JustAnswer のしくみ:

  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。

yo-shiに今すぐ質問する

yo-shi
yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 233
経験:  中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
69504523
ここに 特許・商標・著作権 に関する質問を入力してください。
yo-shiがオンラインで質問受付中

著作権に関して質問します。 私はとある資格試験の講師をやっていますが、講義の中で市販のテキストや予想模試を使用して

質問者の質問

著作権に関して質問します。
私はとある資格試験の講師をやっていますが、講義の中で市販のテキストや予想模試を使用しています。その講義を動画として撮影し生徒に配ったりネットで販売したりしたいと考えています。私自身・相手である生徒もその書籍・予想模試の購入をした上で、その書籍・予想模試の解説書や解説動画を別で作成し販売する事は可能でしょうか?
具体的には
①その書籍・予想模試の書籍中の文を使い、オリジナル解説を作成する
②その書籍・予想模試の書籍中の文を使い、動画にて解説をする。このときに問題文・解説文を動画に表示させる。
③その書籍・予想模試の書籍中の文を使い、動画にて解説をする。このときに問題文・解説文を動画に表示させないが、説明中にはその文を読み上げたりする。
④その書籍・予想模試の書籍中の文は全く使わないが、それを見ている事を前提にした解説文や解説動画を作成する。
等の行為を考えています。
以上、よろしくお願いします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  yo-shi 返答済み 2 年 前.
Customer:

ご質問にお答えいたします。書籍の著作権問題には特に精通しています。「著作権は怖いモノ」という意識が少しでも軽くなるお手伝いができれば、と思います。 ご質問の解決につながりましたら、評価を入力していただきますよう、お願いいたします。

Customer:

まず、著作物には著作権が発生しますので、著作権を持たない他者が、その著作物を勝手に使うことはできません。

Customer:

著作物であるかどうかは著作権法2条1項1号で定められているのですが、市販テキストは、通常、著作物と認められますので、著作者が著作権を持っていると考えられます。

Customer:

そうしますと、著作者から許諾をもらえば問題ありませんが、そうでなければ質問者様の①②③の行為は、難しい、という結論になります。

Customer:

しかしながら、④については、書籍・問題集に書かれている「文章」を使わなければ、その解説自体は質問者様ご自身の著作物ですので、問題ありません。

Customer:

ただし、書籍・問題集に書かれている問題文等を“読み上げる”行為も、著作権法で保護されている「口述権」に当たりますので、著作者に無断で行うことはできません。従いまして、問題文・解説文等を画面に表示させず、読み上げもせず、という形態ならば可、という結論になります。

Customer:

以上のことから、④の形態を前提に、「●ページの、問▲の解説をします。この問題は……」というように、質問者様オリジナルの文章、言葉に絞れば、大丈夫、というのが、お答えになります。

Customer:

工夫すれば、可能だ、ということです。

Customer:

回答にご不明な点がございましたら、具体的にお示しいただけましたら、改めてご説明いたします。

Customer:

よろしくお願いいたします。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

早速のお答えありがとうございました。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

質問の返答については理解しましたが、返答を受けたうえで発展的に何個かの質問がでてきましたので、そちらもあわせて質問しても良いですか?

JACUSTOMER-de6dszzy- :

まず1~3の許諾についてですが、こういった著作権の帰属先は著作者のみで出版社にはないのでしょうか?許諾についても著作者のみでよく、出版社には許諾は不要でしょうか?

JACUSTOMER-de6dszzy- :

また4については、具体的に質問させてください。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

解説はオリジナルの言葉・文章にて行おうとは考えていますが、どうしてもその書籍の解説と似たような言葉になってしまったり、また文章中に含まれる人物や言葉をキーワード的に使用したりする事になると思います。こういった事についてはどうなるとお考えでしょうか?

JACUSTOMER-de6dszzy- :

以下に例文を示しておきます。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

書籍中の問題文:Aは自己が所有している建物をBに賃借している。Bはこの建物をAに無断でCに賃借したが、その期間は1ヶ月に満たない期間のものであった。このときにAは無断賃借が背信的行為にあたるとして、Bとの契約の解除することができる。

Customer:

ご質問にお答えいたします。

Customer:

著作権は、基本的に著作者に帰属します。ただし、例外がいくつかあります。著作権法15条に、法人著作(職務著作)というものが定められています。

Customer:

これは、例えばサラリーマンが会社の指示によって資料を作成したり、会社のホームページを作成したり、広報誌を作成したりした場合、その文章や写真等の著作権は、指示した会社に帰属する、というものです。

Customer:

ですので、資格テキストや模試が、出版社が著者となって発行されている場合は、出版社が著作権者となることが多いと考えられますし、著者が個人名でも出版社の従業員の場合は、著作権は出版社に帰属しているかもしれません。

Customer:

実際のところは、事実関係を調べたり、問い合わせたりしないと分かりませんが。

Customer:

また、著作権は譲渡できますので、出版契約において、著者から出版社に譲渡されている可能性もあります。

Customer:

著作権のありかは、外からは分からないのが困ったところで、ここが特許権や商標権等と異なるところです。

Customer:

許諾をもらうとすれば、著作権を持っている相手から、になりますが、上記のように著作権を持っているのが誰かは分かりませんので、出版社が許諾の窓口となっているのが普通です。許諾をもらう必要がある場合は、とりあえず出版社に尋ねるのが無難でしょう。

Customer:

次に4についてですが、似たような言葉は、程度によって、「翻案権」(著作権の一部です)の侵害だといわれるおそれもないこともないです。「翻案」に該当する(=著作権を侵害する)かどうかは、ケースバイケースなのでここでは何とも申し上げられないのが心苦しいのですが、裁判所は、元の著作物の「本質的特徴を直接感得できるかどうか」がその基準だと考えています。

Customer:

著作権侵害にあたるかどうかを最終的に決めるのは裁判所しかできないので、裁判所がどう考えているかを知ることが、一つの目安になります。

Customer:

また、人物名には著作権は発生しませんので、使っていただいても問題ありません。

Customer:

「ドラえもん」というマンガには著作権はありますが、ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんといった人物名には著作権はないのです。ですので、文字で書いても問題ありません。絵を描かなければいいのです。

Customer:

それから、例文で挙げていただいている問題文ですが、これを判断するのは、上記のように裁判所しかできません。

Customer:

ですが、個人的な感想を申し上げますと、この問題文に出てくる言葉は、一般的な表現が多く、著作権があるかないかでポイントとなる「創作性」はあまりないと思います。

Customer:

ですので、著作物とは認められず、「著作権は存在しない」と考えるのが妥当だと思います。

Customer:

仮に著作権が存在するとしても、いわゆるデッドコピー、すなわちまるっきり同じ言葉を使わない限り、問題はないと考えられます。

Customer:

あくまで個人的な判断で、責任は持てないのですが、大きく外れていることはないはずです。

Customer:

以上、回答と致します。ご不明な点は、またお尋ねくださいませ。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

ご返答ありがとうございました。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

確かに詳細な事は、ケースバイケースですね。許諾の件に関しては、同業者からそういった事をしている所がないかや出版社自体に問い合わせてみたいと思います。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

4についても、だいたいの部分では納得しました。私たちが使う言葉は、法律や判例の引用になりますのでそういった部分には確かに創作性はありません。

Customer:

そうですね。その出版社と提携して、新たなビジネスを生み出すチャンスかもしれません。お互いにメリットのある形で仲良くなれれば、最高だと思います。

Customer:

はい、法律や判例の文章には、著作権はありません。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

ただそのまとめ方や分かりやすいように表にしていく等に関しては創作性があるのでしょう。

Customer:

著作権法13条に、「憲法その他の法令」「裁判所の判決、決定、命令及び審判並びに行政庁の裁決及び決定で裁判に準ずる手続により行われるもの」は、「権利の目的となることができない」と定められています。

Customer:

おっしゃるように、分かりやすいようにまとめた「表」には、著作権が発生することがあります。

Customer:

ですので、表をそのまま使うことは気をつけなければなりません。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

最後に先ほどの書籍中の文章のあとの解答を作成してみましたので、yo-shiさんの解答を聞いて評価をさせていただきたいと思います。ただ言われているように具体的な事は裁判所が決める事なので、分からないでも結構です。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

書籍中の解答:この肢は誤りである。賃借人BのCに対する1か月に満たない転貸行為は、背信的行為に当たらない特段の事情であるため賃貸人Aは解除できない。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

こちらが作成した解答:賃貸人Aと賃借人Bは建物賃貸借契約をしており、賃借人Bは別の者に転貸しようとするときは賃貸人Aに許諾を得なければならない。この賃貸人Aに対する許諾なくして、無断転貸する行為は背信的行為にあたり賃貸人Aに解除権が発生するのが原則である。しかし背信的行為にあたらない特段の事情があるときは賃貸人は解除できないとしており、期間1カ月未満の転貸はこの背信的行為にあたらない特段の事情にあたる。そのため、この場合は賃貸人Aは解除できないとなり、この肢は誤りである。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

ちょっと長くなってしまいましたがよろしくお願いします。

Customer:

ここまで異なれば、全く問題ないと考えます。「書籍中の解答」の文章表現の特徴が何かを見抜き、そこを使わなければいいわけですが、常識的に考えても、「こちらが作成した解答」を読んで「書籍中の解答」の本質的特徴を感得できるわけがないと思います。

Customer:

この調子で解説を加えていかれるのなら、問題はないのではないでしょうか。

JACUSTOMER-de6dszzy- :

分かりました。できる事とできない事が分かりましたので、だいぶ仕事の幅も広がりそうです。ありがとうございました。

yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
満足したユーザー: 233
経験: 中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
yo-shiをはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
専門家:  yo-shi 返答済み 2 年 前.
評価を頂きまして、ありがとうございました。
質問者様のお力になれましたこと、うれしく思います。
またお困りのことがございましたら、ご質問くださいませ。

ユーザーの声:

 
 
 
  • 法律に詳しいかたにお世話になりたくても、緊急時にはなかなか連絡がとれません。丁寧でわかりやすく、こちらの心情を理解した上で、 客観的な意見をしっかりした理由も合わせて 説明して下さり、不安の解消に繋がりました。 神奈川県 小野
< 前へ | 次へ >
  • 法律に詳しいかたにお世話になりたくても、緊急時にはなかなか連絡がとれません。丁寧でわかりやすく、こちらの心情を理解した上で、 客観的な意見をしっかりした理由も合わせて 説明して下さり、不安の解消に繋がりました。 神奈川県 小野
  • 自分の意向に添う回答がいただけたので、、安心して自分で答弁書を作成し、知人に紹介された司法書士に相談したところ、十分訴状に対抗できるとの判断をされました。それを参考に、細部を詰める点も有り、答弁書を確実なものとする為、最終的に司法書士に依頼しましたが、安価に受けてもらえることとなりました。 東京都 梅村
  • 法律などの専門家や弁護士が身近に居なかったわけではありませんが、事案発生が連休中や土休日、深夜早朝にかかるなど、次の行動に移る前に冷静な判断が必要な場合があり、また個人的なことでありますが、深刻化、長期化し、また経済的に家族にも迷惑をかけることで、結果として自身の公務に影響が及ぼすことを大変危惧いたしました。結果、このたびの利用となりまして、貴社より、迅速な回答をいただくことができました。事案発生後一両日のうちに、先方と連絡をとり、適宜支払い手続きへと話をすすめております。またこの経験を同業の者とも共有し、今後ネットを通じた活動へ生かせるように務めます。 山形県 青木
  • まずは親身になって回答をして頂ける専門家であったこと。説明が簡潔でわかりやすく、質問者が気持ちの整理をしやすい配慮が伺えた。 岐阜県 石川
  • 短時間で的確なアドバイスを受けることができ、かつ、回答に対する質問に対しても直ちに真摯な回答が得られました。 大阪府高槻市 川嶋
  • 専門知識のある経験豊富な方に出会う機会のない人でも、このサイトで実現出来ることは素晴らしいことだと思いました。 専門家が辛抱強く回答をしてくださる姿勢にも感謝いたしました。 茨城県日立市 池田
 
 
 

専門家の紹介:

 
 
 
  • yo-shi

    yo-shi

    一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)

    満足した利用者:

    233
    中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
  • http://ww2.justanswer.jp/uploads/YO/yoshi/2014-12-8_21946_face.64x64.jpg yo-shi さんのアバター

    yo-shi

    一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)

    満足した利用者:

    233
    中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
  • http://ww2.justanswer.jp/uploads/HO/houmujp/2014-1-5_72819_00.64x64.jpg houmu さんのアバター

    houmu

    行政書士

    満足した利用者:

    46
    行政書士 知的財産修士 1級知的財産管理技能士 2級FP技能士
  • http://ww2.justanswer.jp/uploads/PA/patent777/2011-10-5_16540_shirtM1.64x64.jpg patent777 さんのアバター

    patent777

    弁理士資格を取得

    満足した利用者:

    453
    特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
  • /img/opt/shirt.png satohk555 さんのアバター

    satohk555

    弁理士

    満足した利用者:

    20
    2010年弁理士試験合格
  • http://ww2.justanswer.jp/uploads/SU/supertonton/2011-9-7_64453_nakano.64x64.jpg supertonton さんのアバター

    supertonton

    行政書士

    満足した利用者:

    3415
    中央大学卒平成14年行政書士登録離婚・相続等の法務手続の専門家
  • http://ww2.justanswer.jp/uploads/RI/rikonnsouzoku/2012-4-28_141443_066960x1280.64x64.jpg rikonnsouzoku さんのアバター

    rikonnsouzoku

    行政書士

    満足した利用者:

    181
    弁護士事務所事務員行政書士事務所所長
 
 
 

特許・商標・著作権 についての関連する質問