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yo-shi
yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 235
経験:  中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
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カラオケ設備が無い ちいさな部屋でみんなで(7,8人の高齢者)で合唱をしたい時について質問します。 個人所有のカラ

質問者の質問

カラオケ設備が無い ちいさな部屋でみんなで(7,8人の高齢者)で合唱をしたい時について質問します。
個人所有のカラオケ設備の音楽を、設備の所有者の許可を得て、自分でICレコーダーに5,6曲録音し、それをちいさな部屋で歌うとき(懐メロ歌謡曲が主です)
これは問題がありますか? もちろん会費やテキスト(歌詞)代は徴収しません。
本来は、音源としてユーチューブやTVから音楽のみICレコーダーにダウンロードしたいんですが、(そのほうが手っ取り早いんです)
併せてお伺いします。
また、老人会(50人位)の例会の余興として、ICレコードから上記の音楽を流し
自分がギター演奏を加えながら、3,4曲を参加したメンバーに歌っていただくことに
ついてもお尋ねしたいと思います。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  yo-shi 返答済み 2 年 前.
ご質問にお答えいたします。

まず前者の質問ですが、著作権法38条に、

「公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、当該上演、演奏、上映又は口述について実演家又は口述を行う者に対し報酬が支払われる場合は、この限りでない。」

と定められています。
つまり、金銭の授受が一切なければ、問題ありません。

ICレコーダーに録音することについても、著作権法30条に

「著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。」

という規定があり、「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内」ならば、可能とされています。
ご質問のケースでは、ごく親しい友人同士ではないかと思われますが、これくらいなら問題ありません。

次に後者の質問ですが、パソコンを使ってYouTubeの音声を流したり、CDの曲を流したり、演奏することは、問題ありません。
そもそも38条は、学校の文化祭等で演奏することを可能とするものです。

ではICレコーダーへの録音はどうかといいますと、厳密に言うと、法的には微妙な範囲です。

では、やらないほうがいいかというと……
ここから先は、私の考えを申し上げます。

著作権は、「私権」と言われ、行使するもしないも自由です。
たとえ著作権侵害があったとしても、窃盗や詐欺のように、被害者が告訴しなくても警察が動くようなものと異なり、権利者が告訴することによって初めて著作権侵害事件として取り扱われます。
逆に言えば、権利者が黙認していれば、何の問題も起こりません。
権利者の中には、あえて無断で使ってもらって、広まることのほうがよい、と考えている人もいます。
また、仮に「侵害は許せない」として裁判を起こすにしても、相当の費用と労力がかかります。

ですので、利用者側から考えると、「こういうことをやったら、訴えられて、問題になるか」を考えて、あえて無断利用する、ということも普通に行われています。
いわばリスクマネジメントの問題です。

私の考えでは、ご質問のケースで、非営利利用のためにICレコーダーに録音するくらいのことを、権利者が文句を言うとは考えにくいです。
それをやめさせたからといって、権利者には何のメリットもないと思います。
裁判を起こすとなれば、マイナスばかり膨らみます。

ですので、実行してしまってもいいと考えます。
もし、万一、権利者の知るところとなって、どうしてもダメ、ということならば、警告書が届いたり、中止要請が来てから、対処を考えればよいことだと思います。
そもそも、権利者に損害はほとんど発生しませんので、損害賠償を求められたとしても、ごくごく少額にしかなりえません。

あまり心配されることなく、実行なさってよいのではないか、というのが結論です。

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書籍の著作権問題には特に精通しています。「著作権は怖いモノ」という意識が少しでも軽くなるお手伝いができれば、と思います。
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専門家:  yo-shi 返答済み 2 年 前.
評価を頂きまして、ありがとうございました。
質問者様のお力になれましたこと、うれしく思います。
またお困りのことがございましたら、ご質問くださいませ。

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