JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
patent777に今すぐ質問する
patent777
patent777, 弁理士資格を取得
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 469
経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
61167350
ここに 特許・商標・著作権 に関する質問を入力してください。
patent777がオンラインで質問受付中

引き続きバカラの名入れに対する質問です。現在バカラは都内某有名百貨店で購入しています。その場合バカラの箱の中に同梱されて

質問者の質問

引き続きバカラの名入れに対する質問です。現在バカラは都内某有名百貨店で購入しています。その場合バカラの箱の中に同梱されているバカラ社の会社案内に百貨店のスタンプが押してあります。私の製作した名入れグラスに対してお客様が不満を持った場合そのクレームが百貨店の方にいかないように会社案内の部分は外しています。会社案内に一緒に折り込まれています単独の2つ折のクリスタルグラスの取り扱い方の注意書きは同梱してお客様に納品しています。できればこのような事をしなくて済むようにバカラジャパンから直接購入したいと考えています。しかしながらバカラジャパンが卸している有名百貨店にも名入れグラスのサービスを許してはいないと認識しています。私がバカラジャパンと直接交渉し名入れグラスを販売したいのでバカラジャパンから直接購入したいと交渉した場合バカラジャパンは有名百貨店に許していない事を理由に正規に購入している私にも同じように名入れグラスとしての販売は認めないと言ってくる可能性はあるのでしょうか?
投稿: 1 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
前の回答に対して承諾をしていただきありがとうございます。
今回の質問についての見解をお話します。
名入れについてバカラ社が承諾しない可能性は否定できないのではないかと思われます。
前回の回答内容と重複する点もありますが、バカラ社が名入れを承諾しないことの法的な根拠としましては、民法上の一般契約によるものとなります。
知的財産権である意匠権や商標権を根拠として名入れを承諾しないということはできないので、バカラ社と直接契約をしないで名入れをする行為は、知的財産権との関係では問題ありませんが、バカラ社と直接交渉をして名入れの許諾を得るということは、名入れ及びその製品の販売の許諾契約をバカラ社と結ぶということになります。
契約を結ぶと、それにより、バカラ社と質問者様の間において、契約内容を順守しなければならないという法的な効果が生じます。
そのため、当事者が契約違反をした場合には、民法で定められている債務不履行による損害賠償請求の対象等となります(民法415条等)。
そして、契約の内容は公序良俗に反しない限りは、当事者双方で話し合って自由に決めるというのが原則となります。これを「契約自由の原則」といいます。
この名称はあまり重要ではないのですが、交渉次第で名入れを認めたり、認めなかったりということになります。
現にバカラ社と販売契約をしている有名百貨店が名入れサービスを許されていないということであれば、質問者様との間でもそのような可能性はあろうかと思われます。
質問者様としましては、バカラ社と交渉する前に、なぜバカラ社が名入れを認めないのかを調べるなどして、バカラ社が許諾しない原因を解消するような交渉カードを用意した上で交渉に臨むのがよろしいのではないかと思われます。
例えば、名入れをすることで、クリスタルグラスの美感が損なわれること懸念しているとか・・・、どのような原因かを調べるのは難しいかもしれませんが、例えば、その有名百貨店に問い合わせてみるとか、他国ではどのような扱い方をしているのかなどを調べて、バカラ社と交渉する前に、できうる限りの情報を収集してその対策をした上で交渉に臨むというのが一般的な方法ではないかと考えられます。
patent777をはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 1 年 前.
引き続き質問ですが名入れグラスの転売自体に問題がないのなら、
正価で購入するという前提であれば実質的にリスクを取ってまでバカラジャパンとの契約はする必要がないと思いますが、
その場合将来名入れサービスで転売をしている事をバカラジャパンが知った場合はなにがしかの法的措置や賠償請求などは起こらないと考えてよいのでしょうか?(今回、購入を考えているのはバカラジャパンのオリジナル商品です。)
ちなみに海外からの並行輸入品の名入れグラスの販売はバカラジャパンも認めています。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
正規の購入品であれば、それを転売することは知的財産権との関係において問題はありません。
国内で正規品を正規に購入したバカラ品を転売する行為につきましては前回お答えしましたように「消尽」などを根拠とするものです。
また、海外からの真正商品の並行輸入も特許の最高裁判例で違法とはならないと判示されています。そして意匠においてもその判例が妥当すると考えられています。
その判例は「BBS並行輸入事件」(最高裁判決 平成9年7月1日」というものです。
バカラ品に他社の商標や商号やロゴなどを入れて販売するといったような需要者を誤認させる行為や、バカラ品でないものにバカラ品であるかのような表記をして販売するといった行為は問題がありますが、製品の購入者向けにその個人名を入れて販売する行為は問題はありません。
ただし、バカラ社がその製品に名入れを禁止していることを購入者が明確に分かる何らかの方法で明示している場合には、バカラ社と購入者との間で名入れはできないという合意が成立することになり得ますので、それに反して名入れをして販売する行為に対してバカラ社が訴えてくる可能性はありますが、そのような明示がないのであれば、知的財産上の問題は生じないこととなります。
質問者: 返答済み 1 年 前.
ありがとうございました。質問は終了です。
専門家:  patent777 返答済み 1 年 前.
分かりました。

また知的財産のことで何かございましたらご質問してください。

誠意をもって回答させていただきます。

特許・商標・著作権 についての関連する質問