 東京都 梅村
  • 法律などの専門家や弁護士が身近に居なかったわけではありませんが、事案発生が連休中や土休日、深夜早朝にかかるなど、次の行動に移る前に冷静な判断が必要な場合があり、また個人的なことでありますが、深刻化、長期化し、また経済的に家族にも迷惑をかけることで、結果として自身の公務に影響が及ぼすことを大変危惧いたしました。結果、このたびの利用となりまして、貴社より、迅速な回答をいただくことができました。事案発生後一両日のうちに、先方と連絡をとり、適宜支払い手続きへと話をすすめております。またこの経験を同業の者とも共有し、今後ネットを通じた活動へ生かせるように務めます。 山形県 青木
  • まずは親身になって回答をして頂ける専門家であったこと。説明が簡潔でわかりやすく、質問者が気持ちの整理をしやすい配慮が伺えた。 岐阜県 石川
  • 短時間で的確なアドバイスを受けることができ、かつ、回答に対する質問に対しても直ちに真摯な回答が得られました。 大阪府高槻市 川嶋
  • 専門知識のある経験豊富な方に出会う機会のない人でも、このサイトで実現出来ることは素晴らしいことだと思いました。 専門家が辛抱強く回答をしてくださる姿勢にも感謝いたしました。 茨城県日立市 池田
 
 
 

専門家の紹介:

 
 
 
  • yo-shi

    yo-shi

    一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)

    満足した利用者:

    232
    中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
  • http://ww2.justanswer.com/uploads/YO/yoshi/2014-12-8_21946_face.64x64.jpg yo-shi さんのアバター

    yo-shi

    一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)

    満足した利用者:

    232
    中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
  • http://ww2.justanswer.com/uploads/HO/houmujp/2014-1-5_72819_00.64x64.jpg houmu さんのアバター

    houmu

    行政書士

    満足した利用者:

    45
    行政書士 知的財産修士 1級知的財産管理技能士 2級FP技能士
  • http://ww2.justanswer.com/uploads/PA/patent777/2011-10-5_16540_shirtM1.64x64.jpg patent777 さんのアバター

    patent777

    弁理士資格を取得

    満足した利用者:

    434
    特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
  • /img/opt/shirt.png satohk555 さんのアバター

    satohk555

    弁理士

    満足した利用者:

    20
    2010年弁理士試験合格
  • http://ww2.justanswer.com/uploads/SU/supertonton/2011-9-7_64453_nakano.64x64.jpg supertonton さんのアバター

    supertonton

    行政書士

    満足した利用者:

    3323
    中央大学卒平成14年行政書士登録離婚・相続等の法務手続の専門家
  • http://ww2.justanswer.com/uploads/RI/rikonnsouzoku/2012-4-28_141443_066960x1280.64x64.jpg rikonnsouzoku さんのアバター

    rikonnsouzoku

    行政書士

    満足した利用者:

    181
    弁護士事務所事務員行政書士事務所所長
 
 
 

特許・商標・著作権 についての関連する質問