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houmu
houmu, 行政書士
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 948
経験:  行政書士 知的財産修士 1級知的財産管理技能士 2級FP技能士
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2点、広告の著作権に関しまして教えて頂ければ幸いです。 1)街中で見かける広告(例:電車内広告や街中の看板)の写真

質問者の質問

2点、広告の著作権に関しまして教えて頂ければ幸いです。
1)街中で見かける広告(例:電車内広告や街中の看板)の写真を撮り、InstagramやTwitter、ブログといったメディアでこれを公開し、その広告の内容について解説することは著作権違反に当たるでしょうか?
例えば: たった2ヶ月でこのカラダ 結果にコミットする ライザップ
という広告の写真を撮り、この広告がヒットした要因に関して解説するのは、著作権違反にあたるでしょうか?
2)インターネット上のセールスページ(何らかの商品を売り込むサイト)に関して、その出典元などを明らかにした上で、この解説を行う動画を作成し、ブログなどで公開することは著作権違反に当たるでしょうか?
以上につきましてご教授頂ければ幸いです。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  houmu 返答済み 2 年 前.

著作物の利用方法として、【引用】が認められており、ご質問者様の考えられて

いる利用方法はこれにあたると考えられます。

適切な引用として認められるためには、

ア 既に公表されている著作物であること
 イ 「公正な慣行」に合致すること
 ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること
 エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
 オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
 カ 引用を行う「必然性」があること
 キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)

の、すべてに該当している必要があります。(最高裁判例)

例えば、美術作品について解説する場合には、解説に必要な程度の
画質であればいいところ、単独で鑑賞できるぐらい鮮明な画像を掲載して
いたりすると、正当な範囲内を超えていると評価される可能性がでてきます。

著作権法 第32条
公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、

その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究

その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

質問者: 返答済み 2 年 前.

早速のご回答ありがとうございます。

「正当な範囲内」の解釈について詳しく教えて頂きたいのですが、

>美術作品について解説する場合には、解説に必要な程度の
>画質であればいいところ、単独で鑑賞できるぐらい鮮明な画像を掲載して
>いたりすると、正当な範囲内を超えていると評価される

美術品に関してはその目的が観賞であることから、正当な範囲内に収まるか逸脱するかの判断がし易いと思います。

しかし街中の広告やオンライン上のセールスページに関しては、具体的にどういった部分で正当な範囲内の判断ができるでしょうか?

例えば「文章の分量」などで考えれば良いでしょうか?

極端な例ですが、動画であれば、10分の動画のうち実際に動画を映している時間が5分以下であれば全体の半分以下であるために、「主従」の関係でいえば従にあたると考えられ、セーフである、など。

あるいはブログ記事やSNSでの投稿であれば、写真の投稿1件につき、その写真だけがメインではなく、それはあくまでメインの記事をより分かり易くするための引用であることが明白なだけの記事の分量があればOK、など。

「正当な範囲内」また「主従」の考え方について何かしら具体的な判断基準をご教示頂ければ幸いです。

何卒よろしくお願い致します。

専門家:  houmu 返答済み 2 年 前.
本来、著作権者に認められる権利を制限するのがこの規定ですので、
要件は厳格に判断しなければなりません。

その一方で、どのような利用法であれば正当な範囲内といえるかというのは
非常に抽象的です。これは、引用をする対象物も違えば、引用の方法や目的も
多様なため、一律にラインが引けないためです。

分量というのは、主従関係を判断するための大きな要素になります。
たとえば、最近よく【まとめサイト】というのを見かけますが、機械的、
あるいは半機械的に作られている多くのサイトは、紹介文や感想等の
コメントをひとこと書いて終わらせているものが散見され、このようなものは
引用の要件を満たしておりませんから、権利者の許諾を得ていない
限り、違法状態にあるといえます。

ただし、逆に言えば分量もあくまでも要素の一つにすぎません。
形式的に分量に差異があったとしても、ご質問者様のサイト等の内容や構成、
実際に訪れる方の目的などから、総合的に判断されることになります。

例えば、形式的にはご質問者様が、広告手法の分析や解説をしているサイトで
あるものの、それが形式化していて、実質的には掲載されている広告を閲覧して
楽しむサイトになってしまっている(そのような目的で訪れる人の方が多数に
なってしまっている)ようですと、引用にあたらないと判断されてしまう可能性が
高くなります。
もっとも、広告物というのはむしろ露出を高めたいものですから、美術作品と
比べますと、鑑賞性の部分の判断はいくらか緩和されると考えられますが、
一律に境界線を示すことは残念ながら困難です。

大きなポイントとしては、サイトの構成として、趣旨をはっきりさせておくことと、
その引用の範囲は、必要最小限であるといえることが重要といえます。
たとえば、CFの解説をする場合でも、静止画で説明可能であれば静止画を
利用する、前半3秒の動画で足りるのであればその部分のみを再生する、
といった配慮が重要です。(鑑賞性を下げることにもつながります)

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