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yo-shi
yo-shi, 一級知的財産管理技能士(コンテンツ専門業務)
カテゴリ: 特許・商標・著作権
満足したユーザー: 235
経験:  中央大学法学部・文学部卒業。出版社にて校正・編集業務に10年以上従事。書籍の著作権問題に詳しい。
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1【映像の著作権、肖像権について】

質問者の質問

 


とある町での無料で公開されているイベントを撮影して編集したDVDを、欲しいという方に譲渡したいと思ってます。 撮影編集は個人での作業です。欲しいという方は私の個人的つきあい以外の方も含みます。 数人になるかもしれませんし数十人になるかもしれません。


儲けは考えていませんが、DVD代やケース代などの実費は頂きたいと思っています。 といっても完全に実費のみで計算すると数円単位となるので数百円は上乗せしてキリのいい値段にしたいと考えてます。 そこで質問ですが


無料で公開されているイベントの映像で収入を得ることになるので法律にふれないでしょうか?


もし実費は頂いても大丈夫という場合、どの程度までお金を頂いても良いのでしょうか?


お金を出してくれた方に収支報告ができないと、どれだけ実費がかかったか分からない、ということで 詐欺になってしまいますか? またお金を出してくれた方から収支報告や値段の正当性を求められたら必ず行わないと駄目なのでしょうか?


 


DVDは一般家庭での私的視聴に限っていますが イベントに参加されている方はプロではなく一般の方達です このかたを映像におさめても肖像権の侵害にはならないでしょうか? また「一般家庭での私的視聴」とはどの範囲までを指すのでしょうか?


イベントを撮影編集してDVDにすることは主催者に対して著作権の侵害になるのでしょうか?


以上、宜しくお願いします。

投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  yo-shi 返答済み 4 年 前.
はじめまして。

イベントを撮影したDVDを誰かに配付する場合、その「イベント自体」ではなく、「イベントで行われた演奏や劇等のパフォーマンス」が著作物となり、著作権等が問題になってきます。

それでも、家庭内又はそれに準じる範囲であれば、配付しても基本的に問題は生じないと考えてよいと思います。
(録画禁止等の注意書きがあれば、別ですが)
そのことを「「一般家庭での私的視聴」とおっしゃっていると思います。

この範囲とは、家族や、ごく限られた友人・知人を指します。
そうしますと、ご質問のケースでは、「個人的なつきあい以外の、数十人」に配付することは、注意が必要です。
有料でも、無料でも、同じです。

「個人的なつきあい以外の、数十人」に配付したいとお考えの場合は、うつっている映像に収録されている著作物の著作権、演奏したり踊ったりしている著作隣接権、その他うつっている人たちの肖像権等に配慮する必要があります。
具体的にどうすればよいかというと、これは主催者に問い合わせてみるのがいちばん早く、確実です。
主催者から、各権利者に、「このDVDを販売してもよいか」と確認してもらうのがよいと思います。
(主催者は、通常、権利者ではありませんので、実際の権利者に確認する必要があるのです)

では、個人的につきあいのある、ごく限られた数人に配付する場合はどうか、を検討してみます。

ご質問の

「無料で公開されているイベントの映像で収入を得ることになるので法律にふれないでしょうか?」

については、イベント側で撮影禁止にしていないかぎり、このこと自体は問題ありません。


また、

「もし実費は頂いても大丈夫という場合、どの程度までお金を頂いても良いのでしょうか?」

については、相手との話し合い次第ですので、上限はありません。

 

「お金を出してくれた方に収支報告ができないと、どれだけ実費がかかったか分からない、ということで 詐欺になってしまいますか? またお金を出してくれた方から収支報告や値段の正当性を求められたら必ず行わないと駄目なのでしょうか?」
については、詐欺ではありません。
法律上行わなければならないというものではなく、相手との人間関係で、どういう約束をするか、です。
相手が個人的な友人・知人なら、そこまで厳密に言われることもあまりないのではないでしょうか。
自分の持ち物を相手にあげる時、または少額で譲る時、
「この品をいくらで入手して、いくらの利益を上げているのか、書面で渡せ」
という友人は、ふつう、考えにくいですよね。

最後に、「実費」には、DVD代、作業にかかる電気代等の他に、労力をかけた手間賃も含めてもおかしくないと思います。

ですので数円は安すぎ、数百円でも実費と考えてよいのではないでしょうか。


以上、お答えといたします。
こちらで状況を推察しながら返答を書きましたので、状況に合わないところがあれば、またおっしゃってください。
よろしくお願いいたします。

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主に校正を仕事としてきたため、書籍の著作権問題には特に精通しています。「著作権は怖いモノ」という意識が少しでも軽くなるお手伝いができれば、と思います。

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