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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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どこに相談してよいか悩みこちらへお願いすることにしました。よろしくお願いいたします。私は現在ヨガ教室を主宰してい

解決済みの質問:

どこに相談してよいか悩みこちらへお願いすることにしました。よろしくお願いいたします。 私は現在ヨガ教室を主宰しています。小さなサークル延長の教室です。そこで、ルーシーダットンというタイの健康法もお伝えしているのですが、一人のお客に、自宅サロンのメニューに増やしたいので、教えてほしいといわれました。私自身、県外で習い資格を取得し、ヨガ、フィットネスを長年指導してきた中で、作り上げたノウハウを組み込んでおり、他の協会と若干違う部分もありますし、資格をあげえらる立場ではありません。ただ、教室(シャーラヨガ)独自の内部資格で、サロンでのメニューのひとつというのであれば、教えられないことはないと伝えました。ブランド名にこだわらず、また、ライバル関係にならないよう協力いただけるのなら、教えますということで、納得され、ノウハウをお伝えしたのです。 養成が終わり、彼女は、イベントをしたいので、ノウハウも分からないのでシャーラヨガ主催でやってほしいと 要望がありました。やる気を買い、仲間に手伝っていただきイベントをやることとしました。 話が進むとおかしなことに、こちらの主催ではなく、彼女のサロン主催でこちらが、お手伝いの逆立場で何のメリットも無いイベントととなり、手伝ってくれた方との折り合いも悪くなってしまいました。それをもとに、彼女は教室をやめました。 何度か話す中で下記を伝えてきました。 ①内部の資格であること。(外部使用は不可・無 免許) ②料金設定は営業妨害にならないよう・価値を下げないこと ③シャーラヨガ・魂のネーミングを使用し行うこと そして、最後の日、(今どこかにやってしまったのですが・・・) シャーラヨガ、魂ルーシーダットンの発展に協力できる方に認定、(修了証書)し 営業妨害行為があった場合は剥奪もある とういった内容に記載いただき、納得されて登録料として1万と一緒にうけとりました。 安心した矢先、値段は¥500で拡散し、先日はイベントをやられておりました。 勿論、シャーラヨガ、魂のネーミングは使わず、もはや自分のものとして拡散されているのです。 個人の感情といわれてはそれまでですが、私は、長年こつこつ、積み上げてきて、自分のスタイルはこれだ! とうもの(目には見えませんが)指導法や、考え方、体感したこと、経験したことを踏まえ、独自のものとし、 魂をつけました。大手の協会の内容と基本は変わりません。ただ、指導法、もっと深い部分などまで 細かく、資料にして一緒に作ったのです。 いわば、宝であり、子供であり、の部分を、自分野茂のように・・・ そして、なにより、まだ、大勢に教えた経験がないままイベント?をしたり、そのあたりの本の内容を(他のエクササイズなど)パクリ、習ってもないようなものを 分かったように拡散しかねません。(たぶんやっています) 教えていない骨盤を閉めるもの?などをやられたとブログにアップしていたので、怖くなりました。 自由にやりたいという彼女の意見がありますが、自由にやるにも、基本ルールやマナーはあると思うのです。 人に伝える、体について携わる側として、一番中途半端にやられるのが溜まりません。コンセプトととして そういううわべでの拡散はしないでほしい思いもつたえているのですが・・・ ネーミングを使っていないこと。料金設定を含み、内部資格を勝手に外部で使用(シャーラヨガのノウハウ) をどうしたらわかっていただけるのでしょうか? わたしには、仲間がいません。彼女は素人の仲間が応援しているのか、拡散率だけはよいのです。 個人でやっている教室ですし、変なうわさをされても営業できなくなる怖さもあり、何も出来ず、ストレスで 日常も何もやる気がおきなくなってしまいました。やっと立ち上げたスタジオです。 小さなことかもわかりませんが、私にとってはとても重要なことでもあり、どうにか、この案件を伝えたいのです。 私が間違っているのでしょうか?口頭でも効力があることや、知的財産権とうものもしりましたが、そういったものをしっかりまとめて伝え、なぜ駄目なのか?納得していただく方法があったら教えて下さい。 どうかよろしくお願いいたします。(なにから話してよいか、支離滅裂で申し訳ありません><) ミウラ

投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

-もう少し詳しく状況を説明していただけませんか。
 知的財産権を専門とする弁理士です。

 ご質問にお答えする前にご質問内容を整理したいのですが、

 質問者様を「甲」とし、教えた相手であるいわゆる彼女を「乙」として、情報をリクエストします。

 ①まず、甲が乙に教えたものは、ルーシダットンというタイの健康法を取り入れたヨガ(ヨガの方法、ヨガの動作)ということでしょうか?

 ②甲が乙に教えたとするヨガは、甲が県外で習って資格を取得したヨガに、タイの健康法やフィットネスを取り入れて甲が独自に作り上げたものなのでしょうか?すなわち、最初に甲が県外で習ったヨガは、甲以外の他者が創作したヨガということだと思われるのですが、そのヨガの資格を取得した後に甲がその取得したヨガに改良を加えたものを甲が創作したというように考えてよろしいのでしょうか?

 ③甲が乙に教えたヨガを乙が使用するに当たって、(ⅰ)内部の資格であり、外部使用は不可であること、(ⅱ)乙が第三者にヨガを教えるに際し、営業妨害とならないよう料金設定は価値を下げないこと、(ⅲ)乙が教 えてもらったヨガを用いて営業をするにあたっては、「シャーラヨガ・魂」のネーミングを使用すること、という3つの契約を登録という形で交わしているというこですか?また、内部の資格であり、外部使用は不可とは、具体的にどのような意味でしょうか?さらに、料金設定は価値を下げないとは、著しく安い料金設定は禁止するという意味でしょうか?具体的金額などは明記されているのでしょうか?

要するに、乙との契約内容をもう少し具体的に知りたいのですが?

 ④そして、乙が上述した甲との契約に違反しているということだと思われますが、その違反と思われる行為として、(ⅰ)乙が契約した料金設定より安い金額(500円)で拡散している、すなわち、教えている、(ⅱ)ヨガを教えるに際して、契約に反し「シャーラヨガ・魂」もネーミングを使用していない、(ⅲ)その他何か違反行為があるのか?

 要するに甲と乙がどのような契約を結び、そして乙がどのような契約違反をしているのかということです。

 契約違反であれば債務不履行の損害賠償請求が可能となります(民法415条)。また、甲のヨガが独創r的なものであれば、その振り付けに著作権が生じます。また、ノウハウ本があれば、それにも著作権が生じます。そのため、無断で、営業目的でヨガを利用すると著作権侵害となります。

質問者: 返答済み 4 年 前.

 


回答ありがとうございます。長くなります。


①甲が乙に教えたのは、ルーシーダットンというタイの健康法エクササイズです。(ヨガに似ていますが別物です。)


②甲が、県外で取得した資格は【ルーシーダットン】そのものです。甲は、他のエクササイズ(フィットネス全般)やヨガの資格も別枠で習得しています。甲がお伝えしているものは、基本はルーシーダットンです。協会によってポーズの名前も違います。大手の協会や団体の基本のものと大きく変わるとそれはルーシーダットンではなくなるので、それはしていません。基本の上に独自性をのせたものです。


1、分かりやすいポーズ名をつけました。


2、指導法(ノウハウ)・・経験上感じたことを指導に生かしてお伝えしています。これは乙が、協力体制がとれるということで、乙へお伝えしてしまいました。


他の協会やマニュアルにはない、私個人が、こうすると効果的、効くという部分をこと細かくマニュアルとしました。加工は乙に頼んで作成しました。(協力という部分で疑わずいたので・・・)勿論、その中で独自性(オリジナル)な部分はでてきます。形ではないので難しいでしょうか?仕事上、ここはネタであり、宝です。ここで指導に差が出たりもします。


3、3つの契約については、交わしたというのか、口頭なのですが、何度か話が見え隠れし、お話の際都度、お伝えしてきたことです。


内部の資格とは、たとえば、●●スポーツクラブの資格は●●スポーツクラブまたは、提携でしか使えない資格。他のクラブや施設では使えない、企業内で発行しているようなものです。また、Aというライセンスは、提携店でのみ使用でき、提携店をやめた場合、資格はなくなるといった類です。


私個人の認定なので、シャーラヨガ内で、または、個人でやる場合は自宅サロンまでで(目が届く範囲)、指導範囲内での使用許可です。


資格が無くても法には触れない仕事かもしれませんが、インストラクターはみな、資格を取り、勉強しお客様に提供しています。乙は、ただ、デモンストレーションが出来るようになり、甲のノウハウをいれた指導法を伝えたことで


指導にすこし幅がでたという範囲です。乙の言っていることは完全コピーで


あり、また、安易なマニュアルのパクリでしかありません。


その状態での指導は、なにかあったら責任はとれません。結局教えたのは甲になるので、指導の行き届く範囲としています。乙のようなタイプが一番危険なのです。何でも出来ると、医師まがいなことを言いかねない。それも注意してはいますが、行動が伴っていません。(教えていない骨盤を閉めるというものをイベントでやったとか><) インストラクターも必死に勉強してやっているのです。安易に本を見てパクリでお金を取るのは、いくら法に触れないからと言って許されないという意味から、甲は内部資格としています。


特に、ルーシーダットンは初級コースのみです。


そして、大手の団体や協会のルーシーダットンと 区別するために(お客が混乱しないために)魂とういネーミングを、使用すること。(他の団体の教え方、伝え方、ポーズ名、コンセプト)がそれぞれ違うので、それを区別するため、他の団体や協会から聞かれても説明つくように、ネーミングに一文字加えています。基本はかわらないのですが、シャーラ以外でやられる場合にはこのような理由から、他と区別つけるためネーミングを使用してくださいとお願いしています。


シャーラヨガの魂ルーシーダットンであり、乙のものではない!ということを


強く要求したいです。


外部とは、その逆で、お約束した場所以外での指導です。保健指導、クラブ、サークル、イベントなど公での使用はもちろんできません。個人ですので。もし希望の場合はスキルアップをしてくださいということと、相談して下さいということをお伝えしています。(忘れているようですが。)


そもそも、自宅サロンのメニューのひとつという範囲でやるということでなければ、教えていないのです。


なので、外部の話はありえないのですが。。。


金額は、乙がサークルをしたいと言 ったときに、お話をし、(勿論すぐ出来るわけではないのですが、本人はその気だったようです。)同業者も沢山いるので、(インストラクター業)他の方やシャーラヨガ含め、バランスをとって設定をすること。縦横の関係性も、相場もあるということは、参考までにお伝えしました。協力体制であれば、こちらで設定しキャリアに応じてと考えていましたが、個人でとの意向になっていたので、(その時点でアウトだったのでしょうね)それをされますと、甲のスタジオでは、90分 ¥3000 乙のサロンでは 60分 ¥500


では、どう考えても・・同じメニューでそれはやめてほしいということです。


甲のところで習い、いわば、のれんわけのようなもの。勝手に値段を下げて価値を下げられるのは今までのものが水の泡・・なのです。安いほうへお客が行くのも、それ自体が営業妨害と受け止めていますので、そうお伝えもしました。


具体的な値段までは決めていませんが、自宅サロンでやるとのお話だったので、そこを踏まえて自分自由に設定してみて下さいとお伝えしました。


私が、そこまで考えてあげるほど乙には価値がなかったので、そうお伝えしたのですが、まずかったのでしょうか?自由だけがクローズアップされてます。


 


最後に、協力いただける方((シャーラヨガ、魂シリーズ)を広げてくれる方)


を対象に認定をしていること。著しく品質を落とすような行為?など


営業妨害行為や迷惑行為があった場合は、剥奪もありえること。


は著名捺印いただだき、このときもお話も一緒にさせていただきました。(その用紙が現在みあたらないのですが><)


契約、お約束、こちらの示す協力などについて細かくいうならば、


①相互協力できる方に、養成コース開講及び認定をしていること。


②シャーラヨガ、魂のネーミングを使用し指導すること。


③料金設定など含む、客とり、勧誘など営業妨害行為と見受けられるものをしないこと


(②③などを含み相互協力といっています。)


④コンセプト、理念を理解しているかたに提供していること


(安易に本などをみて取り入れるのでなく、きちんと体感し、実践した上でお伝えすることを勧めています。)


 


そして、振り付けではありませんが、指導のノウハウをマニュアルにしています。尚、それは乙がデータを持っていると思われます。(データ化をお願いしたので。こちらにはありません。資料は甲が作成し、打ち込み及び写真のアップは乙にお願いしたものがあります。そのほか養成の資料あり)


・養成コースをするときの条件


①シャーラヨガ、魂ルーシーダットンを広げること。


②自宅サロンでの使用ということ


③協力できるのであればということ


全て条件違反です。


養成が終わってから


サークルやイベントがしたいと言う様になり、話が食い違っており、疑問をもちました。養成が終わればこっちのもの?という態度が伝わってきました。


メンバーさんでもあったので、当たり障り無くせっしていましたが、だんだんおかしなことに・・。なので、立場が逆になっていないか?イベントなどお願いしてきて、勝手にことを進めることや仕切り始まったこと、イベントの意味


など、つど注意をしてきました。サークルについてもはっきりと、一緒にやっていくスタンスであればの話であり、初級の養成コースを修了しただけでは出来ないとお伝えしました。他人の体を扱う、指導するものです。私は解剖学などまではお伝えしていません。何かあっても責任は負えませんし、インストラクターも周囲におり、みなさん暗黙の?マナーやルールを守って、他人に迷惑をかけないように自分のレッスンをおこなっています。乙はそれをわずらわしいと、勝手にやりたい放題しているのですが、


資格は、シャーラヨガ独自で発行したものであり、よって、それ以外の場所では使用されるのであれば、活動を個人ではなくしてもらうこと。また、お約束を厳守いただきたいのです。


初めから勝手にやりたいのであれば、私に頼まずに、他の大手で習いなおせばよいことであり、こちらで学んだのであれば、こちらとのお約束の上で


それを生かすこと。それができないのであれば、剥奪だということ。


養成コースを受けるときの約束を違反している時点で


剥奪であること。などを理解していただき、今後気をつけるなり、営業しないなりの対応をしてもらえるようしたいのです。


私のルーシーダットン、只今絶賛発売中のような書き込みも


もう、自分のものとして、いるように感じるのです。


外部での活動について: 公共の施設や対象者に指導できるほど乙は経験がありません。大勢の前でやった経験がまだないのです。


シャーラヨガ内で、一緒に活動できるのであれば、どちらかが具合悪いときなども協力体制でお願いできる方も必要ですし、広めるために養成をし、仲間を増やしていく意味あいで養成を請け負っていたので、養成を終えた時点で、


協力せずは、あまりにも身勝手な行為に感じています。


 


習う前は教えてほしいと、それでいいですと納得し


教え終わったら、知りません


注意をするとめんどくさい自由にしたいとやめていかれ


 


教え損では済まず、こちらの本体が危ういです。


とにかく、あなたのものではないという、そして品質を保つということ


勝手な行為で変なものを拡散しないでほしい。イベントなど外部では


行えないという認識を持っていただきたいです。難しいでしょうか?


相談する類ではないのでしょうか?


一人ではいい加減考えがまとまらず、ずっと数ヶ月こればかりを考えて


他が手につかない状態です。本当に誰かに助けてほしいのです。


よろしくお願いいたします。


 


どう伝えると良いのか難しく、長文になってしまいもうしわけございません。


いかがでしょうか?ためすぎてまとまりが無いかもしれません><

専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

長文なので、多少お時間をいただきます。

専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 お待たせしまして申し訳ありませんでした。

 文面を読む限り甲が乙に対して大変憤りをお持ちであることは理解できました。

 しかしここでは、ひとまず、その憤りを抑えていただきまして、法的な視点からご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。

 なお、私は、知的財産権を専門としておりますので、その方面からのアプローチを中心にお答えしたいと思います。


 (1)まず、甲が著作権を所有していれば、その著作権に基づき乙を訴えることができます。

 著作権を取得するためには著作物を創作する必要があります。本事案の場合ですと、エクササイズの「振り付け・動作」及びご指導方法の「マニュアル」が著作物の対象になると思われます。


 (2)甲のルーシーダットンは、県外の大手の協会・団体のものと基本的に変わらないということですので、その振り付け・動作についてはその協会・団体が著作権を有していると思われます。協会・団体のエクササイズに甲が独自の振り付けを加えたり、改良したりして、甲のルーシーダットンから協会・団体のエクササイズを直接想起させないほどの変形されていない限り、甲のルーシーダットンには創作性が認められず、その著作物は以前、協会・団体のものということになるからです。


 (3)一方、マニュアルについてですが、甲の指導方法には協会・団体と異なる独創的な指導方法が採用されておられるようですので、その指導方法、ノウハウを表現したマニュアルについてであれば、著作物となりえます。

 著作権の保護対象である著作物は、「創作的・独創的」な「表現」であることが必要です(著作権法(以下「著」とします)2条1項1号)。そのため、ノウハウという無形的なものは保護されず、そのノウハウを具体的に表現したマニュアル本ないしDVDなどで表現したものが保護対象となります。

 ご質問には、そのマニュアルの作成について乙も打ち込み及び写真のアップに関与しているとありますが、乙は甲の単なる手足として指示に従ったのみであるならば、そのマニュアルは実質的には甲のみが作成されたと同じことになりますので、マニュアルの著作権は甲にのみ発生します。

 しかし、その写真のアップに関して、どのような写真を掲載するかといった選択や、どの位置に掲載するかなどについて独創性を必要とするものであり、それを乙が行ったような、マニュアルの作成に当たって乙も実質的に関与したと認められる場合には、そのようなマニュアルの著作権は甲と乙の共同著作物となり、共有の著作権となります。

 したがいまして、マニュアルの創作に際しての乙の関与の程度次第で、甲単独か又は乙との共有となるかの違いが出てきます。

 そして、甲単独の著作権の場合であれば、私的使用の目的とする場合を除いて、乙がそのマニュアルを複製したり、譲渡したり、貸与したりする行為は、甲の著作権の侵害となり(著21条、26条の2、26条の3等)、甲は乙に対して差止請求(著112条)や損害賠償請求(民法709条)などを行うことができます。


 (4)その他、知的財産法で考えられますのは、不正競争防止法に基づく訴えです。そのためには、甲のオリジナルの指導方法が秘密として管理されているなどの営業秘密であって、乙がその営業秘密を窃取、詐欺、強迫などの不正手段により取得したことが必要となります(不正競争防止法2条1項、6項)。

 そのため、今回のケースでは、甲の指導方法が営業秘密に該当しない可能性があり、また、たとえ、営業秘密に該当していたとしても、乙は甲から正当に指導方法を得ているので(使用の仕方は契約に反しているものの、ノウハウの取得という点においては問題なし)、乙に不正競争防止法でいうところの不正取得手段があったとはいい難いため、不正競争防止法の適用はできないと考えられます。

 以上が、知的財産権の観点からのご説明です。


 これ以降は、知的財産権とは関係のない一般法のご説明となります。私の専門範囲外ですので、参考程度に留めておいていただければと思います。

 (A)エクササイズを他人に指導するに際して法律的に定められた資格を必要とするというのであれば、その資格を持たない、又は資格はあるが現在ある資格の範囲を超えて、乙が第三者に指導する行為は違法となりえますが、そのような資格がなくても法的には指導できるというのであれば乙の行為に違法性はないということになります。ご質問内容からして、後者のように思われます。


 (B)一方、甲と乙との間には①外部使用の禁止、②「シャーラヨガ・魂」のネーミング使用、③営業妨害となるような不当に低廉な価格設定は行わないこと、について契約が結ばれています。契約は口頭でも成立します。

この契約が公序良俗に反しない限り有効に存続します。

 これらの契約内容は、お客様にご迷惑をおかけしないためや、協会・団体との出所混同を防止する等のために定められたものであり、有効に存続していると思われます。

 乙は自宅サロンの範囲を超えて指導しており、当該ネーミングも使用していないため、契約違反であり、債務の不履行として違法性があると思われます(民法415条)。

 (C)また、エクササイズを他人に教えるのに法律上、特定の資格を必要としない場合であっても、乙が資格を持っているかのように他人を誤認させ、他人も乙がインストラクターの資格持っていると誤認し、その他誤認してもおかしくないような状況を作って、乙が指導している場合は、不当景品類及び不当表示防止法に基づく申告ができると思われます。
 この法律は独占禁止法の特別法という位置づけであり、「商品及び役務の取引に関する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止について定めることにより、一般消費者の利益を保護すること」を目的としています。

 そのため、何人による申告でも消費者庁長官及び都道府県知事が調査し、差止等の措置命令等を出して保護するものです。

 ただし、これは甲と乙との関係というよりも、乙とその顧客との関係において、顧客を保護するためのものということになります。

 また、金銭による賠償はなく、表示行為の差止などに限られます。


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