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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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経験:  特に特許法、実用新案法、意匠法、商標法、パリ条約に精通しています。
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はじめてご相談させて頂きます。 私は花屋を経営しています。 例えばですが、ディズニーやサンリオなどで正規で販

解決済みの質問:

はじめてご相談させて頂きます。

私は花屋を経営しています。
例えばですが、ディズニーやサンリオなどで正規で販売されている花器を購入し、
その花器にお花のアレンジメントを添えて販売する事自体は問題がないでしょうか?
その際、商品名に【ディズニーフラワーアレンジメント】などと表記をして販売する事はいかがなのでしょうか?
同じようにアレンジメントの中に、正規品のぬいぐるみやフィギャーなどを添えたアレンジメントと言う物も可能なのでしょうか?

よろしくお願いいたします。
投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 3 年 前.
知的財産権を専門とする者です。

結論から申しますと、花器にお花のアレンジメントを添えて販売する行為及び正規品のぬいぐるみやフィギュアーを添えたアレンジメントによる販売行為は、問題ありません。

しかし、商品名に「ディズニーフラワーアレンジメント」などと表記して販売する行為は、違法となる可能性が大きいです。

とりあえず、結論だけ回答します。

1、2時間後位にその理由についての詳細を回答しますので、今しばらくお待ちください。

patent777をはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
質問者: 返答済み 3 年 前.

この度はお世話になります。
早々のお返事ありがとうございます。


引き続き、詳細にご回答頂けるとの事、ありがとうございます。


 


例になりますが、こちらのサイトのような販売(商品名・通販事業)を展開しても差し支えないものなのかと・・http://www.leaves78.com/


 


たまたま商品デザインのリクエストに対応する為、閲覧していたサイトなのでこのサイトに関して云々と言う事は一切ないのですが、


お客様のご要望に応える中で法的に問題のない形で対応できるのであれば・・と考えている次第です。


 


お手数をお掛け致しますが引き続きよろしくお願いいたします。


 


 

専門家:  patent777 返答済み 3 年 前.
先ほど回答した者です。

以下に先ほどの解答に対する理由をご説明します。

1.正規品の花器にお花のアレンジメントを添え、または正規品のぬいぐるみやフィギュアーを添えて販売する行為

花器に創作性が認められますと、完成と同時に著作権が発生します。また、創作者が出願し、審査に合格している場合には、意匠権も生じます。

どこにでもあるような何の変哲もない形態(形状、模様、色彩、これらの組合せ)であれば創作性は認められず、権利は発生しませんが、この「創作性」は高度な芸術性は必要とせず、少しでも創作者の個性が現れていれば創作性が認められ、権利が生じます。

そのため、その花器がどこにでもあるような形態であれば著作権も意匠権も生じていないので、そのような花器を使用、販売等する行為は何ら問題ありません。

しかし、その花器に多少なりとも創作者の個性が現れている場合(先行者の模倣でない場合)には、「創作性」が認められ、著作権が生じ、場合によっては意匠権も生じていると考えておいた方が安全かと思われます。

そのため、以下は花器に著作権や意匠権が生じていることを前提としてご説明します。

花器に著作権等が生じていても、その花器を正規に購入したものであれば、その花器を改変等を加えずそのままの形態で再度、販売(法律では「譲渡」と表現しています)しても、その販売行為には著作権の効力は及ばないという規定が存在します(著作権法26条の2第2項1号)。

いわゆる権利の「消尽」というものでして、一旦正規に販売した場合には、もはや著作権の効力は消滅し、同一物に対しては再度の権利行使を制限するという考えによるものです。

この消尽の考えが及ぶのは「正規に」購入した物それ自体に対してですので、正規品をコピーしたものや多少改変したけど似ているようなものには権利が及ぶことになります。あくまで、正規に購入した物のみが消尽となるということです。

この消尽は、著作権法では明文規定が存在します(同法26条の2第2項1号)が、意匠法には明文規定は存在しません。しかし、判例の類推解釈によって、意匠権など他の知的財産権についても、消尽の考えが適用されています。

よって、正規品である花器をそのままの形態で販売等する行為は消尽論によって、違法とはなりません。

この消尽は、花器のみならず、ぬいぐるみやフィギュアーであっても、適用される考え方です。
したがって、正規に購入したぬいぐるみやフィギュアーをそのままの形態で販売する限りは、消尽によって違法性がないということになります。

2.商品名に【ディズニーフラワーアレンジメント】などと表記をして販売する行為

この表記で問題となるのは「ディズニー」の部分です。

おそらく「ディズニー」の文字、又はその文字と記号や図形などと結合したものは商標登録されているはずですので、そのような「著名な」他人の登録商標を、登録されているであろう同一又は類似の商品や役務(サービス)に使用する場合はもちろん、ディズニーほどの著名な商標であれば非類似の商品等に使用した場合であっても、需要者に出所混同を引き起こすおそれがありますので、商標権侵害となる可能性が極めて大きいと思われます(商標法25条、37条)。

また著名な商標などの商品等表示については、商標権がなくとも(ディズニーについてはそのようなことはありえないと思いますが)、その無断使用等の行為は不正競争防止法上の不正競争行為に該当する可能性が大きいです(不正競争防止法2条1項1号、2号)。

したがいまして、「ディズニー」の文字を使用した商品名を表記して販売する行為は、避けた方がよろしいかと思われます。

3.サイトでの商品販売のための宣伝・広告行為

正規品の販売のためのサイトでの宣伝・広告であれば問題ありません。

サイトに「ディズニー」など他人の商標などを表示する行為は、違法となる可能性が大きいので、それは避けたほうがよろしいでしょう。

なお、花器、ぬいぐるみ、フィギュアーが、ディズニーなど、著名な会社や人を需要者が想起するようなものであれば、出所混同の防止のために、サイトにそのような法人等とは関係がないことを需要者が気付き易い態様で表示しておいた方がよろしいかと思われます。

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