JustAnswer のしくみ:
  • 専門家に質問
    知識豊富な専門家があらゆる質問にお答えするために常に待機しています。
  • 専門家が丁寧に対応
    E メールやサイト内オンラインメッセージなど、さまざまな手段で回答を通知。
    必要に応じてフォローアップの質問をすることもできます。
  • 満足度 100% 保証
    専門家からの回答を確認し評価をすることで、支払うかどうかを決めます。
yo-shiに今すぐ質問する
yo-shi
yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 235
経験:  中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
69504523
ここに 特許・商標・著作権 に関する質問を入力してください。
yo-shiがオンラインで質問受付中

最近よくあるまとめサイトを作成したいと思っております。内容としては、自分が業務上困ったことを解決する際に、調

質問者の質問

最近よくあるまとめサイトを作成したいと思っております。 内容としては、自分が業務上困っ たことを解決する際に、調べて有益だったWEBサイトを一覧としてまとめたいと思います。 こうすることで、自分と同じように困った方が、情報を調べるのに便利なようにしたいと思っています。 その際、文字と、URLと、数行のコメントだけでは、一目見ただけでは、わかりにくいため、紹介先のWEBページのキャプチャー画像をつけたいと思っています。 この時、この画像キャプチャーを自分のWEBサイトに貼り付けるという行為は、著作権に違反するのでしょうか。 よろしくお願い致します。

投稿: 3 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  yo-shi 返答済み 3 年 前.
ご質問にお答えいたします。

著作権法は、「著作物」を保護しています。
自分の「著作物」が、他人によって無断で使われた場合は、やめさせることができます。
逆に言えば、他人の「著作物」を無断で使うことができない、ということです。

では「著作物」とは何でしょうか。
著作権法で「著作物」とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。 」(2条1項1号)と定義されています。

URLは、ある程度機械的に割り当てられるものであり、そのページの作者の「著作物」とは言えません。
当該ページにリンクを貼ることも、著作権侵害とはならないと考えられています。

そこで問題は、ご質問にありますとおり、「キャプチャー画像」が著作物に当たるのか、当たる場合は自サイトに貼り付けることはできないのか、の2点になります。

■1
当該キャプチャー画像を見た時に、そこに書かれている文章が読み取れるような形で貼り付けますと、そのキャプチャー画像の中には「著作物」が含まれていると言えます。
そうしますと著作権侵害となります。
では、文字が読み取れないような、あくまでイメージ(色彩や構図がぼんやり分かるような、ぼかした感じ)の画像だった場合はどうでしょうか。
これは、現実的には「著作物」とは言えないと思います。
そのイメージがよほど独創的で、それを見ただけで特定のサイトが判明するようなものであればともかく、イメージだけでは「思想又は感情を創作的に表現したもの」とは言えませんので、「著作物」には該当しません。
それならば、自サイトに貼り付けたとしても、著作権侵害に問われることはありません。

■2
あくまで当該画像が「著作物」に当たるような形で貼り付けるとすると、次の手段は、著作権法30条以下に規定されている「著作権の制限」というルールを使う方法です。
これを使うと、本来なら相手に許諾をもらわなければならないような利用方法でも、権利者に無断で使うことができます。

ご質問のケースでは、32条の「引用」という方法があり得るでしょう。

引用とは、「公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるもの」であって、かつ出所を明示しておくことが必要です。

今回は、この中の、特に「引用の目的上正当な範囲内」という要件に注意が必要だと思われます。

言い換えますと、貼り付けようとしている画像が、自サイトに必要であって、むやみに相手の権利を侵害しないか、というのが一つの判断材料になります。

例えば、相手方WEBサイトのトップページ画像を一覧にするのでしたら、問題はないと思います。
しかし、質問者様が作ろうとしている「まとめ」に対する答えの部分をキャプチャーしてあり、まとめサイトに貼り付けられた画像だけを読んでいけば答えが分かってしまう(質問者様の文章は、なくても理解できてしまう)ような作り方ですと、正当な範囲を超えていると考えてよいと思います。
実質的にコピーと変わりないからです。
これは「引用」には当たらず、著作権の侵害となります。


以上のことから、画像の作り方さえ工夫すれば、キャプチャー画像を貼り付けることは可能です。
その工夫とは、画像をぼかすか、鮮明に載せるなら全サイトともトップページで統一する、という方法が一案です。
「引用」の規定はややこしいので、細かい説明は省きましたが、まずは結論を申し上げます。

もしさらに詳しい説明が必要な場合は、具体的にお示しいただければ、できる限りの回答をいたします。
よろしくお願いいたします。

============================
書籍の著作権問題には特に精通しています。「著作権は怖いモノ」という意識が少しでも軽くなるお手伝いができれば、と思います。
ご質問の解決につながりましたら、評価を入力していただきますよう、お願いいたします。
質問者: 返答済み 3 年 前.

yo-shi先生


ご丁寧な回答、ありがとうございました。


とてもわかりやすく、参考になります。


 


それで、先生から、ご教示いただいた2つ目の方法で、


記事に画像を張り付けてみました。


 


http://reform-text.net/%E5%86%85%E8%A3%85/221.html


 


(一番上の画像は、メーカーが出している画像素材から持ってきたものです。)


 


この時、3つ目の紹介サイト「ウッドワン」と最後に紹介しているサイト「リフォーム職人」は、該当するページが、サイトのトップからだと見つけにくいので、該当するカテゴリのトップページをキャプチャしています。


 


こういった使い方でも、大丈夫でしょうか。


 


確認のためよろしくお願い致します。

専門家:  yo-shi 返答済み 3 年 前.
ご返信ありがとうございました。

このような使い方で、まず問題ないと思います。

著作権法32条の「公正な慣行に合致する」と言えますし、「目的上正当な範囲内」と考えられますので、「引用」だから著作権侵害ではない、と言ってよい使い方です。


相手が、質問者様をどうしてもやっつけたいと考えた場合は、むちゃくちゃな無理難題を押しつけて、「著作権侵害だ!」と言うこともできることはできるのですが、そうなったら画像を外せばいいだけの話です。
現実的には、ほぼありえません。
(この使い方に文句を言うのは、車がほとんど通らない道で、赤信号にもかかわらず道路を横断した歩行者を捕まえたり、40km/h制限の道路で41km/h出ていたから捕まえる、というような話です)

一応このように書きましたが、あくまで可能性だけの話で、気にする必要はありません。
安心して、このサイトを運営していただいてよいと思います。


1点だけ、心配なのは、いちばん上の画像です。
メーカーが出している画像素材」とのことですが、そこに「規約」が書かれていませんでしょうか。

「フリー素材」として売られている物でも、「出版物はOK」「ネットもOK」「商用は×」など、実はいろいろなルールが定められている場合があります。

念のため、ご確認をお願いいたします。


繰り返しますが、その他の部分は、ご心配は要りません。
質問者: 返答済み 3 年 前.

早速のご回答ありがとうございました。


 


このことが心配だったので、こういったサイトを作りたくても、


手が止まっていました。


 


先生のご回答で、安心しました。


 


ありがとうございます。


 


そうですね。


 


メーカーが出している画像素材は、


下記のようなページのCADデーターから、


持ってこようかと思っています。


 


http://www.daiken.jp/pro/media/index.html#media02


 


ただ、規約がどこに書いてあるかわかりませんでした。


 


 


メーカーの営業マンは、


 


「みんな通販なんかで、ネットに張り付けたりしているので、


黙ってやってても、別に気にしなくていいですよ。」


 


と言ってはいましたが、どうなんでしょか。


 


 


 


 

専門家:  yo-shi 返答済み 3 年 前.
おそらく、以下のページが「規約」に該当すると思われます。

http://www.daiken.jp/e/index.html


これを見ると、個人での利用はよいのですが、WEBサイトに貼り付けることはその範囲を超えてしまうので、やめておいたほうがよいと思います。

ただ、それは「無断」で行う場合のことで、メーカーの承諾が得られれば、もちろん問題は解決します。
使いたい素材画像と、質問者様サイトのURLを送って、「ここに使ってもよいか」と尋ねてみてもよいと思います。
企業にもよりますが、案外、了解してもらえることもあります。
(その場合、「DAIKENのWEBサイトより」のような表示をしてください、等と言われれば、それに従ってください)
ダメと言われたら、素直にあきらめましょう。

もしくは、ネットでも、自由に使ってよい、という画像が出回っていますし、素材集のようなものを購入しておくのも一案です。
yo-shiをはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
専門家:  yo-shi 返答済み 3 年 前.
評価を頂きまして、ありがとうございました。
質問者様のお力になれましたこと、うれしく思います。
またお困りのことがございましたら、ご質問くださいませ。

特許・商標・著作権 についての関連する質問