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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
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すいません、あともう一つ聞きたいことがありました。 仏教の仏伝や本生譚などの、仏陀の前世と生まれてから涅槃までのお

質問者の質問

すいません、あともう一つ聞きたいことがありました。
仏教の仏伝や本生譚などの、仏陀の前世と生まれてから涅槃までのお話を絵にしてwebにのせたりするのは大丈夫でしょうか?タッチなどは自分のオリジナルでやろうとおもっております。
度重なりすいませんが、よろしくお願い致します。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 2 年 前.
Customer:

知的財産権を専門とする者です。



はじめに、申しておきたいのですが、本質問が以前の質問とは別の質問である以上、内容にご満足頂けましたら、再度の評価と金額の支払いをしていただきますようよろしくお願いします。



そこで、結論から申しますと、著作権の問題は生じないと思われます。



著作権は、著作物に生じます。



著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したもの・・」をいいます(著作権法2条1項1号)。



仏陀の仏伝や本生譚は、著作物に該当するものの、著作権の保護期間が経過しているからです。



すでに創作ないし公表から50年以上経過しているものは、著作権の保護期間満了しているからです(同法51条等)。



また、仏陀の前世と生まれてから涅槃までの話を絵にした場合に、その絵がオリジナルのものである限りは、問題ありません。



著作物とは、「創作的な表現」ですので、前世と生まれてから涅槃までの話がすでに世に広く知られているものであっても、それを絵という形で「表現」したものが、オリジナルなものである限り、そのような質問者様が作成された絵については、新たな著作物となり、著作権が生じます。



また、その絵が質問者様のオリジナルである限り(誰かの模倣でない限り)、例えその絵が偶然に先行する他人の絵と同じであったり、似ていても、その質問者様の絵には著作権が生じ、他人の絵の著作権の侵害とはなりません。



しかし、訴訟での争いとなった場合、質問者様の絵が、先行する他人の絵を模倣したものではなく、オリジナルなものであることを立証する必要があるので、その立証が難しいため、絵にするのであれば、先行する他人の絵とは似ていないものを作成するように注意が必要です。



その点にご注意されれば、絵をWebに載せても問題はありません。


とりあえずご説明しました。ご不明な点がございましたらご質問してください。なお、すぐには回答できない場合もございますが、必ず回答致しますのでご了承ください。

JACUSTOMER-7l7u7x3k- : 大変参考になりました!マネと思われないオリジナリティがとにかく重要ということですね!
JACUSTOMER-7l7u7x3k- : 大変参考になりました。オリジナリティがとにかく重要という事ですね。ありがとうございます!
Customer:

そういうことになります。

Customer:

他人の絵の「複製」や「翻案」でなければ、著作権には抵触しないことになります。



複製につきましては、複製概念を確立した有名な最高裁の判例では、複製とは「既存の著作物に依拠し、その内容及び形式を覚知させるに足りるもの」と判示しています。



この判例に当てはめて考えてみますと、質問者様が絵を作成するにあたり、他人の絵に依拠していた場合には、前記判例の前段部分に該当することとなります。



この依拠は、絵を作成するときに他人の絵を横に置いて作成したというような直接的に参照した場合だけではなく、過去に見た記憶に基づいて作成したような場合も含まれます。



次に前記判例の後段部分である「内容及び形式を覚知させるに足りるもの」に該当するか否かですが、他人の絵と異なる部分が、他人の絵の本質的な特徴部分(思想又は感情が表現されている部分、端的にいえば創作性のある部分)である場合には、創作性のある部分を変更して新たな創作をしているわけですので、質問者様の絵は「内容及び形式を覚知させるに足りるもの」には該当せず、複製にはならないと思われます。



次に、「翻案」についてですが、翻案とは、質問者様が制作した絵より先に創作された他人の絵に修正増減を施し、新たに創作性のある表現を付加しても、質問者様の制作した絵が、原著作物である他人の絵に依拠し、かつ、原著作物の表現上の本質的な特徴を直接感得することができる場合をいいます。



 すこし、ややこしい表現で理解し難いかもしれませんが、大雑把に言いますと、複製といえるほどには原著作物である他人の絵と近似していないが、全く別の著作物ともいえない著作物。あるいは、複製といえるほどではないが、それでもなお、二次的著作物である質問者様の絵から原著作物である他人の絵を直接想起させるほどに似ているといったようなものです。


実際には、どのような行為が翻案に該当するかは、著作物の種類や表現態様などによって異なり、確定的な基準は存在せず、ケース・バイ・ケースで判断せざるをえません。また、複製と翻案の厳密な境界も存在しないのが実情です。

Customer:

参考までにご説明いたしました。

Customer:

もしご説明内容にご満足いただけましたなら、料金の支払いをよろしくお願いします。

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