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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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インターネット放送(ポッドキャスト)で放送されている物から、「あいづち』等の内容のない短い音声を転用して、美術作品と

解決済みの質問:

インターネット放送(ポッドキャスト)で放送されている物から、「あいづち』等の内容のない短い音声を転用して、美術作品として発表することは可能ですか?
(発表は期間限定の小規模な展覧会のみです)
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 知的財産権を専門とする弁理士です。

 結論から申しますと、著作権侵害には当たらないと思われます。

 著作権法によって保護されるためには「著作物」でなければなりません。

 著作権法上の著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」をいいます(著作権法2条1項1号)。

 「思想又は感情」でなければならないわけですので、単なる事実の羅列やデータなどは除外されます。

 また、「創作性」を必要としますので、模倣ではなく、著作者の何らかの個性が現れていなければなりません。

 ご質問にありますような「あいづち」などに、思想又は感情がありるとはいえず、また創作性、すなわち、個性が表されているとは考えにくいです。

 もちろん、文章の短いものであっても、俳句のように思想や感情が創作的に表現されているものもありますから、短いものであるということのみで、著作物でないと判断することはできません。

 しかし、この事例に参考となる判例において「言語から構成される作品において、ごく短いものであったり、表現形式に制約があるため、他の表現が想定できない場合や、表現が平凡でかつありふれたものである場合には、筆者の個性が現れていないものとして、創作的な表現ではない」と判示されています(「古文単語語呂合わせ事件」東京地裁平成11.1.25、「ラストメッセージin最終号事件」東京地裁平成7.12.18)

 この判例から判断しても「あいづち」などには創作性が認められず、著作物には該当しないと思われます。

 したがいまして、「あいづち」などを利用しても、著作権侵害にはならないと思われます。

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