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カテゴリ: 特許・商標・著作権
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現在、いわゆる読み物系と呼ばれるゲームを制作しております。文章を読み進めながら遊ぶものです。 文中に、実際の映画作

解決済みの質問:

現在、いわゆる読み物系と呼ばれるゲームを制作しております。文章を読み進めながら遊ぶものです。
文中に、実際の映画作品の名称や、ストーリーの概説を登場させることは問題になるのでしょうか?
映画の名称は著作権に触れないという話を聞いた記憶もあるのですが、判断がつかなくて困っております。
投稿: 4 年 前.
カテゴリ: 特許・商標・著作権
専門家:  patent777 返答済み 4 年 前.

 知的財産権を専門とする弁理士です。

 映画の名称や既に質問者様以外の者が作成したストーリーの概説が、著作物に該当するのであれば、それらを文中に使用(複製)することは著作権の侵害となります。反対解釈として、それらが著作物に該当しないのであれば著作権の侵害とはならず、権利者の諸諾なく利用できることとなります。

 ここに著作物とは、「思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」をいいます(著作権法(以下「著」とします)2条1項1号)。

 映画作品の名称につきましては、単に映画の内容を示すものであったり、極めて短いものであったりするものが多いため、映画の名称それ自体は著作物性の要件を満たさない場合が圧倒的に多いと思われます。

 ただし、映画のタイトルだからといって一律に著作物性が否定されるというのではなく、映画のタイトルのような短い文には、「思想又は感情が創作的に表現される」といったことが希であるからであり、短い文であっても思想又は感情が創作的に表現されているものがあれば、著作物性は認められることになります。

 しかし、実際問題として、ケースバイケースで判断されるにしても、映画の名称に思想や感情が創作的に表現されていると判断されるものはほとんどないといってもいいのではないでしょうか。

 そのため、一般的には映画の名称を使用しても問題にはならないと思われます。

 次にストーリーの概説ですが、質問者様がご自分で概説を創作したものをご使用になる場合は、著作権の侵害とはなりません。その概説は質問者様の著作物となり、質問者様に著作権等が生じます。

 侵害となる場合とは、他人がすでに作成したストーリーの概説が存在し、質問者様がその他人の概説に「依拠」して、「同一内容」の又は「類似内容」の概説を創作し、その創作したものを文中に使用する場合には、複製となり(著2条1項15号)、著作権のうち複製権の侵害となります(著21条)。

 すなわち、他人の模倣でなければ使用しても問題となることはありません。

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