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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
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妖怪ウォッチ著作権使用手続きを教えてほしい。

質問者の質問

妖怪ウォッチ著作権使用手続きを教えてほしい。
投稿: 2 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 2 年 前.
Customer:

知的財産権を専門とする者です。以下に一通りご説明しますので、その後に疑問点等がございましたらご質問してくだいさい。

Customer:

まず、妖怪ウォッチのキャラクターを利用する場合には、その著作権者の許諾が必要となります。

Customer:

妖怪ウォッチのキャラクターは、美術の著作物(著作権法2条1項1号、同法10条1項4号)に該当しますので、著作物について著作権が生じます。

Customer:

そのため、著作物を無断で複製したり、販売したり、ネットにアップしたりといった利用をした場合には、著作権侵害となり(同法21条~28条)、差止や損害賠償などの民事の対象となり(著作権法112条、民法709条等)、刑事罰の対象ともなります(著作権法119条)。

Customer:

もっとも、私的使用を目的として「複製」するといったように、一定の行為につきましては著作権の効力は及びません(同法30条等)。

Customer:

営利目的で利用する場合には、著作権は及びます。

Customer:

そこで、著作権の効力が及ぶ態様で著作物をご利用される場合には、著作権者の承諾を受ける必要がでてきます。

Customer:

著作権者は「原則」として「著作者」ということになります。

Customer:

ここに「著作者」とは、「著作物を創作しる」

Customer:

ここに「著作物」とは「著作物を創作する者」をいいます(同法2条1項2号)。

Customer:

本件で申しますと、妖怪ウォッチに登場する各キャラクターの創作者が、「著作者」となります。

Customer:

一般的には、キャラクターのデザイナーが著作者となるでしょう。

Customer:

妖怪ウォッチは、株式会社レベルファイブというゲームソフトの開発会社が開発し、販売していると思われますが、そのレベルファイブに所属している妖怪ウォッチのデザイナーが、各キャラクターを創作した場合には、「原始的」には、そのデザイナーが「著作者」となりますので、そのデザイナーが著作権者ということになろうかと思われます。

Customer:

しかし、著作物の創作者(デザイナー)であっても、「著作者」とはならず、その創作者(デザイナー)が所属する会社(法人)が著作物の「著作者」となり、そのため、その会社が著作権を有する場合があります(著作権法15条)。

Customer:

会社が著作者となり、著作権者となる場合とは、以下の5つの要件をすべて満たす場合です。

Customer:

①法人の発意に基づき創作された。②その法人等の業務に従事する者(従業員等)が創作したこと。③職務上作成されたこと。④法人の著作の名義も下に公表されたこと。⑤作成時に契約等で別段の定め(従業者等に著作権が帰属するなど)がないこと。

Customer:

上記の5要件をすべて満たすと、いわゆる「法人著作」となり(同法15条)、法人が著作者となり、著作権者となります。おそらく、ゲームソフトやアニメに登場するキャラクターの創作については、デザイナー個人の独創ということは希であって、デザイナー以外の会社内の色々な人間の意見等を取り入れて創作されるはずですので、デザイナー個人の著作物というよりは、会社が著作者となる「法人著作」になる場合がほとんどであろうと思われます。

Customer:

したがいまして、妖怪ウォッチのキャラクターの場合も、法人著作となって、その開発会社である「㈱レベルファイブ」が著作者であり、そして著作権者であろうと思われます。

Customer:

よって、キャラクターの利用に際しましては、著作権者である㈱レベルファイブの承諾を受ける必要があろうかと思われます。承諾を受けるに際しましては、メールないしは手紙などに、使用目的、使用態様、使用期間、などを明確にして、文章として残る形によることをお薦めします。

Customer:

後々、間違いや、問題が起きた際の証拠として利用することができます。

Customer:

具体的な記載内容につきましては、相手方の意見を聞きつつ、双方が納得いく形で利用契約を締結するのがベストだと思われます。

Customer:

まずは、㈱レベルファイブのホームページにアクセスし、「お問い合わせ」から、ご要件をお伝えするといった方法でファーストアクションを起こされてはいかがでしょうか。

Customer:

とりあえず、以上をもちまして、一通りご説明をさせていただきました。

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