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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
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出版物の付録としてエクセルに入力した資料を添付したいのですが、この場合、エクセルの著作権に抵触するのでしょうか。また

質問者の質問

出版物の付録としてエクセルに入力した資料を添付したいのですが、この場合、エクセルの著作権に抵触するのでしょうか。また、抵触するとしたらどのような手続きを経れば、著作権をクリアできるのでしょうか。教えていただければ幸いです。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 2 年 前.
Customer:

知的財産権を専門とする者です。



著作権は著作物に生じます。著作物でなければ著作権は生じません。



そこで著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」と規定されています(著作権法2条1項1号)。



そのため、通常のフォント、文字、数字、罫線そのもの、罫線で区切られた表、単なる丸や四角形や星マークや矢印といった何処にでも見受けられるような図形等につきましては、「思想又は感情を創作的に表現したもの」とはいえないので、著作物とはならず、著作権は生じていません。



一方、クリップアート集などに含まれているイラストや写真などにつきましては、創作性が認められ、著作物に該当するので、著作権が生じているはずです。



以下に著作物であるクリップアートについて少しご説明しますが、質問者様がエクセルに作成した資料にクリップアート集に含まれる写真やイラストをご使用になっておられなければ、以下のご説明は飛ばしてください。


そして、クリップアート集のような著作物を利用されていなければ許諾なくエクセルで作成した資料を販売することができます。



そこで、私の手元にないのですが、クリップアートが含まれるエクセルに付属の使用許諾契約書で確認していただければはっきりするのですが、クリップアートは、原則として個人的且つ非商用利用を目的として提供されているはずです。



そして、クリップアート集は、マイクロソフトがコンテンツプロバイダーと共同で作成しているため、マイクロソフトがクリップアート上のコンテンツの全てについて著作権を持っているわけではありません。



また、マイクロソフトが著作権を所有しているコンテンツであっても、商用利用を目的としたクリップアートの使用許諾を行っていないはずです。



そのため、もし質問者様の作成した資料の中にクリップアート集に含まれている写真やイラストなどが利用されている場合、許諾を得ずにクリップアート集のコンテンツを利用した資料を出版物の付録として、私的使用目的(著作権法30条)の範囲を超えて販売することは、著作権の中の複製権(同法21条)および譲渡権(同法26条の2)と抵触することになります。



したがいまして、そのような場合には、著作権者の承諾を得る必要があります。


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