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patent777, 弁理士資格を取得
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 495
経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
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はじめまして。商標登録についてご相談させていただきたくメールいたしました。 弊社国際特許事務所を通じて屋号を商標登録して全国に商品発送と海外事業も進めております。 しかし弊社屋号

解決済みの質問:

はじめまして。商標登録についてご相談させていただきたくメールいたしました。
弊社国際特許事務所を通じて屋号を商標登録して全国に商品発送と海外事業も進めております。 しかし弊社屋号と全く同じ屋号を使用している同業者が存在しており、屋号の使用差し止めもしくは使用するに当たり使用料請求は可能でしょうか?
1.弊社=法人 使用者=個人と思われる
2.商標登録番号はホームページでも閲覧可能
3.弊社屋号でのホームページの検索でほぼ同じ順位に掲載
4.先方が弊社と同じ屋号を使用している事は認知されている。従って知らずに使用は有り得なく悪質である。
5.取引先よりネット問い合わせでよく間違いがあり業務に支障がある。
以上の範囲ではございますが宜しくお願い申し上げます。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 2 年 前.
patent777 :

知的財産権を専門とする者です。

patent777 :

まず、商標権の侵害とは、「指定商品もしくは指定役務又はこれらに類似する商品もしくは役務について、登録商標もしくはこれに類似商標を使用し、又は一定の予備的行為」をいいます(商標法25条、37条等)。

patent777 :

相手方が、質問者様と全く同じ屋号を指定商品もしくは指定役務又はこれらに類似する商品もしくは役務に使用している限りは、原則として、その相手方は、質問者様の商標権を侵害していることになります。

patent777 :

そして、商標権の侵害に対しましては差止請求(同法36条)や損害賠償請求(民法709条)を請求することができます。

patent777 :

ただし、相手方に抗弁事由が存在する場合には、商標権を行使することができません。

patent777 :

一般的な抗弁事由としましては、先使用権が考えられます(商標法32条)。

patent777 :

この先使用権は、相手方が、①質問者様の商標登録出願前から、②日本国内において不正競争の目的なく、③指定商品もしくは指定役務またはこれらに類似する商品もしくは役務についてその商標またはこれに類似する商標を使用し、④質問者様の商標登録出願の際現にその相手方の商標が周知となっており、⑤相手方が質問者様の出願前から現在まで継続してその商標を使用し続けている場合には、その相手方に先使用権が生じ、質問者様は商標権を行使することができません(商標法32条)。

patent777 :

したがいまして、相手方に先使用権などの一定の抗弁事由が存在しなければ、質問者様は相手方に対して商標権を行使することができます。

patent777 :

また、一度、知財総合支援窓口において相談なされることをお薦めします。

patent777 :

愛媛県であれば、「一般社団法人愛媛県発明協会」(テクノプラザ愛媛)(TEL(###) ###-####にご相談することができます。この相談は無料であり、秘密厳守です。

patent777 :

とりあえず以上、回答させていただきました。当方の都合上、不明な点に対する再度の回答は、夜となってしまいますことをご了承ください。

Customer:

ありがとうございました。大変参考になりました。

Customer:

抗弁事由につきましては弊社の屋号使用は1991年より開始し相手方は1997年より使用が確認されました。

patent777 :

先にご説明しました抗弁事由の一つである先使用権(商標法32条)は、先に述べた5要件の全てを満たした場合に相手方に認められるものです。

patent777 :

ポイントとなるのは、相手方の使用が、質問者様の屋号の使用よりも先か否かではなく、質問者様の当該屋号についての商標登録出願より先に使用したか否かです。

patent777 :

もし、相手方が質問者様の商標登録出願より先に、不正競争の目的なく、継続して使用して、ある程度の周知性を獲得しているのであれば、その相手方の屋号(商標)にくっついている既得権を保護しようという趣旨のもとに先使用権を認めるというものです。

patent777 :

したがいまして、あくまでも質問者様の出願より先に使用していなければ、相手方には先使用権は生じませんので、質問者様は相手方に対して、差止請求や損害賠償請求などをすることとなります。

patent777 :

また、相手方の使用開始が質問者様の使用よりも後ということでしたら、相手方はその商標の使用開始時に、すでに質問者様の屋号の存在を知っていた、ともいえるので、相手方には故意があると推定されます。もしそうであれば、相手方は不正競争の目的をもってその商標の使用を開始したとの主張も可能かと思われます。そうなれば、相手方には先使用権は認められないことになります。

patent777 :

先使用権が認められるための5要件の全てを満たすことの主張立証責任は、先使用権を求める側である相手方が、裁判所ですることになります。

patent777 :

相手方の使用が質問者様の使用よりも後であることが認められれば、相手方に先使用権が認められる可能性は低くなるものと予想されます。

patent777 :

いずれにしましても、具体的な事実を説明して、一般社団法人愛媛県発明協会か、または特許事務所にご相談なされた方がいいのではないかと思います。

patent777 :

以上。

Customer:

ありがとうございました。

Customer:

本日、愛媛県発明協会様に連絡を取り相談いたしました。 

patent777 :

当方からの回答が質問者様のお役にたつことができたのであれば幸いです。できれば評価の方をよろしくお願いします。

patent777 :

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