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yo-shi
yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 236
経験:  中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
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ファイル交換ソフトで音楽をダウンロードし、著作権法違反で50万円の罰金刑を受けました。その後、ジャスラックから損害賠

質問者の質問

ファイル交換ソフトで音楽をダウンロードし、著作権法違反で50万円の罰金刑を受けました。その後、ジャスラックから損害賠償請求の無配達証明郵便が届きました。いくらくらいの損害賠償金を請求されるのでしょうか
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  yo-shi 返答済み 4 年 前.
損害賠償の基本は、文字通り、原告が受けた損害を補填する額となります。
ただし、著作権侵害については、損害を認定することが難しかったり、現実の損害額だけの賠償だと後でその額を支払えばいいという「やった者勝ち」になりかねない、ということで、著作権法に特別な規定が置かれています。

(損害の額の推定等)
第百十四条  著作権者、出版権者又は著作隣接権者が故意又は過失により自己の著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為によつて作成された物を譲渡し、又はその侵害の行為を組成する公衆送信を行つたときは、その譲渡した物の数量又はその公衆送信が公衆によつて受信されること により作成された著作物若しくは実演等の複製物の数量に、著作権者等がその侵害の行為がなければ販売することができた物の単位数量当たりの利益の額を乗じて得た額を、著作権者等の当該物に係る販売その他の行為を行う能力に応じた額を超えない限度において、著作権者等が受けた損害の額とすることができる。ただし、譲渡等数量の全部又は一部に相当する数量を著作権者等が販売することができないとする事情があるときは、当該事情に相当する数量に応じた額を控除するものとする。
 著作権者、出版権者又は著作隣接権者が故意又は過失によりその著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為により利益を受けているときは、その利益の額は、当該著作権者、出版権者又は著作隣接権者が受けた損害の額と推定する。
 著作権者又は著作隣接権者は、故意又は過失によりその著作権又は著作隣接権を侵害した者に対し、その著作権又は著作隣接権の行使につき受けるべき金銭の額に相当する額を自己が受けた損害の額として、その賠償を請求することができる。
 前項の規定は、同項に規定する金額を超える損害の賠償の請求を妨げない。この場合において、著作権又は著作隣接権を侵害した者に故意又は重大な過失がなかつたときは、裁判所は、損害の賠償の額を定めるについて、これを参酌することができる。


著作権者は、この中から自分に都合のいい算定方法で、損害賠償の額を考えて、請求することができます。

ちょっとわかりにくいのですが、
まず最初は、ファイル交換ソフトの利用によって拡散した数×著作権者に入るべき1曲あたりの利益、です。
次に2は、質問者様がファイル交換ソフトの利用によって得たことになる利益の額、です。
3は、正規にライセンスすれば著作権者に入るはずだった金額、です。
4は、3で算定された額よりも多い額を請求することができる、という規定です。

これらの規定や、その他の要素を加味して、実際の請求額は決められます。

それでも損害賠償の原則は、損害を受けた者がそれによってかえって利益を得るようなものであってはならないことになっています。
従いまして、質問者様の行為がなければ、本来JASRACに入るはずだった金額が、一つの基準となるかと思われます。

具体的にいくらで請求されるかは、先方次第なので何とも言えませんが、届いた配達証明に金額が書いていないようなら、実際に裁判に入る前に届く訴状に、書かれることになります。
JASRACには当然弁護士がついているでしょうから、それを相手に質問者様個人で争うのは、極めて困難です。
今のうちに、裁判の際に力になってくれる弁護士を探して、相談しておくことをお勧めいたします。

心当たりの弁護士がなければ、自治体の無料法律相談か、法テラスをご利用ください。
http://www.houterasu.or.jp/

無料でアドバイスをもらえるはずです。

以上、ご回答いたします。
またご不明な点があれば、具体的にご指摘くださいませ。
改めてお答えいたします。

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書籍の著作権問題には特に精通しています。「著作権は怖いモノ」という意識が少しでも軽くなるお手伝いができれば、と思います。
ご質問の解決につながりましたら、評価を入力していただきますよう、お願いいたします。
質問者: 返答済み 4 年 前.


回答ありがとうございました。28日までにジャスラックへ来なさいということなのですが、そこではどんなやりとりがあるのでしょうか。

専門家:  yo-shi 返答済み 4 年 前.
あいにく、私は同様の経験がないので正確なお答えは致しかねるのですが、考えられる内容としては、提起する訴訟の内容、もしくは和解(これだけ払ってもらえば、訴訟にはせずに、これで終わりにする、という契約)などが考えられます。
和解の場合、訴訟よりも高額になるおそれはありますが、訴訟によって受けるデメリット(訴えられたという風評や、裁判に出席する労力・費用、弁護士を依頼する費用等)を避けられる、という長所もあります。

ただ、相手はJASRACというしっかりした団体なので、今後問題になるようなむちゃくちゃな話しは出てこないと思います。

焦らず、相手の言うことを鵜呑みにせず、ご自分の主張すべきことは主張なされたほうが、よいでしょう。

以上、ご回答いたします。
質問者: 返答済み 4 年 前.


すみません 

続きの質問は、ジャスラックは和解を飛び越えて、いきなり訴訟をかけてくるという可能性はあるのでしょうか。サラリーマンの私としてはこのことが大変不安なのです。

専門家:  yo-shi 返答済み 4 年 前.
訴訟を起こすこと自体は、憲法で認められた権利ですので、それを止めることはできません。
ただし、訴訟にはそれなりの費用がかかるので、起こさなくていいなら起こしたくないと思います。

そこで、JASRACに行った際、相応の金額を支払うので訴訟にはしないように話をするのも一つの方法です。

あまり時間もありませんが、質問者様の側でも弁護士を依頼して、同席してもらうのもいいと思います。
和解というのも、れっきとした法的行為で、そのやり方次第で有利にも不利にもなるからです。
ですので、和解の話があったとしても、その場で即決せず、弁護士のアドバイスを仰いで、よりよい形で決着させることをお勧めします。
yo-shiをはじめその他名の特許・商標・著作権カテゴリの専門家が質問受付中
専門家:  yo-shi 返答済み 4 年 前.
評価を頂きまして、ありがとうございました。

先ほどはご質問と回答と入れ違いで、失礼いたしました。
サラリーマンでいらっしゃるとのことですので、会社に知られると、あまりよくないこともおありでしょう。
それならばなおさら、お金がかかっても、弁護士を早めに依頼して、訴訟を避ける方法を検討されたほうがよいのではないかと思いました。

質問者様にも、守られるべき権利は、確実にあるのです。
決して焦らず、よりよい決着を応援しております。

またお困りのことがございましたら、ご質問くださいませ。

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