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yo-shi
yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 236
経験:  中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
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こんばんは。 早速ですが、質問です。 スナックや、カラオケ教室で、店側が家庭用テレビゲーム機のカラオケソフトを使

質問者の質問

こんばんは。
早速ですが、質問です。
スナックや、カラオケ教室で、店側が家庭用テレビゲーム機のカラオケソフトを使用して、
お客様にカラオケを楽しんでもらったり、歌の指導をすることは、法律的に問題ないのでしょうか?
もし、問題があるとすると、どのような罰則を科せられるのでしょうか?
また、店側ではなく、お客様側がゲーム機を準備して、楽しんだり、歌の指導をしてもらうことは問題がありますか?
問題がある場合の罰則も教えてください。
あくまで、家庭用テレビゲーム機なので、営利目的で使用することは、NGと表示されていたような気がしました。
よろしくお願いいたします。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  yo-shi 返答済み 2 年 前.
はじめまして。ご質問にお答えいたします。
まず、このようなケースでは、家庭用ゲーム機を使っても、店の業務用カラオケ機を使っても、著作権の扱いに、大きな変化はありません。
著作権法は、「著作物」を守っています。
「著作物」とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」(著作権法2条1項1号)と定められていて、ご質問のケースでは、楽曲が「音楽の著作物」(10条1項2号)に該当します。
著作権とは、様々な権利が束になっている集合体なのですが、
「音楽の著作物」には、著作権の内「演奏権」が発生します。
これは、
「著作者は、その著作物を、公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として(以下「公に」という。)上演し、又は演奏する権利を専有する。」(22条)
という権利です。
すなわち、個人的に見たり聞いたりするのではなく、開かれた場所で、複数人を相手に、演奏することは、「著作者」のみに認められた権利であって、他の人は著作者に無断で行ってはなりませんよ、という意味です。
ちなみに「演奏」には、「録音され、又は録画されたものを再生すること」(2条7項)も含まれます。
ですから、個人的にただ“聴く”だけならば、著作権(演奏権)の侵害にはなりません。
ご質問に戻りますと、
店が楽曲を演奏(メディアを使って再生)することは、権利者に無断で行えば、著作権の侵害となります。
客が用意した機会を使った場合でも、それによって店に客が集まるようになったなど、営業効果が認められれば、同じように著作権侵害と考えられることもあります。
以上のことから、基本的には、ご質問のようなことは、「権利者に無断で」行うことは難しく、きちんと権利処理をしたうえで実行する必要があります。
権利処理は、音楽の場合、「著作権等管理事業者」という団体が、たいてい、著作権を管理していますので、そこに申請し、手続きをして、所定の料金を支払うことで、クリアできます。
「著作権等管理事業者」の代表が、JASRACです。他にもイーライセンス等もあります。
一覧
→ http://www.bunka.go.jp/Chosakuken/kanrijigyouhou/touroku_jyokyo/index.html
利用したい楽曲を、それぞれの事業者のサイトにあるデータベースで検索し、管理者を探します。
そして管理している事業者が分かれば、そこに申請します。
「著作権等管理事業者」は、料金さえ払えば、基本的に利用を断ることはできませんので、ご質問のようなことも、ほぼ確実に実行できます。
(有償になりますが)
では、無断で行った場合は、どうなるかと言いますと、
著作権侵害の刑事罰が科せられます。
119条以下で定められていますが、懲役刑、罰金刑が定められています。
そして、権利者から、損害賠償と差止め請求の訴訟を起こされるおそれもあります。
以上が、一般的なお答えとなります。
ご不明な点がございましたら、具体的にお示しいただければ、改めてご説明いたします。
よろしくお願いいたします。
==========================
「著作権は怖いモノ」という意識が少しでも軽くなるお手伝いができれば、と思います。 ご質問の解決につながりましたら、評価を入力していただきますよう、お願いいたします。
質問者: 返答済み 2 年 前.

回答していただき、ありがとうございました。

法律に引っかかるかどうかの私の視点が違っていたということですね。

つまり、家庭用ゲーム機を、業務用カラオケ機として使用すること自体は、

違法ではなく、ゲーム機メーカーから、訴えられたりしないが、カラオケの楽曲を申請(料金支払い)無しに業務用として使用することは、著作権侵害にあたるという理解でよいでしょうか?

また、カラオケゲームの利用チケット代を支払うと、申請(料金支払い)と同じ意味になるのでしょうか?

※チケット購入時の説明に、JASRAC許諾番号や、JRC許諾番号、e-License許諾番号が記載されていたので、チケットを購入さえすれば、何の問題もないということなのかと思いました。

回答のほど、よろしくお願いいたします。

専門家:  yo-shi 返答済み 2 年 前.
ご返信ありがとうございました。
家庭用ゲーム機をどのように使うかは、原則として、購入者の自由です。
それは所有権に基づいた自由です。
(「所有権」を持っている人は、対象の物を、使用・収益・処分する権限があります。民法206条)
しかし、楽曲には、所有権という概念がありません。
関わってくるのは、著作権です。
著作権は、たとえゲーム機用ソフトやCD等を購入したとしても、移転しません。
ソフトやCDの物質そのものに対する所有権は取得できますが、そこに収録されている楽曲(データ)を使う(と言うと語弊がありますが)権利は、著作権者に残ったままなのです。
従いまして、ゲーム機を購入したとしても、カラオケの楽曲を無断で使うと、著作権侵害になります。
個人として使う場合は、購入時の規約によって、許されている、という関係です。
その規約の範囲を超える場合は、著作権侵害となります。
(仮に、営利目的利用も可、という規約になっていれば、店でも使えます)
それから、ゲームの利用チケット代についてですが、あいにくそのチケットについて詳しく承知してはいないのですが、
そのチケットと、店での利用は、許される範囲が異なるはずです。
チケットを購入すると、どういうことができるようになるのでしょうか。
それがたとえば、自分のゲーム機に楽曲がダウンロードされ、歌うことが可能になる、という態様の場合、それはあくまで自分が歌うことが許されたに過ぎません。
公衆に向けて「演奏」(楽曲の再生含む)することが許されたのではありません。
そもそも規約次第ですが、
公衆に対して使える権利を取得できるチケットかどうかが、問題になると思います。
チケットを購入することによって、購入者にはどういう権利が認められるのか。
規約をご確認くださいませ。
yo-shiをはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
専門家:  yo-shi 返答済み 2 年 前.
評価、並びにボーナスも頂きまして、ありがとうございました。
質問者様のお力になれましたこと、うれしく思います。
またお困りのことがございましたら、ご質問くださいませ。

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